綺麗に撮れるデジカメ選び(実践編)



目次


【デジタルカメラ分類チャート】

特徴 撮像素子 カメラ構成 メーカー
ボケ易い










ボケ難い
フルサイズ
(100%)
1: 一眼レフ Nikon, Canon, Sony, Pentax
2: ミラーレス SONY
3: コンパクト SONY
APS-Cサイズ
(43-38%)
4: 一眼レフ Canon, Nikon, Pentax, Sony, Sigma
5: ミラーレス Sony, Fuji, Canon, Ricoh
6: コンパクト Sigma, Fuji, Ricoh, Nikon
4/3サイズ
(26%)
7: 一眼レフ Olympus
8: ミラーレス Olympus
 1) OMD系
 2) ペン系
  2-1) PEN-F
  2-2) E-Pシリーズ
  2-3) E-PLシリーズ
  2-4) E-PMシリーズ
 3) レンズ
Panasonic
 1) Gシリーズ
 2) GHシリーズ
 3) GFシリーズ
 4) GXシリーズ
 5) GMシリーズ
 6) レンズ 
9: コンパクト Panasonic
その他サイズ
(14%以下)
10: 一眼レフ N/A
11: ミラーレス Nikon, Pentax
12: コンパクト Many


8: 4/3サイズ対応ミラーレス


4/3(フォーサーズ)システムは、オリンパスとコダックが提唱して2002年に規格化されたデジタル一眼レフ用の規格で、さらにこれをミラーレス用に改定されたのが2008年に発表された今回ご紹介するマイクロ4/3システムです。


4/3システム(左)とマイクロ4/3システム(右)

撮像素子の大きさは4/3システムと同じ17.3x13mmで、フルサイズ(36x24mm)と比べると撮像素子の面積は1/4(26%)で、APS-Cサイズ(23.6x15.8)と比べると2/3(60%)の大きさですので、その分ボケ量は小さくなるものの、ボデイーもレンズも小型になります。


EOS(フルサイズ)とLumix(マイクロ4/3)のフラッグシップ機

また縦横比は、フルサイズやAPS-Cサイズが3:2であるのに対して、4:3と若干縦長になり正方形に近くなっています。


これは一般的なPCのモニターサイズ(4:3)に合わせたためです。

またマイクロ4/3システムのメリットはミラーレス化に伴う小型化だけだと思われるかもしれませんが、実は4/3システムと同様に更に2つの特徴があります。

1点目は、デジカメを考慮してレンズからの光が撮像素子に極力垂直に当たる様に光学系を規定している事です。

このため、レンズが投影する範囲(イメージサークル)を大きくできる様に、マイクロ4/3システムのレンズマウントは撮像素子が小さい割に、それよりかなり大きくなっています。


これによってフィルム用の光学系を流用しているデジカメより、高画質を得られる事になります。

2点目は、マイクロ4/3システムは単に光学系だけでなく機械系、電気系も標準化して開示していますので、これに対応しているミラーレス機とレンズは、メーカーが異なってもAFを含めて互換性が保たれているのです


また4/3システムのレンズであっても、専用のアダプタを使えばマイクロ4/3システム対応のミラーレス機にも使用可能です。

生憎4/3システム対応の一眼レフは、従来の一眼レフユーザーを取り込むほどには至りませんでしたが、4/3サイズ対応ミラーレス機はスマホやコンパクトデジカメからステップアップしたユーザーを取り込んで、確固たる地位を築いた模様です。

現在4/3対応ミラーレス機を牽引しているのは、実質オリンパスとパナソニックの2社ながら、非常に魅力的な機種が揃いつつあります。


オリンパス


オリンパスのミラーレス機は、フィルム時代の面影を残したOM-D系とペン系の2系統が存在します。

1)OM-D系


という訳で、先ずはOM-D系から見ていきたいと思います。

この中ではE-M1が最高峰の機種なのですが、如何せん価格が高く且つ2年前のモデルですので、むしろ基本性能は同じであるE-M5IIの方がお勧めかもしれません。

 E-M5 II                 E-M1





と今までは言っていたのですが、2016/11にE-M1 IIが発売されました。


E-M1 II

お金に糸目を付けなければ断然E-M1 IIですが、流石に20万円は高いという場合は、やはりE-M5IIの方がお勧めかもしれません。


     
E-M1 II     E-M5 II      E-M1      E-M5

モデル 特徴 Wi
Fi
連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度
(拡張)
画素数
OM-D
E-M1
II

(16/11)
第二世代となったフラッグシップ機。
先代に対して、レリーズタイムラグを約1.4倍に高速化、起動時間を50%短縮、AF性能向上(コント81→121点、位相差37点→121点)、5軸手ブレ補正改善(4段→5.5段)、4K(24P)動画対応。
60

10
コマ
1/32k
~60", B, T
(64)
200

6.4k
(25.6k)
2037
万画素
OM-D
E-M5II
(15/2)
E-M5の後継機でハイアマチュア対応モデル。
E-M5に対して、5軸手ぶれ補正機能強化、電子ファインダー解像度60%アップ、瞳優先C-AF搭載、バリアングルモニタ、EV -2~20。
ただしE-M1の像面位相差AFは非搭載。
10
コマ
1/8k
~60", B, T
(100)
200
|25.6k
1628
万画素
OM-D
E-M1
(13/10)
従来のフォーサーズ(一眼レフ)とマイクロフォーサーズ(ミラーレス)を統合したフラッグシップ機。
E-M5に対して、ビューファインダーは236万画素になり、従来コントラストAFだったのがコントラストAF+位相差AFのデュアルAFに進化。
更にローパスフィルターレスで、タッチパネルも搭載。ライブコンポジット対応。
AFが、EV-2~20に対応しているのは立派。
10
コマ
1/8k
~60", B, T
(100)
200
|25.6k
1628
万画素
OM-D
E-M5
(12/3)
OM-Dシリーズの旧フラッグシップ。
本体5軸手ぶれ補正機能、防塵防滴性能、マグネシウム筐体、EV 0~20のAF。
9
コマ
1/4k
~60",B
(100)
200
|25.6k
1605
万画素

次はOM-Dシリーズの普及機にあたるE-M10シリーズです。

E-MシリーズがフィルムカメラのOMシリーズの流れを受けているのに対して、これはフィルムカメラのOM-10シリーズのスタイルを踏襲しています。

 
E-M10 II      E-M10

モデル 特徴 連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度
(拡張)
画素数
OM-D
E-M10II
(15/10)
E-M10の後継機。
手ぶれ補正が5軸になり、ファインダーのドット数アップ、外観の高級感も向上し、AFターゲットパッドを新採用。
8.5
コマ
1/4k
~60", B, T
(100)
200
|25.6k
1605
万画素
OM-D
E-M10
(14/2)
OM-Dシリーズの普及機。
手ぶれ補正が3軸になり、AFがコントラス方式。
ライブコンポジット搭載
8
コマ

1年半で後継機が発売され、基本性能は同じですが操作性は格段に向上しました。


2)ペン系


次はペン系です。

ペン系には3種類あって、上級機のE-Pシリーズと普及機のE-PLシリーズ、それに入門機のE-PMシリーズががあります。

また今後シリーズ化されるかどうか不明ですが、ファインダーを搭載した最上位機種にあたるPEN-Fが最近発売されました。

E-PシリーズとE-PLシリーズの主な違いは、前者が高機能で自撮りに非対応でストロボ内蔵であるのに対して、後者は若干機能を落とし自撮り対応でストロボ同梱になっています。

また上級機のE-Pシリーズは2年置きの発売なのに対して、普及機のE-PLシリーズは毎年新機種が発売されています。

ただしE-PLシリーズは、ハードを含めたフルモデルチェンジが2年置きで、1年置きはファーム変更によるマイナーチェンジになります。

E-PMシリーズは2012年以降新機種の発売は無い事から、恐らく今後も発売される予定は無いと思われます。

2-1) PEN-F


従来ペンシリーズは、スマホやコンパクトデジカメからステップアップしてきた女性や初心者の受け皿的なポジションでした。

ですがPEN-Fは、値段からいっても、概観からいっても、どうみても年配者用と言っても良いでしょう。



モデル 特徴 ストロボ 自撮り 動画 連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度
(拡張)
画素数
PEN-F
2016/2
E-P5の基本性能を踏襲し、レトロ調概観、EVF搭載、5軸手振れ補正、高画素化、3.0型2軸可動式タッチパネル、ハイレゾショット、ローパスフィルターレスに対応。 付属 FHD
60p
10
コマ
1/8k
~60", B, T
(100)
200
~25.6k
2,030
万画素

フジフィルムのX-Proが開発した、ノスタルジックなレンジファインダーの外観を踏襲した高級ミラーレス機の市場はかなりの需要がある様で、本機をはじめルミックスのGXシリーズも参入してきています。

ただし昔のレンジファインダーを知る年配者達が去った後、この市場がいつまで続くのか、かなり興味があります。

なおこの後ご説明するE-P5の発売が2013年でしたので、実質的にこのPEN-Fが、E-P5の後継機と言えるかもしれません。


2-2)E-Pシリーズ


次に上級機のE-Pシリーズを見てみましょう。

最新のE-P5は、前述のOM-D E-M5からファインダーを取って外装をPEN仕様に変えた高性能デジカメですので、小型のデジカメで拘(こだわ)って写真を撮ってみたい方にお勧めです。


E-P5

       
E-P5      E-P3      E-P2      E-P1

E-P5からようやくモニターが可変式になったのですが、残念ながら自撮りまではできませんので、オリンパスとしてはE-Pシリーズはじっくり撮るためのツールと想定している様です。

また先代のE-P3は、価格(中古価格:2万円台)もそこそここなれて来てはいるものの、発売が2011年と古く、やはりモニターが固定式ですので、もしこれを選ぶのであれば、むしろ次にご紹介する普及機のE-PLシーリーズから選んだ方が良いかもしれません。


モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
-
Fi
動画 連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度
(拡張)
画素数
E-P5
2013/5
E-M5の画像系を搭載し、シャッター速度1/8000、5軸手ブレ補正機構、チルト可能タッチパネル液晶、WiFi搭載、薄いローパスフィルター搭載。
OM-Dからファインダーを取った様な高機能。
内蔵 不可 対応 FHD
30p
9
コマ
1/8k
~60", B, T
(100)
200
~25.6k
1605
万画素
E-P3
2011/7
10k
先代に対して、フォーカスエリア数とAF速度が3倍にアップ、フルハイビジョン動画対応、固定式ながらタッチパネルの有機EL液晶採用、ストロボ内蔵 内蔵 不可 FHD
30p
3
コマ
1/4k

60" B
(100)
200
~12.8k
1230
万画素
E-P2
2009/12
先代に対して、外付けのEVF(電子ビューファインダー)が装着可能。 別売 不可 HD
30p
3
コマ
1/4k~60", B (100)
200
~6.4k
1230
万画素
E-P1
2009/7
ペンの初代フラッグシップ機
2軸手振れ補正内蔵、
別売 不可 HD
30p
3
コマ
1/4k~60", B 1230
万画素

上の表をご覧頂きます様にE-Pシリーズは2年置きに発売されているのですが、2015年以降後継機の発売がないのはPEN-Fに開発ソースを回したためと思われます。


2-3) E-PLシリーズ


次は普及機のE-PLシリーズです。

2010年から発売が開始されたE-PLシーズも7代目(E-PL4は欠番)のE-PL8まで進んできました。

この中でのお勧めは、中古のE-PL7(中古価格:5.6万円)、もしくはE-PL5(中古価格:3.5万円)でしょうか。



     
E-PL8      E-PL7      E-PL6      E-PL5

その理由ですが、先ずE-PL8は最新機のためまだまだ値段が高い(新品価格:8万円以上)のと、E-PL8の基本性能はE-PL7と同じだからです。

       
E-PL3      E-PL2      E-PL1S      E-PL1

また同じ様にE-PL6はE-PL5のマイナーチェンジ版でありながら、E-PL6の中古価格は4万円に対してE-PL5の中古価格は3.4万円と割安感があるからです。


E-PL6はE-PL5と同様に自撮り対応


E-PL5から自撮りに対応

それではE-PL7(中古価格:5.6万円)とE-PL5(中古価格:3.5万円)のどちらがお勧めかとなると、E-PL7はE-PL5に対して、モニターが下開きになり、Wi-Fiが追加になり、3軸手振れ補正、ローパスフィルターレス、タイムラプス、リアルコンポジットの追加とかなり進歩していますので、気合を入れて撮りたいと思う方には断然こちらがお勧めになります。

なおそれ以前のE-PL3については、価格(中古:2万円)は魅力的ではありますが、2011年製と少々古く自撮りにも対応していませんので、今となったら避けた方が無難かもしれません。



E-PL3のモニターは可変式だが自撮りまではできない

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
-
Fi
動画 連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度
(拡張)
画素数
E-PL8
2016/11
ペンライトの7代目
6代目とハード系はそのままで、細部のデザインをより洗練させたモデル。
僅かながら連写性能がアップし、電子先膜シャッターと、ショートムービー、アートフィルタームービー機能を追加。
同梱 対応 対応 FHD
30p
8.5
コマ
1/4k
~60"
B, T
(100)
200
~25.6k
1605
万画素
E-PL7
2014/8
ペンライトの6代目
ローパスフィルター削除、AFポイント増加、WiFi搭載、自分撮り下開きタッチパネル、ボディー内3軸手ぶれ補正、ライブコンポジット搭載、EV-2~20
同梱 対応 対応 FHD
30p
8
コマ
1/4k
~60"
B, T
(100)
200
~25.6k
1605
万画素
E-PL6
2013/5
ペンライトの5代目
先代と基本構成は同じで、高速レリーズタイムラグモード、インターバル撮影、タイムラプス動画、水準器などファーム系の新機能が盛り込まれている。
同梱 対応 FHD
30p
8
コマ
1/4k
~60"
B, T
(100)
200
~25.6k
1605
万画素
E-PL5
2012/10
ペンライトの4代目
先代に対して、自分撮り可能なタッチパネル、交換式グリップ同梱、動画エフェクト追加、撮影可能枚数2割アップ。
同梱 対応 FHD
30p
8
コマ
1/4k
~60"
B, T
(100)
200
~25.6k
1605
万画素
E-PL3
2011/9
ペンライトの3代目
先代に対して、デザインも含めハード系を一新して大幅に小型軽量化をはかったモデル。新しく上下可動式のチルト液晶モニターを搭載したものの、内蔵ストロボは廃止された。
同時期に発売されたE-P3同様、AF速度が大幅にアップし、フルHD動画記録にも対応。
同梱 不可 FHD
30p
5.5
コマ
1/4k
~60", B
200
~12.8k
1230
万画素
E-PL2
2011/1
ペンライトの2代目
先代に対して、3型液晶モニターの採用(先代は2.7型)、背面ダイヤル追加、シャッター速度が1/4000秒にアップ、Bluetoothで画像転送を行なえるPENPALを搭載。ファーム面ではアートフィルターの機能拡充。
内蔵 不可 HD
30p
3
コマ
1/4k
~60", B
200
~6.4k
1230
万画素
E-PL1s
2010/12
E-PL1からキットレンズとボディカラーを刷新したマイナーチェンジモデル。
仕様上ISO感度がアップしている。
内蔵 不可 HD
30p
3
コマ
1/2000
~60", B
100
~6.4k
1230
万画素
E-PL1
2010/3
ペンシリーズの中級機(当時は入門機扱い)であるペンライトの初代機。
手振れ補正、内蔵ストロボやEVFの装着に対応
内蔵 不可 HD
30p
3
コマ
1/2000
~60", B
100
~3.2k
1230
万画素

これでストロボ内蔵ならば言う事は無いのですが、Pシリーズとの差別化のためなのか、途中から同梱に変わっています。


2-4) E-PMシリーズ


最後は入門機のE-PM(ペンマイクロ)シリーズです。

   
E-PM2     E-PM1

これは中古でも2万円以上しますので、どうせ買うならE-PLを選んだ方が得策です。

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 連写
(コマ/秒)
シャッター
速度
ISO感度 画素数
E-PM2
2012/9
ペンシリーズの更なる小型機
モニターは固定ながら、タッチパネル採用。
同梱 不可 8コマ 1/4k~60", B, T 200~25.6k 1605
万画素
E-PM1
2011/10
初代ペンミニ
ペンシリーズの入門機として、265gの小型軽量化を実現。
同梱 不可 5.5
コマ
1/4k~60", B 200~12.8k 1230
万画素

また2012年移行新機種の発売がない事から、もしかしたらこの系列はディスコンになったのかもしれません。


オリンパスのレンズ


オリンパスのミラーレス用レンズを見ておきましょう。

ズイコーレンズのマイクロ4/3レンズは19本、コンバーターは4本となりの充実ぶりです。

なお4/3サイズ用レンズの場合、焦点距離を丁度2倍すればフルサイズ換算の焦点距離になります。

ですので、焦点距離45mmのレンズは、フルサイズの90mmのレンズの画角に相当します。

広角系
   
8mm F1.8 Fisheye   12mm F2.0   17mm F1.8   

標準/望遠系
         
25mm F1.8   45mm F1.8   60mm F2.8   75mm F1.8   300mm F4.0

さすがにフルサイズほどのボケは表現できないものの、そこそこ明るい単焦点レンズが揃っています。

特に45mm F1.8と75mm F1.8については、かなり期待できます。

おまけにズーム系も豊富です。

広角系ズーム
       
7-14mmF2.8 9-18mmF4.0-5.6 12-24mmF2.8 12-50mm F3.5-6.3

標準系ズーム
    
14-42mm F3.5-5.6  14-42mm F3.5-5.6EZ

望遠系ズーム
        
14-150mmF4.0-5.6 40-150mmF4.0-5.6 40-150mmF2.8 75-300mmF4.8-6.7




パナソニック


ルミックスの構成は以下の様になっています。

モデル 機種 特徴
Gシリーズ G8、G7、G6 ほぼ毎年更新の普及機
GHシリーズ GH4、GH3、GH2 金属ボディーの最高級機
GFシリーズ GF7、GF6、GF5 ファインダーの無い入門機
GXシリーズ GX7 II、GX8、GX7 当初はGシリーズの廉価版だったが、GX7以降一気に高級志向
GMシリーズ GM5、GM1S、GM1 小型軽量機

いずれも当初よりタッチパネルを採用し、フォーカスエリアの選択等の操作性を高めて他社との差別化を図っています。

またオリンパスと異なり、パナソニックはレンズ内手振れ補正を採用しています。

それでは先ず、ルミックスの顔とも言える普及機のGシリーズから見ていきたいと思います。

1) Gシリーズ


世界初のミラーレス一眼となったルミックスのGシリーズは、初代G1よりミラーレス一眼の三種の神器とも言える電子ファインダー、バリアングルモニター、内蔵ストロボを一環して搭載しています。

 
DMC-G8

現行のG8は先代のG7同様直線形のスタイルですが、先々代のG6のスタイルは出色です。

       
DMC-G7     DMC-G6     DMC-G5     DMC-G3     DMC-G1

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 連写速度
(電子)
シャッター
速度
(電子)
ISO感度
(拡張)
画素数
DMC-G8
2016/10
ローパスフィルターレス、ボディー内手振れ補正(5段分)追加、防塵防滴対応、AF追従性能向上、秒間30コマ長時間連写の4Kフォト、フォーカスセレクト、フォーカス合成に対応。 内蔵 可能 9(40)
コマ/秒
(1/16k)
1/4k

60” B
(100)
200 - 25.6k
1,600
万画素
DMC-G7
2015/6
デザインを角ばった形に変更し前後ダイヤル、空間認識AF(EV-4に対応)、4K動画及び4Kフォトに対応。電子ファインダーが236万ドットへ。 内蔵 可能 8(40)
コマ/秒
1/4k
~60”, B

(1/16k
~1)
160-
25.6k
1,600
万画素
DMC-G6
2013/6
動画(60pのAVCHD)を強化し、デザイン変更と軽量化を実施。 内蔵 可能 7(40)
コマ/秒
160-
12.8k
(25.6k)
1,605
万画素
DMC-G5
2012/9
グリップ部を厚くし、G3で省略されたアイセンサーも復活。電動ズーム用レバー、タッチパッドAF機能、電子シャッターを新たに搭載。 内蔵 可能 6(20)
コマ/秒
1/4k

60”, B
160-
12.8k
(25.6k)
1,605
万画素
DMC-G3
2011/7
先代からのデザインを一新して、丸みを帯びた形状にし、25%の小型化とAF速度を向上。 内蔵 可能 4
コマ/秒
160-
6.4k
1,600
万画素
DMC-G2
2010/3
ハイビジョン(AVCHD Lite)動画撮影機能とタッチパネルを新たに搭載。 内蔵 可能 3
コマ/秒
100-
6.4k
1,210
万画素
DMC-G1
2008/10
EVFとバリアングルモニターを搭載した世界初のミラーレス1眼。 内蔵 可能 3
コマ/秒
100-
3.2k
1,210
万画素


2) GHシリーズ


次はルミックスのフラッグシップ機になるGHシリーズです。

Gシリーズに対して動画の機能が強化されており、Gシリーズがプラスチックに対してこちらはマグネシウムのボディーで一回り大きくなっています。


またGシリーズがほぼ毎年更新されるのに対して、GHシリーズは2年置きの更新になっています。

なお4K動画の性能は、SONYのミラーレス一眼を凌いでいるかもしれません。

   
DMC-GH4     DMC-GH3    DMC-GH2    DMC-GH1

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 動画 連写速度
(電子)
シャッター
速度
ISO感度 画素数
DMC-GH4
2014/4
3/4サイズ機初の4K動画搭載。
空間認識AF(-4EV対応)、シャッター耐久20万回達成。
内蔵 可能 4K
30P
6
(40)
コマ/秒
1/4k
~60”, B
200-
25.6k
1605
万画素
DMC-GH3
2012/12
モニターは46万ドットのTFTから61万ドットの有機ELへ、タッチパネルも感圧式から静電容量方式へ、ファインダーは153万ドットのTFTから174万ドットの有機ELへ、AF速度向上、連写速度向上、マグネシウムボディー、防塵防滴対応。 内蔵 可能 FHD
60p
6(20)
コマ/秒
200-
12.8k
(125-
25.6k)
1605
万画素
DMC-GH2
2010/10
当時としては世界最速のAF搭載と
60コマ/秒のフルハイビジョン動画機能搭載。
内蔵 可能 FHD
60p
5
コマ/秒
160-
12.8k
1605
万画素
DMC-GH1
2009/6
静止画専用だったDMC-G1に対して、24コマ/秒のフルハイビジョン動画機能搭載を搭載したフラッグシップ機。 内蔵 可能 FHD
60i
3
コマ/秒
100-
3.2k
1,210
万画素


3) GFシリーズ


次はルミックスの入門機になるルミックスのGFシリーズです。


       
DMC-GF7    DMC-GF6     DMC-GF5     DMC-GF3    DMC-GF1

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
-
Fi
動画 連写速度
(電子)
シャッター
速度
ISO感度 画素数
DMC-GF7
2015/2
自撮り、子供、ペットの撮影に特化したモデル。
フェイスシャッター、フレンドリーシャッターと呼ぶ自動シャッターを搭載。
内蔵 可能 対応 FHD
30p
4.2
(40)
コマ/秒
1/16k

60”
T
100
- 25.6k
1600
万画素
DMC-GF6
2013/4
外観が直線基調になり、モードダイヤルとファンクションレバーが復活。
チルト式タッチパネルモニターを搭載して自撮りに対応。
内蔵 可能 対応 FHD
30p
4.2
(20)
コマ/秒
1/4k

60”
B
160
-
12.8k
(25.6k)
1600
万画素
DMC-GF5
2012/4
グリップを僅かに大きくして、モードダイヤルを省略しタッチパネル操作をメインに変更。
新撮像素子採用しMP4のフルHDに対応。ただしモニターは固定。
内蔵 不可 対応 FHD
30p
4
コマ/秒
160
-
6.4k
(12.8k)
1210
万画素
(新素子)
DMC-GF3
2011/7
先代に対してアクセサリーシュー、後ダイヤル等を廃止して264gの小型軽量化を実現。 内蔵 不可 FHD
30p
3.8
コマ/秒
160
-
6.4k
1,210
万画素
DMC-GF2
2010/12
タッチパネル搭載の代わりにモードダイヤルを省いて小型化を実施。動画をフルHDに強化。 内蔵 不可 FHD
30p
3.2
コマ/秒
DMC-GF1
2008/10
普及機のDMC-G1からEVFを省いたモデル。 内蔵 不可 HD
30p
3
コマ/秒
100 - 3.2k


4) GXシリーズ


次はルミックスのGXシリーズです。

当初はルミックスのGシリーズからファインダーを取り除いただけのモデルだったのですが、GX7以降はとんでもありません。


DMC-GX8

富士フィルムの高級ミラーレス機をかなり意識している様で、ルミックスのGシリーズ以上に高機能です。

     
DMC-GX7 II   DMC-GX8    DMC-GX7    DMC-GX1

モデル 特徴 ストロボ 自撮り Wi
-
Fi
動画 連写速度
(電子)
シャッター
速度
(電子)
ISO感度 画素数
DMC-GX7
II

2016/5
GX7の後継機
ローパスフィルターレス、L.モノクロームモード等新規採用、静音メカニカルシャッター、ボディ5軸×レンズ2軸によるDual I.S手振れ補正、3通りの4Kフォトとフォーカスセレクトモードを採用。
ただしEVFは固定。
内蔵 可能 対応 4K
30p
8(20)
コマ/秒
(1/16k)
1/4k

60” B
(100)
200 - 25.6k
1,600
万画素
DMC-GX8
2015/8
ボディ4軸×レンズ2軸によるDual I.S手振れ補正、縦位置撮影対応のバリアングルモニター、倍率が0.77倍と0.7倍に変更可能な236万ドットの有機ELのチルト式EVF、4K動画と4Kフォト対応、防塵防滴マグネシウム合金ボディ。 外付け 可能 対応 4K
30p
8(40)
コマ/秒
(1/16k)
1/8k

60” T
(100) 200 - 25.6k 2,030
万画素
DMC-GX7
2013/9
LUMIX Gシリーズとして初のボディ内手ブレ補正搭載、90度可動式276万ドットのEVF、EV-4のAF検出を新たに搭載。 内蔵 可能 対応 FHD
60p
5(20)
コマ/秒
1/8k

60” B
(125)
200 - 25.6k
1,600
万画素
DMC-GX1
2011/11
G3からEVFを取り去り、モニターを固定式にした標準モデル。
フルHV動画、高速0.09秒AF搭載。
内蔵 不可 FHD
30p
4.2(20) コマ /秒 1/4k

60” B
160 - 12.8k 1,600
万画素

なお最新でありながらGX9ではなくマーク2となったDMC-GX7 IIとDMC-GX8のポジションの違いについては、小型軽量で5軸手振れ補正とストロボ内蔵のDMC-GX7 IIが機動力重視、少し大柄でEVF可変と高画素のDMC-GX8がじっくり撮影する画像重視といったところでしょうか。


機動力重視のDMC-GX7 II


画像重視のDMC-GX8


5) GMシリーズ


最後はGMシリーズです。

このシリーズは小型軽量化を徹底的に追及したモデルで、先幕は電子シャッター、後ろ幕のみメカシャッターにしています。

   
DMC-GM5   DMC-GM1S   DMC-GM1

特にGM5はこの大きさで電子ファインダーを搭載している事は立派です。

モデル 特徴 ストロボ 自撮り 連写速度 シャッター
速度
ISO感度 画素数
DMC-GM5
2014/11
EVF(116万ドット)を搭載しながら211gの小型軽量機。 外付け 非対応 5.8
(40)コマ/秒
1/16k
~ 60”
(100)
200 - 25.6k
1,600
万画素
DMC-GM1S
2014/11
基本性能はGM1と同じで、クリエイティブコントロール等を搭載したモデル。 内蔵 5 (40)
コマ/秒
DMC-GM1
2013/11
GX7を流用し、マグネシウム筐体で重さ173gの超軽量コンパクトを実現したミラーレス一眼。
モニターは固定ながらタッチパネル搭載。
(125)
200 - 25.6k


パナソニックのレンズ



       
8mm F3.5   45mm F2.8   30mm F2.8   42.5mm F1.7   42.5mm F1.2


       
25mm F1.7   25mm F1.4   14mm F2.5   15mm F1.7


        
14-42mm F3.5-5.6  7-14mm F4.0  12-32mm / F3.5-5.6

    
  14-42mm F3.5-5.6  12-60mm / F3.5-5.6




8: 4/3サイズ対応ミラーレス

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7: 4/3サイズ対応一眼レフ

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9: 4/3サイズ対応コンパクト



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