綺麗に撮れるデジカメ選び(実践編)



目次


【デジタルカメラ分類チャート】

特徴 撮像素子 カメラ構成 メーカー
ボケ易い










ボケ難い
フルサイズ
(100%)
1: 一眼レフ Nikon, Canon, Sony, Pentax
2: ミラーレス Sony
3: コンパクト Sony
APS-Cサイズ
(43-38%)
4: 一眼レフ Canon, Nikon, Pentax, Sony, Sigma,
5: ミラーレス Sony, Fuji, Canon, Ricoh, Sigma
6: コンパクト Sigma, Fuji, Ricoh, Nikon
4/3サイズ
(26%)
7: 一眼レフ Olympus
8: ミラーレス Olympus, Panasonic
9: コンパクト Panasonic
その他サイズ
(14%以下)
10: 一眼レフ N/A
11: ミラーレス Nikon, Pentax
12: コンパクト Many


4: APS-Cサイズ対応一眼レフ


APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラを発売しているのは、国内ではペンタックス、ニコン、ソニー、キヤノンの4社になります。

ご存じかもしれませんが、APS-Cサイズは元々はカートリッジ式のフィルムのサイズから来ていて本来なのですが、撮像素子になると若干小型の物( or 22.2mmx14.8mm)が使われています。

   
APS-Cサイズフィルムの大きさ

もう少し詳しく述べますと、APS-Cサイズ撮像素子の大きさは以下の2種類あります。

撮像素子 サイズ 採用会社 比率 比率
フルサイズ 36mmx24mm キヤノン、ニコン、ソニー 100% 235%
APS-C(大) 25.1mmx16.7mm ニコン、ペンタックス、ソニー、シグマ 43% 100%
APS-C(小) 23.6mmx15.6mm キヤノン 38% 89%

中でもキヤノンは、他社より1割以上も小さな撮像素子を使っていますので、他社よりコスト的にも性能的にも作り易い条件にあると言えます。

これを100m競争に例えるならば、他社は100m走っていながら、キヤノンだけ89m走ってタイムを競っている様なものなのです。

キヤノンのAPS-Cサイズ機は、他社のAPS-Cサイズ機よりも基本性能が11%も劣っている事を忘れてはなりません。

ついでに言っておきますと、他社のAPS-Cサイズ対応レンズは自社のフルサイズ対応デジタル一眼レフにも装着できるのですが、キヤノンのみ(楽に小型化と広角ズーム化を実現するために)できない仕様になっています。

いずれにしろこれらの機種の最大の特徴は、フルサイズ対応機種より安価である事、及びフルサイズ対応の豊富な交換レンズがレンズアダプター無しに使える事です。

なおペンタックス、ニコン、キヤノンが光学式ファインダーを踏襲しているのに対して、ソニーはデジタル一眼レフカメラでありながらも電子式ビューファインダーを搭載しているのが興味深い所です。

またこの中でどこが一番この分野に力を入れているかと言えば、間違いなくペンタックスになります。

と言いながら、先ずは売れ筋のキヤノンから見ていきましょう。


キヤノン


キヤノンのフルサイズ機は5機種であったのに対して、APS-Cサイズ機は7機種もラインアップしています。

その内、これからお伝えする数字シリーズがハイアマチュア用で、下段のKissシリーズがエントリーモデルの扱いになっています。

EOS 数字シリーズ


APS-CサイズのEOSシリーズは、以下の様な扱いになっています。

モデル 機種 ポジション
1桁モデル EOS 7D フラッグシップ
2桁モデル EOS 80D ハイアマチュアモデル
4桁モデル EOS 8000D プレミアムエントリーモデル

なおご存じの様に、”6”より小さな一桁モデル(EOS 6D、EOS 5D、EOS-1D)はフルサイズ対応の一眼レフを指します。

       
 EOS 80D  EOS 8000D  EOS 7D Mark II   EOS 70D    EOS7D

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
Fi
連写 シャッター速度 ISO感度 画素数
EOS 80D
2016/3
EOS 70D(ハイアマチュアモデル)の後継機
撮像素子と画像処理エンジンを刷新し、AFを強化(45点)、視野率100%を達成。
内蔵 対応 7コマ/秒 1/8000 100-
16000
2420
万画素
EOS
8000D
2015/4
プレミアムエントリーモデル
基本性能はX8iと共通、タッチパネル搭載、バリアングル液晶
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000 100-
12800
2420
万画素
EOS 7D Mark II
2014/10
APS-Cサイズの最高級機。
視野率100%、モニター固定、デュアルピクセルAF、AF測距65点、GPS搭載。
内蔵 非対応 10コマ/秒 1/8000 100-
16000
(51k)
2020
万画素
EOS 70D
2013/8
ハイアマチュア向けモデル
ライブビューにおけるAF性能改善。
タッチパネル搭載のバリアングル液晶搭載、操作系はフルサイズの6Dを流用。
内蔵 対応 7コマ/秒 1/8000 100-
12800
2020
万画素
EOS 7D
2009/10
一世代前のAPS-Cサイズの最高級機
防塵防滴、視野率約100%、19点のクロスタイプAF等、上位のEOS-1D並みの性能を持っている
内蔵 非対応 8コマ/秒 1/8000 100-
6400
1800
万画素

EOS 7D Mark II(14万円)は、どちらかと言えば高速撮影用ですので、ポートレートを考慮すれば、むしろフルサイズのEOS 6D(14万円)を選択するべきです。

また最新のEOS80D(実勢価格12万円)においても、(4万円高価ですが)やはり頑張ってEOS 6D(14万円)を購入した方があとあと後悔しないと思います。

EOS Kissシリーズ


次はEOS Kissシリーズです。

Kissシリーズの構成は以下の様になっています。

モデル 機種 ポジション
X+1桁+i X8i、X7i、X6i 現在のKissの本流(毎年新機種発売)
バリアングルモニター搭載
X+2桁 X80、X70、X50 機能を削った廉価版
X+1桁 X7、X5、X4、X3等 以前のKissの本流
X5以外はバリアングルモニター非搭載

 
EOS Kiss X80  EOS Kiss X8i

       
  EOS Kiss 70   EOS Kiss X7i   EOS Kiss X7   EOS Kiss X6i   EOS Kiss X5


上記機種の特徴を簡単に解説すると、以下の様になります。

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
Fi
連写 シャッター速度 ISO感度 画素数
EOS Kiss X80
2016/3
X70の後継機
最新映像エンジン採用、モニターを高解像に変更、Wi-FiとNFC搭載
内蔵 非対応 3コマ/秒 1/4000 100-6400
(12800)
1800万画素
EOS Kiss X8i
2015/4
EOS Kissシリーズの中の最高級モデル、タッチパネル搭載、バリアングル液晶 内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000 100-12800
(25600)
2420万画素
EOS Kiss X70
2014/3
誰でも簡単綺麗に撮れるを目指したローエンドモデル
あらゆる機能を削ったモデル。
内蔵 非対応 3コマ/秒 1/4000 100-6400
(12800)
1800万画素
EOS Kiss X7i
2013/4
一世代前のKiss最高級モデル
基本性能は先代のX6iを踏襲し、タッチパネルのバリアングル液晶を搭載。
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000 100-12800
(25600)
1800万画素
EOS Kiss X7
2013/4
ミラーレス機の対抗馬として、世界最小、最軽量(407g)を目指したモデル。基本性能はX7iと同じだがモニターは固定。 内蔵 非対応 4コマ/秒 1/4000 100-12800
(25600)
1800万画素
EOS Kiss X6i
2012/6
X5の後継機で、本機以降バリアングルモニター搭載機には小文字のiが追加される様になった。
また撮像素子面に位相差AF画素を組み込みライブビューのAF性能向上、タッチパネル搭載。
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000 100-12800
(25600)
1800万画素
EOS Kiss X5
2011/3
3世代前の上位機種
バリアングルモニターを搭載した最初のモデルで、価格と装備のバランスが良かった事から発売後3年以上も販売上位に位置した。
内蔵 対応 3.7コマ/秒 1/4000 100-12800
(25600)
1800万画素


EOS 8000DとEOS Kiss X8i(いずれも8万円)は、同じプラットホームを使ったエントリーモデルの最上位機種です。

ですので、どうしてもAPS-Cサイズのキヤノン機を購入したいのでしたら、EOS 8000DもしくはEOS Kiss X8iとして、これに単焦点のEFレンズ(フルサイズ対応レンズ)を使って、ポートレートに挑戦するのも良いかもしれません。

なおキヤノンのAPC-Cサイズ対応一眼レフの場合、EOS 7D Mark IIのみが金属ボディーですが、その他は全てプラスチックのボディーになります。


キヤノンレンズ群


キヤノンのAPS-Cサイズ一眼レフ専用のレンズは、EF-Sレンズと呼ばれ、14本が用意されています。

EF-Sレンズは、マクロレンズ以外は全てズームレンズで、一番明るいレンズでもF2.8なのですが、何とかポートレートに使えそうな物を載せておきます。

     
EF-S 17-55mm   EF-S 18-135mm   EF-S 18-200mm
  (27-88mm F2.8) (29-216mm F3.5-5.6) (29-320mm F3.5-5.6)


更にボケるレンズとなるとやはりフルサイズのEFレンズを使うしかないのですが、(何度も言いますが)折角のフルサイズ対応のレンズをAPS-Cサイズ一眼レフで使うのはかなりもったいない話です。

なお前述しました様に、EF-Sレンズはフルサイズ一眼レフのEOSには装着できない様になっています。

この理由は、レンズ設計の効率化のためにEF-Sレンズのレンズ後端を伸ばした事により、フルサイズ一眼レフに装着すると、ミラーがレンズ後端にぶつかってしまうからです。

ちなみに他社機(ペンタックス、ニコン、ソニー)においては、装着可能です。

思想の違いと言えばそれまでですが、ユーザーとしてはいずれのレンズも装着可能が望ましいのは間違いありません。

前述のAPS-Cサイズが他社より1割小さい事と共に、キヤノンは他社より楽な(姑息な)カメラ作りをしていると言わざるを得ません。


ニコン


ニコンはキヤノンと対称的に、APS-Cサイズ対応モデルは従来3機種でしたが、この度最上位モデルのD500が追加になりました。

シリーズ ポジション 特徴
500シリーズ 最上位モデル NIKON D5のDX(APS-C)版
7000シリーズ ハイアマチュアモデル 防塵防滴の金属ボディーだがモニター固定
5000シリーズ 普及モデル バリアングルモニター搭載
3000シリーズ 入門モデル 固定モニター


     
Nikon D5600  Nikon D3400  Nikon D500  Nikon D7200

       
Nikon D5500  Nikon D5300  Nikon D3300  Nikon D7100  Nikon D3200


これらの特徴は以下の通りです。

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
Fi
連写 シャッター
速度
常用
ISO感度
(拡張)
画素数
Nikon D5600
2016/11
最新の普及モデル。
先代のD5500のマイナーチェンジ版で外形も重さもほぼ同じ。SnapBridgeを新規搭載、タイムラプス追加、モニター操作性向上。
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
25,600
2,416万画素
Nikon D3400
2016/9
入門モデルであるD3300の後継機
外形はD3300とほぼ同じであるが、SnapBridge搭載、高速AF、省電力化、軽量化が図られている。
内蔵 非対応 5コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
25,600
2,416万画素
Nikon D500
2016/4
DX(APS-C)サイズの最上位モデル
D5のAFシステムを流用し中央-4EVのAFに対応、AF測距点153点、XQDカードとSDXCメモリーカードのダブルスロット、4K UHDの動画対応、上下チルト式3.2型約236万ドットタッチパネルモニター搭載。
外付け 非対応 10コマ/秒 1/8000- 30秒
B, T, X250
100-
51,600
(1640k)
2,088万画素
Nikon D7200
2015/3
最新ハイアマチュアモデル
D7100に対して、ローパスフィルターレス、画像処理エンジンEXPEED 4の搭載、低輝度に強くなったAF、Wi-FiとNFC対応。モニター固定。
内蔵 非対応 6コマ/秒 1/8000- 30秒
B, T, X250
100-
25,600
2,416万画素
Nikon D5500
2015/2
1世代前の普及モデルだが基本性能はD5600と同じ。
先代のD5300に対して、さらなる小型軽量化とバリアングルのタッチパネル搭載、ライブビューの機能強化。
ただしGPSは割愛。
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
25,600
2,416万画素
Nikon D5300
2014/2
2世代前の普及モデル
Wi-Fi、GPS、バリアングルを搭載
内蔵 対応 5コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
12,800
2,400万画素
Nikon D3300
2014/2
入門モデル
小型軽量のエントリーモデル、ローパスフィルターレス、固定液晶
内蔵 非対応 5コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
12,800
2,416万画素
Nikon D7100
2013/3
先代のハイアマチュアモデル
ローパスフィルターを削除した高画質追求モデル。51点AFで動体に強く、防塵防滴対応。モニター固定。
内蔵 非対応 6コマ/秒 1/8000- 30秒
B, T, X250
100-
6,400
2,410万画素
Nikon D3200
2012/5
D3100の後継入門モデル
D3100に対して、大きさはほぼ同じで、画素数、液晶モニター解像度、連写速度が向上している。
内蔵 非対応 4コマ/秒 1/4000- 30秒, B, T 100-
6,400
(12,800)
2,416万画素
Nikon D7000
2010/10
初代のハイアマチュアモデル
39点AF、FHD動画対応、防塵防滴対応、ファインダー視野率100%、モニター固定。
内蔵 非対応 6コマ/秒 1/8000- 30秒
B, T, X250
100-
6,400
1,620万画素


ニコンの場合、従来4万円~9万円の価格帯だったのですが、ここへ来て20万円超のD500(23万円)が発売されました。

23万円となると、フルサイズの最高級機であるD810(26万円)とハイアマチュア用のD750(17万円)の中間に位置しており、何ともうまい値付けになっています。

なおユニットの多くをフラッグシップのD5から流用しており、APS-Cサイズのプロ用機材と思った方が良いかもしれません。


ニコンレンズ群


ニコンのAPS-Cサイズ一眼レフ専用のレンズは、AF-S DXニッコールと呼ばれ、ペンタックス(29本)に次ぐ14本を揃えています。

キヤノン同様マクロレンズ以外は殆どズームレンズなのですが、以下の様に1本35mm F1.8というレンズがあります。

     
  DX 35mm   DX 17-55mm   DX 18-105mm   DX 18-200mm


これでしたら、ズームレンズより多少ボケを活かした撮影ができるかもしれません。




ペンタックス


ペンタックスと聞くとそれほど目立った印象派ないのですが、調べてみるとどうしてどうして、かなり性能にこだわっています。

少なくとも、APS-Cサイズ一眼レフでは断トツの性能と言って良いと思います。

それを知って頂いた上で、先ずは上級機に当たるK-3及びK-5シリーズを見てみましょう。


     
K-3II      K-3       K-5II       K-5IIs

特徴は以下の通りで、明らかにニコン、ソニー、キヤノンより上級指向です。

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 連写 常用最大感度 シャッター速度 画素数
K-3II
2015/5
K-3の第2世代
Kシリーズ最高となる手ぶれ補正性能と新開発の超解像技術“リアル・レゾリューション・システム”搭載。モニター固定。
内蔵 非対応 8.3コマ/秒 51200 1/8000
-30, B
2400万画素
K-3
2013/11
フラッグシップ機
ボディー内手ぶれ補正、撮像素子を微振動させるローパスセレクタ搭載。モニター固定。
内蔵 非対応 8.3コマ/秒 51200 1/8000
-30, B
2400万画素
K-5II
2012/9
中級機
-3EVの低輝度でも働くオートフォーカス、ボディー内手ぶれ補正、14ビットAD変換を搭載。モニター固定。
内蔵 非対応 7コマ/秒 12800 1/8000
-30, B
2400万画素
K-5IIs
2012/9
K-5IIからローパスフィルターを削除した高精細追求モデル。モニター固定。 内蔵 非対応 7コマ/秒 12800 1/8000
-30, B
2400万画素

特に撮像素子を1画素分移動して超高精細画像を生成するリアル・レゾリューション・システムや、撮像素子を微振動させるローパスセレクタ、全機種ボディー内手振れ補正を内蔵しているのは驚きです。

この理由は簡単で、フルサイズ一眼レフを持たないペンタックスは、これらモデルに自社の最新技術を惜しげもなく投入できるからです。

次に入門から普及機に当たるK-SシリーズとK-50について見てみます。


   
K-S2      K-S1      K-50

下の表にはありませんが、入門機ですらファインダー視野率100%を達成しているのは立派です。

モデル 特徴 ストロボ 連写 常用最大感度 シャッター速度 画素数
K-S2
2015/3
K-S1に対してバリアングル液晶、防塵防滴構造、Wi-Fi、NFC、AFの検出輝度範囲、フラッシュ光量アップ等、新機能満載。 内蔵 対応 5.5コマ/秒 51200 1/6000
-30, B
2000万画素
K-S1
2014/9
画質優先の入門機
ローパスセレクタ搭載、1/6000秒
内蔵 非対応 5.4コマ/秒 51200 1/6000
-30, B
2000万画素
K-50
2013/7
アクティブ派用の入門機
ボディー内手ぶれ補正、防塵防滴、ISO感度51,200を実現
内蔵 6.0コマ/秒 51200 1/6000
-30, B
1600万画素


ですので、もしAPS-Cサイズの一眼レフで、少し気合いを入れて撮りたいと思ったらペンタックスはお勧めです。

またこの中のお勧め機種ですが、正直選ぶのが難しい状況です。

すなわち、いずれの機種も価格相応のパフォーマンスを秘めており、これが一番妥当だとするのが無い代わりに、どれを買っても後悔しないといった感じです。

ただし、さすがにK-3IIは少々オーバースペックな気がします。


ペンタックスレンズ群


ペンタックス用の交換レンズは、型番を見ても今一つ良く分からないので、簡単に解説しておきます。

型番 内容
DA APS-Cサイズ対応の一般レンズ
DA★ DAレンズに対して、画質優先レンズ
DA Limited DAレンズに対して、画像の質感を優先したレンズ
DFA フルサイズ対応のデジタル用一般レンズ
FA フィルムカメラ時代のフルサイズ対応の一般レンズ


       
DA50mm F1.8 DA★55mm F1.4 DA70mm F2.4 DA★16-50mmF2.8 DA★50-135mm
(75mm)    (83mm)    (107mm)    (24-75mm)    (75-203mm)

上図の様にペンタックスは、ポートレートにも十分使える単焦点レンズが充実しているのが分かります。

実際、ペンタックスのAPS-Cサイズ用レンズの本数は2016/4の時点で29本もあり、キヤノン(14本)やニコン(17本)、ソニー(10本)より断トツの豊富さを誇っています。(2016/4の本数)

       
FA31mm F1.8  FA43mmF1.9  FA50mmF1.4  FA77mmF1.8  FA77mmF1.8
(47mm)     (65mm)    (75mm)    (116mm)     (116mm)

なお上のレンズはフルサイズ対応のFAレンズですので、もし購入する場合は撮影可能領域に無駄のない、上段のDAレンズをお勧めします。


ソニー


ソニー機の特徴は、α99と同様に全機種液晶ファインダーと、固定式の半透明ミラーを搭載している事です。


                     ソニー

   
α77II       α65       α58

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
Fi
連写 シャッター
速度
常用
ISO感度
画素数
α77II
2014/6
上級モデル
3軸チルト式背面モニター、79点AF搭載、手振れ補正
内蔵 対応 12コマ/秒 1/8000
-30, B
100-25600
(50)-(51200)
2430
万画素
α65
2012/1
中級モデル
バリアングル背面モニター、15点AF搭載、手振れ補正
内蔵 非対応 10コマ/秒 1/8000
-30, B
100-16000 2430
万画素
α58
2013/8
初級モデル
チルト背面モニター、15点AF搭載、手振れ補正
内蔵 非対応 5コマ/秒 1/8000
-30, B
100-16000
(25600)
2010
万画素


ソニーに限らないのですが、このカテゴリーのモデルは、連写速度、AFの測距点の数、或いは合焦速度が売りになっています。

αシリーズ一眼レフの特徴は固定式透過ミラーを使っている事で、可動式ミラーを搭載した他メーカーのモデルと比べて明らかな優位性があります。

ただしポートレートの様に静的な被写体に対して、そこまでの速写性は必要ありませんので、宝の持ち腐れと言えるかもしれません。

もしSony機を買われるのでしたら、多少無理をしてでもα7シリーズにする事を強くお勧めします。


ソニーレンズ群


ソニーのAPS-Cサイズ一眼レフ専用のレンズは、DTレンズと呼ばれており、ラインナップは10本です。

他社と同じ様にズームレンズが主体なのですが、標準系ながら明るい単焦点レンズも用意しています。

       
35mm F1.8   50mm F1.8   16-50mm   18-135mm   16-80mm
(53mm F1.8)  (75mm F1.8)  (24-75mm)  (27-203mm)  (24-120mm)

どのメーカーも同じですが、望遠系の明るいレンズが無い事を考えると、このカテゴリーのカメラは記念撮影が主用途と捉えられているのかもしれません。


シグマ


APS-Cサイズの一眼レフの中で最も異色なのはシグマでしょう。

何しろ色補完の必要のない3層構造の撮像素子を使っているからです。

一般的には、偽色やモアレの発生がないのでローパスフィルターを必要としないから解像度が高いと言われていますが、画面全体が純粋な画像データだけで構成されているという事が最大のメリットです。

本機は2002年発売のSD9から始まって、現在は先代のSD1と仕様は同じで、低価格を実現したSD1 Merrillが発売されています。

 
SD1 Merrill     SD1  

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 連写 シャッター速度 ISO感度 画素数
SD1
Merrill
2013/3
撮像素子の製造方法を一部見直すことで大幅なコストダウンを実現。 外付け 非対応 5コマ/秒 1/8000
-30秒
100-
6400
1500
万画素
SD1
2015/4
3層構造の撮像素子を使った一眼レフのフラッグシップ機。
発売当初の価格は70万円。
外付け 非対応 5コマ/秒 1/8000
-30秒
100-
6400
1500
万画素

高価だったフォビオンの撮像素子がかなり手頃な価格になりましたので、思い切って検討してみる価値はあるかもしれません。


シグマのレンズ


シグマのレンズはARTシリーズとして、かなり気になる物があります。

       
24mm F1.4   35mm F1.4   50mm F1.4   85mm F1.4   24-105mm

ただし上のレンズはいずれもフルサイズ用ですので、APS-C用には少々もったいないかもしれません。


まとめ


もしどうしても光学系ファインダーを備えたAPS-Cサイズ一眼レフを使いたいとなれば、お勧めなのはやはり機能もレンズも各段に充実しているペンタックスでしょう。

その中でお勧めモデルとしては、値段の順になってしまいますが、K-3、K-5IIs、K-5IIの順になると思います。

あとは全く勧めませんが、強いて言えばAFが速く3軸チルト式背面モニターを搭載したソニーのα77IIか、タッチパネルを搭載した小型軽量のニコンD5500でしょうか。




4: APSサイズ対応一眼レフ

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3: フルサイズ対応コンパクト

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5: APSサイズ対応ミラーレス



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