お勧めポートレート用レンズ
(ボケ易い単焦点レンズのベスト15)

2015/4: 初版
2017/2: 更新
2018/2: 更新

目次



  1. はじめに
  2. ボケ量計算結果
  3. ボケ量の比較
  4. 第1位:200mm F2.0
  5. 第0位:200mm F1.8
  6. 第2位:105mm F1.4
  7. 第3位:85mm F1.2
  8. 第4位:300mm F2.8
  9. 第5位:135mm F1.8
  10. 第6位:85mm F1.4
  11. 第7位:135mm F2.0
  12. 第8位:200mm F2.8
  13. 第8.1位:70-200mm F2.8
  14. 第9位:180mm F2.8
  15. 第10位:55mm F1.2
  16. 第11位:85mm F1.8
  17. 第12位:50mm F1.2
  18. 第12.5位:56mm F1.2 (APS-C)
  19. 第13位:50mm F1.4
  20. 第14位:50mm F1.8
  21. 第15位:35mm F1.4
  22. お勧めポートレンズ
  23. まとめ


1. はじめに


何でもかんでも背景をぼかせば良いというものではないでしょうが、背景がボケたポートレートはやはり魅力的です。

特に被写体が女性の場合、その魅力を一層引き立ててくれます。


例えば上の写真の様に背景がボケてくれると、奥行きを感じながらも、モデルの清爽な雰囲気を浮き上がらせてくれます。

これが背景がくっきり写った写真ですと、真夏の路上で撮った単なるスナップ写真になるかもしれません。

最近のスマートフォンでも、カメラの画素数は既に1200万画素にも達しており、PCのモニターや4Kモニター(830万画素)で見ても精細性(解像度)の面から言えば申し分ないレベルです。

しかしながら、スマートフォンのカメラにおいては、撮像素子は小さく(フルサイズカメラの1/30の大きさ)、それ故レンズの口径も小さく、なお且つ広角系レンズを採用している事から、光量に余裕のある日中に撮影すると(更に絞り込まれ)遠近までしっかりピントがあってしまい、次の写真の様にモデルの背景を徹底的にボカスことなど殆ど不可能です。


更に上の写真の場合、逆光による髪の輝きと、路面からの反射光による均一な光とも相まって、モデルの自然な表情が醸し出されています。

また専用アプリ(デジタル処理)を使って擬似的なボケ効果を作り出す事も可能ですが、下の写真の様に人物の範囲内でボケを作る事は極めて困難です。


上の写真をよく見ると、前髪と右の瞳と唇以外は、微妙にボケているのがお分かり頂けますでしょうか?

そうなる事で、単に柔らかさだけでなく、精緻な美しさも感じられます。

となったら、ボケ効果が期待できる撮像素子が大きなフルサイズの一眼カメラを買って、明るくて望遠系の単焦点レンズを使えば良いのは分かってはいるものの、その中でどのレンズが一番ボケるかは今一つ良く分かりません。

例えば135mm F1.8のレンズと85mm F1.2では、同じ大きさでモデルを撮った場合、どちらの背景が大きくボケるのでしょうか?

   
       Sonnar T* 135mm F1.8 ZA(15万円)  Canon EF 85mm F1.2L(19万円)  

また最近(2016/8)ニコンから発表された105mm F1.4レンズのボケ量は、どの程度なのでしょう?


AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED(20万円)

さらに高価過ぎて手も足も出ませんが、200mm F2.0と300mm F2.8ではどちらがボケるのでしょう。

  
Canon EF200mm F2L(72万円)   Canon EF300mm F2.8L(57万円)

そして価格の割に、背景がボケ易いレンズはどれなのでしょう。

恐らくですが、yahoo知恵袋でそんな質問をすれば、”どれも良いレンズです、ご自分で撮り比べて感性に有ったのがその応えです”、と何だか良く分からないしたり顔の回答がトップに出るのでしょう。

ですが本書は違います。

本書ではフルサイズ対応レンズのボケ量を計算で求め、ボケ易いレンズを定量的に(数値で)ランク付けしてみました。

数値で抑えれば、感覚的ではない正確なランク付けが可能です。

そして最後に、本書お勧めのポートレート用のレンズをご紹介すると共に、上の3枚の写真はどんなカメラにどんなレンズを付けて撮影したかをお伝えしたいと思います。

またフルサイズと比べるとボケ難いと言われている小サイズ撮像素子(APS-C及びマイクロフォーサーズシステム)用の明るい単焦点レンズは、どこにランクインするかについても、その場になったらお伝えしたいと思います。

興味のある方は是非ご覧下さい。




1. はじめに

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2. ボケ量計算結果



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