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Photo Cafeteriaにようこそ。

写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。

徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。



新着情報


EOS R3のデザイン
2021/04/18(日)

またまたEOS R3のネタで恐縮ですが、このデザインはかなり秀逸ではないでしょうか。


EOS R3(2021年発売予定)

特にペンタ部のデザインは絶妙です。

比べるのは申し訳ないのですが、フィルム時代のEOS-3と比べると、その差は歴然です。


フィルム一眼レフのEOS-3(1998年発売)

ただしペンタ部の両脇にある継ぎ目は、何とかならなかったのでしょうか。

全体の完成度か高いだけに、この2本の線が異常に目立ってしまいます。

ちなみにEOS R5の金属筐体を見ると、下の様にペンタ部の前部が空洞でアクセサリーシューの部分は頑丈そうなフレームで構成されています。


恐らくこの空洞部に無線LANとBluetoothのアンテナが入っており、その上にキヤノンのロゴの付いたモールドのカバーを被(かぶ)せているのでしょう。

金属とモールドの組み合わせで、これだけ一体感があれば良しとするべきでしょうか。

それにしても、(話は飛びますが)アクセサリーシュー部の頑丈さは見事です。

これなら大型のクリップオンストロボや動画用のハンドルを付けても大丈夫そうです。

そんな事を思っていたら、またソニーファンの方には怒られそうですが、ソニーの純正ストロボのアクセサリーシューへの挿入部はモールド製なのを思い出してしまいました。


アクセサリーシューの挿入部がモールドのソニー製ストロボ

いまどき中華製の安いストロボでさえ金属製なのに、何が楽しくて差し込みの渋いモールド製を使うのでしょうか。

おまけにソニー製ストロボのロックは珍しいレバー式なのですが、完全にロックされてなくてもレバーがロック位置にセットできるため、差し込みが不十分で2度も落下させて(破損させて)しまった事もあります。(詳細はこちら

誰がどうみても構造上の欠陥なので、当然ソニーにクレームを付けたものの、全く相手にされませんでした。

そんな事が何度か続いたため、もう二度とソニーは買わないと決めたのですが、たまに購入するから困ったものです。



EOS R5のRAW動画からRAWファイルは切り出せない
2021/04/18(日)

大変申し訳ございません。

またまた誤記をやらかしてしまいました。

先日、EOS R5で撮った8K30PのRAW動画を、キヤノンの無償画像編集ソフトであるDPP(Digital Photo Professional)を使えば静止画のRAWファイルとして切り出す事ができるとお伝えしたのですが、読者の方よりできないとのご指摘を頂きました。

調べてみた所、DPPの最新版であるV4.12.0からEOS-1D X Mrk IIIのRAW動画(1600万画素)から静止画のRAWファイルの切り出しが可能なったのですが、EOS R5のRAW動画(3500万画素)には対応していない様です。

ただしJPEGもしくはHEIFでの切り出しは可能ですので、取り敢えず3500万画素で秒速30コマの静止画撮影は可能です。

なお、もしかしたら今後DPPのバージョンアップでEOS R5のRAW動画から静止画RAWファイルの切り出しにも対応するかもしれませんが、実際に秒速30コマで静止画の撮れるEOS R3が出るとなったら、その可能性は低いかもしれません。


画素数は不明ながら秒速30コマの静止画が撮れるEOS R3

そこでふと、頭をよぎった事があります。

EOS R5の静止画性能は4500万画素の秒速20コマで、その動画性能は8K30Pです。

EOS R3がもし6000万画素以上で秒速30コマを達成したとすると、R5に対して2倍のデータ処理速度になりますので、もしかしたら8K60Pの動画が撮れるのではないでしょうか。

さすがにそんな事はないだろうと思いながらも、もしかしたらと思ってしまいます。


AFの基本は中央1点
2021/04/17(土)

AFロックの使い方がクリアになった所で、AFエリアの話をしたいと思います。

皆様は通常AFエリアはどれをお使いでしょうか。

下はソニー機(α6000)のAFエリアに関する説明の抜粋なのですが、最近のミラーレス一眼でしたらどれも似た様なものでしょう。


ただし、これらのどれをどんな用途に使えば良いのかは、上の説明では今一つ良く分かりません。

そんな訳で、幣サイトが独断でお勧めの用途についてご説明したいと思います。

種類 特徴 用途
ワイドAFエリア カメラが測距点を勝手に決める、暗いキットレンズを使ったお手軽AF。
またはサーボAFと組み合わせて、被写体がどこに位置するか予測できない動きまわる物体の撮影に適する。
なおカメラが選択しようとする被写体(測距点)は、画面の端より中央の物、コントラスが低い物より高い物、カメラから遠い物よりに近い物、横線より縦線を優先する。
家族
動物
動体
ゾーンAFエリア ワイドエリアの領域を狭めたもので、被写体が登場する領域が予測できる(もしくは限られている)場合に向いている。 乗り物
中央1点AF ファインダー中央の測距点を使って、被写体のどこにピントを合わせるかを自分で決めるAFの基本中の基本。
合焦後AFロックをしてカメラを振ると、僅かにピント位置がズレる可能性があるため、明るい単焦点レンズを使って被写体から1.5m以下の距離で撮影する場合は、下のフレキシブルスポットを使うのが好ましい。
なお一眼レフの時代は中央の測距点が最も測距精度が高かったが、ミラーレスになってからはその恩恵が無くなってしまったのが辛い。
人物
風景
フレキシブルスポット 構図を決めた後、測距点をタッチパネル、あるいは十字キー等で移動して自分で狙ったポイントに合致させるAF。
前述の中央1点AFと違って構図がそのままなので、ピントのズレが生じないが、測距点を移動するのが非常に面倒なので手持ち撮影ではやってられない。
近距離の人物
マクロ
三脚使用
瞳AF
(顔AF)
人物を撮るには最も適したAF。
ただし逆光や複雑な模様が近くにあると、ご動作する事がある。
人物
動物

そんな訳で、人物撮影に最も向いているのは瞳AFで、2番目が中央1点AF、ただし絞り開放の近接撮影においてはフレキシブルスポットという感じでいかがでしょうか。

なお最近のカメラですと、測距点の大きさも複数選べるのですが、余程被写体の動きが早くて目的とする合焦ポイントを正確に追えない場合を除いて、極力小さな測距点の方がピント精度は高いと言えます。

またポーズを変えた直後に停止してくれるプロの被写体ならワンショットAFでも問題ないのですが、止まってくれない被写体の場合はサーボAFを働かせておいた方がピントの合う確率は高くなります。

なおサーボAFは、シャッターボタンを半押ししているときか、AFボタンを押しているときしか動作しませんが、もしそれが面倒でしたら(電池は消耗しますが)更にコンティニュアスAFを有効にしておけば、電源をONすれば直ぐにサーボAFが働きますので、短期決戦には最適です。


表面照射型撮像素子の逆襲
2021/04/17(土)

以前、表面照射型撮像素子の逆襲なる記事を書いたのですが、文章だけで分かり難かった個所に,
下の2枚の図を追加しました。


裏面照射型撮像素子の受光素子の上には不要なシリコン基板が1枚残っている



裏面照射型撮像素子には材質の異なる境界面が二つある

もし興味がありましたらこちらへ。




AFロックによるピント誤差はどれくらいか
2021/04/17(土)

大変申し訳ございません。

先日、昔ながらの中央測距点を使ってピントを合わせ、それからAFロックして構図を変えて撮影しても、測距精度に大した差ではないとお伝えしました。

ですが少々心配になり、本当にそう言えるのかどうか調べてみる事にしました。

当初は計算で求められると思ったのですが、それが意外にややこしくて、結局簡単な作図をして求めています。

50mm F1.2の距離1.5m

下は50mmの標準レンズを使って、1.5m先の赤点にピントを合わせ、その後カメラを10度傾けてピント面がどれくらいズレるかを求めたものです。


50mmレンズで距離1.5mにピントを合わせ10度傾けた場合のピント誤差

この場合の画角は40度で、人物の上半身が写るくらいの距離になります。

上の図をご覧頂きます様に、カメラを10度傾けると赤点にピントが合う平面までの距離は1.47mになります。

という事は3cm程、ピントがズレるという事です。

仮にこのレンズが50mmのF1.2だとしますと、距離1.5mでの被写界深度は±3cmになりますので、理論上は何とかピントが合って見える事になります。

50mm F1.2の距離3m

念のため、今度は被写体までの距離を3mにしたのが下の図になります。


50mmレンズで距離3mにピントを合わせ10度傾けた場合のピント誤差

何となく距離が遠くなると誤差は小さくなるのではないかと思ったのですが、当然そんな事はなく、誤差は8cmと大きくなりました。

ただし距離が3mになると被写界深度も±12cmと深くなりますので、この場合は楽に被写界深度内に収まります。

そんな訳で、被写体から距離が離れている場合は、AFロックを使っても然程ピント外れの心配は無いのですが、距離が近い場合は、AFロックは使わない方が無難な様です。

とここまで書くと、AFロックを使えるか使えないかのボーダーラインの距離を数値で表したくなってきます。

85mm F1.2の距離1.5m

そのためには、レンズの焦点距離が変わるとどうなるのか、すなわと広角と望遠でどうなるかを知らなければなりません。

レンズの焦点距離(画角)が変わっても、ピント誤差は変わらない気がするのですが、どうでしょうか。


85mmレンズで距離1.5mにピントを合わせ10度傾けた場合のピント誤差

標準レンズの距離1.5mと条件を同じにして、85mmの中望遠レンズを使った場合を作図してみると、上の図の様に予想通り誤差は3cmのままで変化はありません。

ただしこの場合はバストアップの写真になり、85mm F1.2の被写界深度は±1cmになりますので、残念ながら赤点はボケる事になります。

ですが、画角が24度しかない中望遠レンズで、カメラを10度も傾けて合焦点をフレームの端ギリギリまで移動する事はかなり稀なケースだと思われます。

となるとカメラを5度傾けた場合の誤差は1.5cm程度と予想できますので、被写界深度の±1cmから僅かに外れるものの許容したくなるレベルです。

35mm F1.2の距離1.5m

一方35mm F1.2の広角レンズですと、距離1.5mでの被写界深度は±6cmですので、誤差3mmでは全く問題ありません。

ただし広角レンズの場合は、カメラを振る角度が大きくなると予想されますので、仮に振る角度が20度で誤差が6mmだとすると、これでピントの合う限界になります。

まとめ

そんな訳で、現実的な使い方においては、AFロックの使えるか使えないかのボーダーラインは1.5m近辺と言えそうです。

なお暗いレンズだったり、カメラを振る角度が小さければ、これより近くてもAFロックは使える事になります。


視線入力は使えるのか?
2021/04/14(水)

キヤノンのEOS R3の登場によって、数十年ぶりに返り咲いたキヤノンの視線入力です。


視線入力を搭載したフィルム一眼レフのEOS-3(1998年発売)

恐らく視線入力と聞いただけで、ご存知ない方はどんなに画期的なものだろと思われる事でしょう。

ですが、果たしてそんなに画期的なものなのでしょうか。

実は20年以上も前の話になりますが、実際に視線入力を搭載したEOS-3を使った経験からお話させて頂きますと、それほどではありませんでした。

簡単に視線入力の操作方法を説明しますと、先ずファインダー内に順番に点灯する測距点を見ながら視線入力のキャリブレーションを行ないます。


EOS-3の視線入力のキャリブレーション用測距点

これはちょうど、タッチパネルの押し位置の調整の様なものです。

それが済んだら、あとはファインダーを覗いて被写体のある位置の測距点を見ながらシャッターボタンを半押しすれば、被写体にピントが合うという訳です。


EOS-3のAFエリアと測距点

一眼レフの測距点はご覧の様に中央部分に集まっていますので、当然ながら視線入力できるエリアは限られていました。

この点はミラーレス一眼ですとほぼ全域が測距可能ですので、そう意味では使い易くなると言えます。

また20年以上も経てば、視線の検知能力も大幅にアップする事でしょう。

ですが、本質的な問題はそこではないのです。

視線入力を使う場合、以下の3工程が必要になるのです。

①ファインダーを覗いて構図を決める。

②次に被写体に視線を移して(凝視して)、シャッターボタンを半押しする。

③視線を元に戻して、再度全体の構図を確認してからシャッターボタンを全押しする。

この場合、②でシャッターボタン全押しもできるのですが、恐らく何方も③の工程に間違いなく進むと思います。

ところが昔ながらの中央1点AFの場合、以下の2工程で済むのです。

①ファインダーを覗いて被写体を中央の測距点に合わせて、シャッターボタンを半押しする。

②構図を決めてシャッターボタンを全押しする。

中央1点AFの場合、カメラを振るので測距精度に誤差が出るという方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなの大した誤差ではありません。

小学生の身長測定に緯度と経度、それに月の位置も考慮しなければいけないと言っている様なものです。

そんな訳で、折角鳴り物入りで登場した視線入力を殆ど使う事もなく、他に惹かれる所も無く、更にペンタ部の形状も気にいらなかったので、EOS-3は早々に手放してしまいました。

とは言え、測距点を頻繁に移動される方ならもしかしたら便利になるかもしれませんが、測距点を移動させる度に、視線を移動してある一点を凝視するのも結構シンドイ事だというのも付け加えておきます。

いずれにしろ人物撮影であれば、構図を決めてシャッターボタンを全押しするだけの1工程で済む瞳AFが、一番優れているのは間違いありません。


EOS R3開発発表
2021/04/14(水)

キヤノンからEOS R3の開発発表が行なわれました。


開発発表されたEOS R3

開示された内容は以下の通りです。

新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサー搭載
映像エンジンは、DIGIC X
電子シャッター(AF/AE追従)で最高約30コマ/秒達成
電子シャッターによる像の歪みを大幅に抑制
室内や夜景など暗いシーンでもノイズを抑えた動体撮影を実現
デュアルピクセル CMOS AFにより、高速・高精度・広範囲なAFを提供
ディープラーニングにより、人物の頭部・瞳の検出機能の向上と新たに胴体の検出を実現
新たに検出が可能となる被写体の追加に向けた開発も進行中
視線入力機能を搭載

これをご覧の通り、肝心要(かんじんかなめ)の画素数は一切謳われていません。

これで動画性能やISO感度が公表されていれば、それから凡その画素数は推測できるのですが、それすら謳われていません。

果たして4000万画素以上の高画素機なのでしょうか、それとも2000万画素程度の低画素機なのでしょうか?

この中で辛うじて役立つヒントは、キヤノン初の裏面照射型のCMOSセンサーの採用です。


ソニーの裏面照射型撮像素子の説明図

ご存知の通り、裏面照射型撮像素子のメリットは、1画素の面積が小さな高画素機でしか味わえません。

実際、表面照射型撮像素子のEOS R6は2000万画素ながら最大常用ISO感度は102400と、ソニーの裏面照射型1200万画素のα7S IIIと同じなのですから。

となるとEOS R3は、恐らくEOS R5の4500万画素以上の高画素機という事になります。

ちなみにソニーのα1は、5000万画素で秒速30コマ、電子シャッターのスキャン速度は1/200秒です。


SONY α1
5000万画素
30コマ/秒
1/200秒
8K30P

EOS R5
4500万画素
20コマ/秒
1/60秒
8K30P

となると、EOS R3がこの画素数とスキャン速度を超えるかどうか、そして動画性能が8K30Pの時間制限無しになるかどうかが見所と言えます。

今のキヤノンの勢いからすれば、どうみてもα1を凌ぐのは間違いないでしょう。


EOS R-1の基本スペック
2021/04/14(水)

いきなりEOS R3の噂が飛び出した事に伴い、以前このコーナーで取り上げた話をまとめて、EOS R-1の基本スペックなる記事を書いてみました。


EOS R-1はグローバルシャッターを搭載するのか?

もし興味がありましたら、こちらへ。




FUJIFILM X-H2の画素数
2021/04/13(火)

今日はEOS R3の話で腹一杯なのですが、またまた興味深い話が飛び込んできました。

何と富士フィルムのX-H2が、8K動画を搭載するというではありませんか。


XシリーズのフラッグシップモデルX-H1(2018/3発売)

それだけならまだしも、EOS R5と同様に17:9のDCI規格の8Kにも対応するそうです。

そんな事有り得るのでしょうか?

何しろDCI規格の8Kに対応するためには、縦横比3:2のAPS-Cサイズの場合、最低でも4500万画素が必要なのです。


DCI規格の8K(3500万画素)に対応するには4500万画素必要

そしてAPS-Cサイズで4500万画素という事は、フルサイズ換算で2.35倍の10600万画素(1億600万画素)の超高解像度機になるのです。

キヤノンのAPS-Cサイズ機であるEOS 90D等が2610万画素(フルサイズ換算で9000万画素)で唖然としていたのですが、とうとう1億画素超えです。

そこまでするか、と言った感じですが、ここまで来たらやるのでしょう。


EOS R3とは一体何者?
2021/04/13(火)

EOS R3とは一体何者なのでしょう?

本日飛び込んできた情報によれば、近々にキヤノンがEOS R3の開発発表をするそうです。


軒下デジカメ情報局にアップされたEOS R3の画像

ガセネタの可能性もあるのですが、それらしい画像まで添付されると、まさかと思いながらも(予想好きな幣サイトとしては)どんなカメラか想像しないではいられません。

とは言え、今の所開発コンセプトが100%不明なので、取り敢えず思い付く事を書いていけば何か見えてくるかもしれません。

①今後縦位置グリップ一体型のEOS R-1が出てくる事を考えると、いくら何でも同じ縦位置グリップ一体型のカメラが2台も出て来るとは考え難い。


グローバルシャッターを搭載するかもしれないEOS R-1

②縦位置グリップ一体型の一眼レフであるEOS 1DX Mark IIIは昨年発売されたばかりであり、そのパイを喰う様なEOS R-1が近々に発売されるのも少々考え難い。


4年毎に発売されるEOS-1DXシリーズ

③となるとEOS R-1が出るまでの繋ぎとして、一時的に縦位置グリップ一体型のカメラを発売する事もあるかもしれないが、それに由緒ある”3”の型番は使わないだろう。

④現在のEOS Rシステムの商品構成を考えれば、EOS R3は高画素機である可能性が高いが、何も縦位置グリップ一体型にする必要はない。

⑤いくらキヤノンと言えども、新しい作像系(撮像素子と作像エンジン)を次々に開発するのは不可能なので、EOS R3はいずれかの現行カメラの作像系を流用するかもしれない。

⑥現在のミラーレスカメラが重要視されるのは、静止画性能と動画性能である。

⑦縦位置グリップ一体型になると、当然大型化するものの、堅牢性、電池の持ち、放熱性が大幅に向上する。

とここまで書いて、ハタと思い至った事があります。

もしかしたらEOS R3は、EOS R5をベースにした動画性能向上機ではないでしょうか。

これであれば、電池や昇温を気にせずに、8K30Pや4K120Pの連続撮影が可能です。

また筐体が大きいのに伴って、マイク端子やHDMI端子に信頼性の高いコネクターを使う事も可能です。

実際初期には、EOS-1DXの筐体を利用した業務用のシネマEOSもあったほどです。


シネマEOS-1DC(4Kとスーパー35mm動画に対応)

本来これらの分野は、シネマEOSに委ねると思っていたのですが、もしかしたらコンシューマー分野でもキヤノンは動画機の攻勢を強める魂胆ではないでしょうか。。

もしそうだとすると、EOS R3はシネマEOS-1DCの子孫に当たるのかもしれません。

またEOS R3の本体デザインを流用すれば、EOS R-1の開発費用や型代を抑える事もできます。

ではEOS R-1はどうなるかと言えば、以前噂されました8500万画素のときは秒速20コマ、2100万画素のときは秒速40コマの、デュアル速度/デュアル解像度マシンです。(詳細はこちら

果たしてこの予想は当たるのでしょうか?


APS-Cサイズ用のTS-Eレンズ
2021/04/12(月)

本日チルト式レンズの話をさせて頂いたのですが、またまたその続きです。

このチルト式レンズは操作が面倒な事もあるのですが、ハードルを高くしている最大の要因はその価格でしょう。


TS-E17mm
F4L

TS-E24mm
F3.5L II

TS-E50mm
F2.8Lマクロ

TS-E90mm
F2.8Lマクロ

TS-E135mm
F4L マクロ

例えば、チルト式レンズのTS-E90mm F2.8Lマクロが30万円近辺なのに対して、それに近いキヤノンのEF100mm F2.8L マクロ IS USMでしたら10万円前後で購入できます。


EF100mm F2.8L マクロ IS USM

ではなぜこんなにチルト式レンズが高いかと言えば、当然ながら機構が複雑なのと、チルトやシフトを行なうために大きなイメージサークルを有しているからです。

早い話が、フルサイズ用のレンズでありながら、実は中判用レンズに匹敵する光学性能を有しているのです。


中判カメラの23mmF4レンズ

だったら、このレンズに変換アダプターを付けて、中判カメラに使えると思った方は鋭いです。

そして、この性質を利用してもう一つ思い付く事があります。

それはこのチルト式レンズを、APS-Cサイズ用にしてしまう事です。

そうすれば、チルトしていない時はフルサイズ用として使え、チルトするときはAPS-Cサイズにクロップして使う事で無駄がなくなります。

おまけに小型軽量で安くなります。

更に僅かなチルトやシフト量であれば、クロップ無しで撮り、後で使える範囲をトリミングするという非常に合理的な使い方もできます。

全てのチルト式レンズをAPS-Cサイズ用にしろとは言わないまでも、1本くらいそんなレンズがあっても良いのではないでしょうか。


 α9 IIはEOS R5より高かった
2021/04/12(月)

下の記事を書いていて、ソニーのα9 IIの価格は何とEOS R5より高かったというのを、今頃になって気付きました。


EOS R5

α9 II

ご存知の様にα9 IIは、4K60Pの動画が撮れて、最大5.5段分の手振れ補正を搭載し、2400万画素で秒速20コマの連写が可能です。

一方EOS R5は、8K30P4K120Pの動画が撮れて、最大8段分の手振れ補正を搭載し、4500万画素秒速20コマの連写が可能です。

となると、誰がどう考えてもEOS R5の方が格上でしょう。

にも関わらず、α9 IIの方が高いとはこれ如何に?

また性能が下で値段が高ければ当然売れないので、価格は下がるのが市場原理なのですが、未だに7万円もの差があるという事は、依然α9 IIを購入される方がいらっしゃるという事です。

ではその理由は何でしょうか?

考えられる事はただ一つです。

やはりレンズの豊富さなのでしょう。

そんな訳で、キヤノンはRFレンズで手薄の広角系を一刻も早く揃える必要があります。(詳細はこちら

また目立たないのですが、ソニーの様にフルサイズ機で小型で廉価なAPS-Cサイズ用のレンズが使えるのは何かと便利です。

特に滅多に使わない超広角や望遠レンズ、それにマクロレンズでしたら画素数が少なくなるものAPS-Cサイズ用で十分事足ります。

このため、RFマウントのAPS-Cサイズ用レンズも早く出して貰いたいものです。


3500万画素×秒速30コマで撮れるフルサイズ機とは
2021/04/12(月)

驚きました。

何とヨドバシでの3月下期のデジタル一眼カメラ販売ランキングにおいて、SONY α1がEOS R5を抜いてトップになったとの事です。


α1

EOS R5

ただしこの集計は、3月フルではなくその下期(3月16日~3月31日)のみで、まさに3月19日に発売したSONY α1のための提灯記事とも取れない事もないのですが、それでもEOS R5を抜いたのは大したものです。

ご存知の様にSONY  α1の最大の魅力は、5000万画素で秒速30コマの写真が撮れる事です。

何しろ下にあります様に、従来より5000万画素以上の高画素機も、秒速30コマ以上の高速機も市場に存在していたものの、両方を兼ね備えた機種はありませんでした。


α7R IV
6100万画素
10コマ/秒

OM-D E-M1X
2000万画素
60コマ/秒

EOS R5
4500万画素
20コマ/秒

α9 II
2400万画素
20コマ/秒

となると、一体どんな方がこれを購入されたのでしょうか?

トリミングが必要で、且つ動きが早い被写体となると野鳥撮影くらいしか思い付きませんが、そんなに金持ちの野鳥マニアの方が多数いらっしゃるのでしょうか?

それとも視聴回数目当てのYouTuberが、開封動画撮影のために購入されたのでしょうか?

それはともかく、ご存知でしょうか。

殆ど知られていませんが、実は3500万画素ながら秒速30コマで撮れるα1より安いフルサイズ機が存在している事を。

それもRAWファイルでの撮影が可能なのです。

それは何か?

既にお気付きとは思いますが、それはEOS R5です。


α1
5000万画素
30コマ/秒

EOS R5
3500万画素
30コマ/秒

本機で8K30Pの動画をRAWファイルで撮れば、後でキヤノンの無償画像編集ソフトであるDPP(Digital Photo Professional)を使って、静止画のRAWファイルとして切り出す事ができるのです。

PCを使うので一手間必要ですが、常々PCでRAWファイルを現像されている方ならば、大した手間ではないでしょう。

これを知ってα1の購入意欲がどれだけ変わるか不明ですが、恐らくこの事を知っているα1購入者は皆無ではないでしょうか。

それ以前に、もしかしたらEOS R5購入者もご存知ないかもしれません。


距離の異なる二人にピントを合わせるにはどうするか
2021/04/11(日)

先日全瞳合焦モードなる話をさせて頂いたのですが、またもやそれに関連する話です。

例えば下の人物写真の様に、カメラから二人の距離が微妙に異なる場合、どうやったら二人にピントを合わせて撮れるのでしょうか?


二人の距離が異なる場合どうやって撮るか

当然ながら絞りを絞って被写界深度を深くすれば良いのですが、それ以外にもう一つ別の方法があるのです。

答えは、チルト式レンズを使う方法です。


キヤノンのTS-Eレンズ

当然ながら通常のレンズですと、レンズ面に平行な面にしかピントが合いません。



ところがチルト式レンズですと、レンズを以下の様に傾ける事によって、奥行のある面にピントを合わせる事ができるのです。



とは言え、こんな面倒な事を被写体の位置が変わる度にやってられないので、人物撮影には全く以って不向きです。


他社のミラーレス用レンズ群はどこまでソニーに追い付いたのか
2021/04/11(日)

ニコン、キヤノン、パナソニックがフルサイズのミラーレス機市場に参入して2年ほど経過しました。

となると5年も先行するソニーに対して、レンズの種類がどれだけ追い付いてきたか知りたくなってきます。

そんな訳で、現時点におけるミラーレス用のレンズの種類を調べてみました。

もし興味がありましたら、こちらへ。




全瞳合焦モード
2021/04/10(土)

人間誰しも、一度楽を覚えてしまうと二度と元には戻れません。

それだけならまだしも、もっと楽をしたいと思うのですから、困ったものです。

そんな訳で言わせて頂きますと、複数の人物のピント合わせは何とかならないものでしょうか。


合焦する瞳を選択できる今どきの瞳AF

今どきのカメラであれば複数の人物撮影であっても、どの顔の瞳にピントを合わせるか選択できる様になっています。

ですが、これにどれ程の意味があるのでしょうか。

何故ならば、複数の人物撮影の場合、余程の理由がない限り全員にピントを合わせたいからです。

これでは手前の人物の瞳にピントを合わせたら、奥の人物はボケてしまう可能性があります。

このためできる事なら、最短の瞳(もしくは顔)と最奥の瞳(もしくは顔)の距離を測定して、その中間にピントを合わせる全瞳合焦モードを用意して貰いたいのです。

そうすれば、背景をボカした浅めの被写界深度であっても、全員にピントが合う可能性が高くなります。

また更に我儘を言わせて頂けるのであれば、万一被写界深度が浅くて全員にピントが合わなければ、全員が被写界深度内に入る最も明るい絞り値にする自動被写界深度シフトモードも用意して貰えればもう言う事はありません。

と言いながら、もしこれが実現してもまた新たな我儘を言うのでしょう。


EOS Raの魅力
2021/04/09(金)

本日、赤外フィルムで風景を撮ると、空が暗くなり樹木が明るく写るという話をさせて頂きました。

では人物を撮るとどうなるでしょうか。

すると以下の様に、肌は見た目以上に明るくなるのです。


赤外フィルムで撮ると人物の肌は明るくなる

生憎このメカニズムは不明ですが、少なくとも人の肌は見た目以上に赤外線を反射しているのは間違いなさそうです。

となると、これで普通のカラー写真を撮ってみたいと思われませんでしょうか。

そこで登場するのが、先日値落ちしないカメラとしてご紹介しました天体撮影用のEOS Raです。


この場合、赤外線フィルムの様に強烈な効果はありませんが、日常光で撮れば赤外写真の様に空が暗くなり樹木や肌が若干明るくなるという傾向はあります。

ただし若干赤みを帯びます。

そんな訳で、EOS Raを使えば、もしかしたら他人とは一味違う人物写真を撮れるかもしれないと思っているのですが、実際に検証するのはどうみても無理です。


赤外写真では、何故空が暗く樹木が明るく写るのか
2021/04/09(金)

皆様は赤外写真をご存知でしょうか?

カメラがデジタルに変わってから見掛ける事は少なくなりましたが、フィルムカメラ時代は赤外フィルムなる商品があって、それに赤色のフィルターを付けて撮ると下の様に不思議な写真が撮れました。


赤外写真

特徴的なのは、空が暗くなり、樹木が明るく写る事です。

と、ここまでは見たままの話しなのですが、ではなぜそうなるのかこれからでじっくりご説明したいと思います。

今どき子供でも綺麗な写真が撮れるのですが、せめて何故空や海が青く見える(写る)かくらい、知っておいて損はないでしょう。

もし興味がありましたら、こちらへ。




値落ちしないカメラ
2021/04/07(水)

いやはや、大したものです。

普通どんな製品でも発売から暫く経てば徐々に値段は下がっていくものなのですが、下のグラフにあります様にEOS R5には全くその傾向が見られません。


価格ドットコムにあるEOS R5の価格推移グラフ

更にEOS R6に至っては、下のグラフにあります様にむしろ値段が上がっていた事もあったほどです。


価格ドットコムにあるEOS R6の価格推移グラフ

これは人気の高さと共に、やはり品不足の影響があったのは間違いないでしょう。

 

ところが、品不足でも無いにも関わらず、1年以上も全く値落ちしないカメラがキヤノンにもう1台存在するのです。

それが何か?

いつか手に入れられたらお知らせしたいと思いますが、どうみても(高いので)無理そうです。

そんな訳でヒントをお伝えしますと、以下がその価格推移グラフになります。


1年以上経っても価格が安定している某カメラ

これで凡そ察しがつきますでしょうか。

と、散々勿体ぶってしまいましたが、答えはEOS Raです。


EOS Raと聞けば、赤外カットフィルターの効果を抑えた天体撮影専用の特殊なカメラだと思われるでしょうが、実はそうでもないのです。


一番上のガラスがここで言う所の赤外カットフィルター

そんな訳で、この話はもう少し続きます。


一眼レフのEOS Kissシリーズはどうなる
2021/04/06(火)

一眼レフのEOS Kissシリーズは今後どうなるのでしょう。

2003年9月に発売された初代EOS Kissデジタル以降、低価格を武器にデジタル一眼レフ市場を席巻してきたのですが、ミラーレス一眼の予想以上の急速な普及に伴いこれらもディスコンになるのでしょうか。

ちなみにキヤノンにおけるAPS-Cサイズ一眼レフの商品体系は、以下の様になっています。

モデル 機種 ポジション
1桁モデル EOS 7D II
EOS 7D
フラッグシップ
2桁モデル EOS 90D
EOS 80D
EOS 70D
ハイアマチュアモデル
4桁モデル EOS 9000D
EOS 8000D
プレミアムエントリーモデル
Kissシリーズ X10i、X9i
X8i、X7i、X6i
現在のKissの本流
バリアングルモニター搭載
X10、X9、
X7、X5、X4、X3等
以前はKissの本流だったが
X7以降は小型軽量を目指した普及機
X90、X80、
X70、X50
機能を削った廉価版

この中でフラッグシップのEOS 7Dは、実質的にハイアマチュアモデルのEOS 90Dに統合されてしまいました。

また下の現行機種一覧にあります様に、プレミアムエントリーモデルであるEOS 9000Dも在庫僅少と既にディスコン扱いになっています。



またEF-Sレンズも徐々に在庫僅少が増えています。

となると、EOS Kissシリーズを含めた全てのAPS-Cサイズ一眼レフモデルにおいて、今後直接の後継機は出ないと思った方が良さそうな感じです。

となると、EOS KissシリーズはEF-MマウントのミラーレスとなるEOS Kiss Mシリーズに移行できるとしても、上位機種はどうなるのでしょう。

誰がどう考えても、RFマウントのAPS-Cサイズのミラーレス機でしょう。


PENTAX K-3 Mark III
2021/04/03(土)

PENTAX K-3 Mark IIIが、ついにベールを脱ぎました。


ペンタックスにおけるAPS-Cサイズのフラッグシップ機となるPENTAX K-3 Mark III

猫も杓子もミラーレス機の時代ですので、一眼レフに興味を持たれる方は少ないかもしれませんが、もしかしたら史上最後の一眼レフになる可能性がありますので、どれほどの性能か他社機と比べておきたいと思います。

項目\機種 EOS 90D
(2019/10)
PENTAX K-3 Mark III
(2021/4)
Nikon D500
(2016/4)
画素数 3250万画素 2573万画素 2088万画素
ISO感度
(拡張)
100-25600
(51,200)
100-1600,000 100-51,200
(1640,000)
シャッタースピード
(シンクロ)
1/8000-30, B
(1/250)
1/8000-30, B,T
(1/200)
1/8000-30, B,T
(1/250)
AF
(ライブビュー)
オールクロス45点
EV-3
(デュアルピクセルCMOS AF)
101点
内クロス25点
EV-4
(コントラストAF)
153点
内クロス99点

EV-4
(コントラストAF)
連写 11コマ/秒 12コマ/秒 10コマ/秒
ボディー内手振れ補正 N/A 5.5段 N/A
ファインダー 100%
0.95倍
22mm
100%
1.05倍
20mm
100%
1倍
16mm
モニター 3型
104万dot
バリアングル
タッチ
3.2型
162万dot
固定
タッチ
3.2型
236万dot

チルト
タッチ
動画 4K30P
FHD120P
4K30P
FHD60P
4K30P
FHD60P
無線LAN 802.11b/g/n 802.11b/g/n 802.11b/g
防塵防滴 対応 対応 対応
メモリーカード SDカード SDカード×2 XQDカード
SDカード
質量 701g 820g 860g
価格 16.5万円 28万円 16万円
太字は優れている性能を示す

そう思って作ったのが上の表なのですが、本機が明らかに他社機より優れているのは、ISO感度、連写性能、ボディー内手振れ補正、ファインダーと言った所でしょうか。

ご存知の様にライバルとなるEOS 90DもNikon D500もそれほど新しいモデルではないのですが、最新のPENTAX K-3 Mark IIIと比べても大差ない所を見ると、むしろ両機の実力の高さに驚かされます。

話が逸れてしまいましたが、本機に関する記事を読むと、ファインダーを一から見直したとありますので、ペンタックスとしては一眼レフを残すためにその見え方の部分に徹底的にこだわって開発した事が窺えます。

背面モニターを固定式にしたのは、どうしてもファインダーを覗いて撮ってほしいからなのでしょう。

売れてくれれば良いのですが。

ソフトボックスの理想の光源とは
2021/04/03(土)

スタジオ撮影の経験のある方でしたら、何方もソフトボックスを使われた事がおありでしょう。


以前は高くて個人ではとても手が出なかったのですが、今では安い中国製が出回って敷居がかなり低くなってきました。

それではここで問題です。

このソフトボックスにおいて、理想の光源は以下のフラット面電球型のどちらでしょうか。


ソフトボックスにおいて理想の光源はフラット面と電球型のどちらか?

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アンブレラの正しい使い方
2021/04/03(土)

ネットで照明用アンブレラの安い物はないかと探していたら、以下の様な画像を見つけました。


わざわざ”商品画像はイメージです”と謳われているので、使い方を示す画像ではないのですが、これの何処が問題か分かりますでしょうか?

答えは、ストロボの発光面とアンブレラの布面が近接し過ぎている事です。

これですと、ストロボの光はせいぜいアンブレラの布面の直径30cmほどしか照らさないでしょう。

となると、直径30mのアンブレラを使っているのと同じになってします。

もしアンブレラを使うのでしたら、アンブレラの布面全部が光る様にストロボの発光面をもっと後に下げなければなりません。


ドーム型ディフューザは屋外で効果があるのか?
2021/04/03(土)

先程Profoto A1のご紹介をさせて頂いたのですが、次は本器に装着するドーム型ディフューザに関する質問です。


Profoto A1に装着されたドーム型ディフューザ

よくProfoto A1の紹介記事において、プロ写真家が本器にドーム型ディフューザを装着して屋外で撮影する姿が紹介されているのですが、果たしてその効果はあるのでしょうか。


ドーム型ディフューザを装着した屋外での撮影風景

選択肢は、効果有り/無しの二つです。

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ストロボの発光面は円形と四角のどちらが良いのか?
2021/04/03(土)

プロご用達のクリップオンストロボ、Profoto A1をご存知でしょうか。

   

ご存知の通りProfotoは、スウェーデンにあるプロ用スタジオストロボのトップメーカーで、Profoto A1はそのノウハウをつぎ込んだモデルと言えます。

スウェーデンといえば、Hasselblad、VOLVO、IKEA、H&Mと特徴的な有名企業が多いのですが、この理由は何なのでしょうか?

それはともかく、Profoto A1の最もユニークな点は、クリップオンストロボながら発光面が円形な事でしょう。

では、そこで問題です。

ストロボの発光面は円形と四角のどちらがより優れているのでしょうか?

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EOS R6のバージョンアップ
2021/04/03(土)

最近カメラのバージョンアップが日常化してきました。

新機能が追加されるだけなら文句を言う筋合いは全く無いのですが、不具合修正のために面倒なバージョンアップを無償でやらされるのはどうにも納得がいきません。

なにしろユーザーに不具合で迷惑を掛けて、さらにその修正のためにユーザーの貴重な時間と労力を使わせるのですから、菓子折りの一つでも持参しろとは言わないまでも、(例え新機能追加と抱き合わせであっても)ユーザーにお詫びの一言ぐらい添えるべきでしょう。

ところが下にあります様に、先日リリースされましたEOS R6のバージョンアップにおいては、その様な記述は一切ありません。


お詫びの言葉が一切添えられていないキヤノンのバージョンアップに関するアナウンス

これは何もキヤノンに限った事ではないのですが、まるで不具合を直したのだから後はユーザーが対応するのは当然の事だという様な不遜な態度は改めるべきでしょう。

なお一部のメーカーは、不具合内容すら記載しないでバージョンアップをアナウンスしている事を考えれば、まだキヤノンの方が多少良心的と言えるかもしれません。

ところで、上記のアナウンスを見ると、”対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります”、とあります。

AF時に常にMFできるとなると、MF後にシャッターボタンを押すと、またAFが働いて折角マニュアルでピント調整したのがご破算になるのでしょうか?

何はともあれ早速バージョンアップしてみようと思ったら、対応しているレンズは現状RF 70-200mmとRF100-500mmの2本だけとの事です。

だったらそのレンズを持っていなければ何の意味もありません。

さらにガッカリしたのは、EOS R5のバージンアップでは、カメラの設定をメモリーカードに保存できる様になったのですが、何故かEOS R6にはその機能は追加されませんでした。

またファインダーの表示がおかしくなるのは何度か経験したものの、大した問題ではありませんし、ましてや高速連写も殆ど使いません。

そんな訳で、今回のバージョンアップは面倒だから止める事にしました。

低画素と高画素の写真をモニターに映したらどうなるのか
2021/04/02(金)

昨日、EOS R5とEOS R6の話をさせて頂いたのですが、ついでにこの話もさせて下さい。

高画素の写真と低画素の写真をモニターに映したらどうなるでしょう。

例えば、FHDモニター(200万画素)に同じカメラで撮った2400万画素と1000万画素の写真を映し出したらどうなるでしょう。

これは是非実際に見比べて頂きたいのですが、何の差も感じません。

この理由は、2400万画素の写真も1000万画素の写真も、200万画素のモニターに映すために、不要な画素はどんどん間引かれるだけだからです。

では全く差が無いかと言えば、そうでもないのです。

むしろ理論上は、高画素の方が劣化すると言えるのです。

ではその実例を、以下にお見せしたいと思います。


縮小なし(間引きなし)


90%に縮小した(間引いた)画像

上は写真と文字のある画像を、単純に90%に縮小した(間引いた)画像です。

具体的には横方向に10個並んでいる画素から1画素、縦方向に10個並んでいる画素から1画素を等間隔でどんどん消し去ったと思って頂ければと思います。

これを見て頂けます様に、写真にはギザギザ感が出て、文字に至っては一部が消えてしまっています。

実際にはこんなに単純な間引きは行なわないのですが、少なくとも間引きを行なうと(本来存在していた画素を消せば)画質が劣化する可能性がある事をご理解頂ければと思います。


EOS R5にするか、EOS R6にするか
2021/04/01(木)

読者の方よりお便りを頂きました。

それによると、EOS R5(4500万画素)にするかEOS R6(2000万画素)にするか、悩まれているとの事です。

 

幣サイトしては、低画素機のEOS R6をお勧めしたい所ですが、その方は野鳥撮影が趣味で写真をトリミングされる機会が多いという事です。

また出力機器は主に大画面のPCモニターとの事です。

このモニターが一般的なFHDモニター(200万画素)であれば、2000万画素あればいくらでもトリミングできます。

しかし、もし4Kモニター(800万画素)でしたら、3:2のフルサイズの写真を画素加算無し(劣化無し)で見るためには、どうしても1200万画素以上が必要になります。(詳細はこちら

ですので、面積比で60%(1200万画素÷2000万画素)以下までトリミングするかどうかが、R5にするかR6にするかの分かれ目になると言えます。

すなわち、もし面積比で60%以下までトリミングした画像を4Kモニターで劣化なく見たいのであれば、EOS R5が必要になります。

ただしFHDのモニターでしたら、EOS R6で十分です。

一方、もう一つ別の考え方もあります。

一般的に、人気のある高額な商品(機種)程リセールバリューは高くなります。

例えばEOS R5の購入価格が45万円でEOS R6が30万円だとして、数年間使用後のEOS R5の売却価格が20%ダウンの36万円(9万円ダウン)、EOS R6が30%ダウンの25万円(10万円ダウン)になったとすると、むしろその間の使用料はEOS R5の方が安いという事になります。

生憎数年後の売却価格は誰にも正確には分かりませんが、リセールバリューを考慮してどちらかを選ぶのも手かもしれません。


画質の良いプリンターとは
2021/04/01(木)

皆様は写真をプリントする場合、どんなプリンターをお使いでしょうか。

恐らく大多数の方は、インクジェットプリンターを何の疑問もなく使われている事でしょう。

なにしろ安いですし、10色顔料インクだのA3ノビ対応だの4800dpi×2400dpiだの聞くと、正に写真をプリントするならインクジェットプリンターしかないと思ってしまいます。

   

ですが、LBP(レーザービームプリンター)で写真をプリントされた事はありますでしょうか?

 

これが予想以上に綺麗なのです。

最新機種で比べた訳ではありませんが、インクジェットプリンターより綺麗に見えるのです。

おまけに一昔でしたら、カラーLBPと言えばA4対応でも数十万円、A3対応となると百万円以上はしていたのが、いつの間にか数万円で買えるではありませんか。

ではLBPが一番かと言えば、そうではありません。

幣サイトが一番写真が綺麗に見えると思うプリンターは、昇華型プリンターです。

  

プリンター本体を見ると玩具の様に見えますが、一度このドットの見えない滑らかな画像を見たら、度肝を抜かれると思います。


昇華型プリンターとインクジェットプリンターの違い

そんな訳でもし幣サイトを覗かれる方でプリントにもこだわる方がいらっしゃいましたら、是非出力機器にもこだわって頂ければと思う次第です。


リングライトの位置
2021/04/01(木)

先程LEDリングライトの話をさせて頂いたのですが、大事な事を書き漏らしていました。

下の写真の場合、リングライトがレンズの先端に装着されています。


R300 SEをブラケットを介してカメラに固定した所

これとは異なり、リングライトをレンズの根元に撮る付ける事も可能です。

ではどちらが良いのでしょうか?

レンズの操作性や重心の位置を無視するとしたら、断然レンズ先端に付けるべきです。

理由は二つあります。

先ず一点目は、光源が被写体から離れるほど光は固くなる(影がキツクなる)からです。

地球から1.5億km離れた太陽光(直射日光)の下で撮った写真を思い出して頂ければ、その事をすんなりご理解頂けると思います。

元々発光面の小さなストロボでは大した差はありませんが、面光源であるソフトボックスやアンブレラ、それにレフ板は(写り込みや光量ムラが無い限り)なるべく被写体に近づけた方が、光がソフトになるのです。

二点目は、リングライトをレンズの根元に装着すると、中心部の光がレンズに遮られて暗くなる恐れがあるからです。

そんな訳で、極力光を柔らかくしたい場合は、発光面を大きくして、且つ被写体に近づける事です。


動画撮影用LEDリングライト
2021/04/01(木)

新年度第一弾は、カメラに直接取り付けられる動画撮影用LEDリングライト(F&V R300 SE )のご紹介です。

  
動画撮影用LEDリングライト(F&VのR300 SE )

ご存知の様にLEDリングライトを使うと、下にあるカメラ上部に乗せるLEDビデオライトと違って被写体に(当該照明による)影が一切発生しません。

カメラ上部に乗せるLEDビデオライト

このためカメラの向きを変えても、余程の広角でなければ照明も一緒に動いていると気付かれ難くなります。

また発光面も比較的大きいので、光もその分柔らかくなります。

おまけに瞳に映るキャッチライトも円形になりますので、人物を撮るには理想的な発光面形状と言えます

ところが市販のLEDリングライトは、下にあります様にスタンドに取り付ける据え置き型が一般的で、これでは手持ち撮影には使えません。

一般的な据え置き型LEDリングライト

またカメラに直接取り付けできるタイプもいくつかあるのですが、どれもレンズ先端にフィルターネジを利用して取り付ける物ばかりです。

フィルターネジで固定するLEDリングライト

この場合、レンズの鏡筒やカメラのマウント部に少なからずストレスを与える事になります。

実は今回ご紹介するLEDリングライトR300 SEも、フィルターネジに固定するタイプなのですが、別売のブラケットを利用すれば、下にあります様にブラケットを介してカメラの三脚ネジに固定できるのです。


R300 SEをブラケットを介してカメラに固定した所

上の写真では、レンズでLEDリングライトを支えている様に見えますが、LEDリングライトの荷重は全てカメラ底部で支えられているのです。

なお上は取り付け状態を示すために三脚に固定していますが、三脚から外せばそのまま手持ち撮影が可能です。

おまけにLEDリングライトの内径は96mmもありますので、大口径レンズにも十分対応できます。


R300 SEの外形寸法

もし手持ちできる動画用のLEDリングライトを探している方がいらっしゃいましたら、断然お勧めです。

なお、これに白色のディフューザが付属しているともう言う事は無いのですが、必要な方は白紙等で自作しましょう。




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