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Photo Cafeteriaにようこそ。

写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。

徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。



新着情報


カメラストラップ除去の勧め
2021/07/25(日)

皆様はカメラのストラップはどうされていますでしょうか。


撮影には邪魔なカメラストラップ

以前でしたら、幣サイトも当たり前の様に常時カメラに付けていたのですが、動画を撮る様になったせいか、次第にそれが邪魔になってきました。

このため、一時は流行(はやり)の着脱式にした事もあったのですが、それすらカメラ側に残るアンカーと紐が邪魔(グリップと手の間に入り込むのが不快)で、且つストラップを付ける事が非常に稀な事に気付き、現在は完全にストラップ無しです。


カメラ側に残るアンカーと紐が邪魔なPeakDesignのアンカー リンクス

その場合、移動のときはカメラバックに入れる必要があるとか、落下が心配とか色々ありますでしょうが、ストラップが無いと非常に身軽に撮影できますので、是非一度お試し頂ければと思います。



同じマウントでフルサイズとAPS-Cサイズがあるメリット
2021/07/23(金)

先程RFマウントのAPS-Cサイズ機とレンズはいつか出るだろうとお伝えしましたが、その根拠として同じマウントでフルサイズとAPS-Cサイズが存在するメリットを考えてみたいと思います。


同一マウントのNikon Z 50とNikon Z 6

その場合、2種類のカメラと2種類のレンズが存在しますので、相互に異なる組み合わせで考えてみます。

フルサイズ機+APS-Cサイズ用レンズ

恐らくフルサイズ機にAPS-Cサイズ用レンズを付けたいと思う方は、限りなく少ないのではないでしょうか。

何しろ折角のフルサイズの撮像素子の中央部分しか使わないのですから。

ですが、一つのマウントで2種類のカメラとレンズが存在する最大のメリットは、この組み合わせにあると思っています。

先ず一つ目のメリットは、フルサイズ機にAPS-Cサイズのレンズを付ければ、クロップされて1.5倍の望遠レンズになる事です。

当然ながらフルサイズのレンズをクロップしても望遠になるのですが、APS-Cサイズのレンズの方が小型軽量で且つ安くなります。

そして二つ目のメリットは、滅多に使わないレンズを安くて軽量のAPS-Cサイズ用レンズで揃えられる事です。


SEL1018
(15-27mm F4)

SEL16F28
(24mm F2.8)

SEL30M35
(45mm F3.5マクロ)
APS-Cサイズ用のレンズは安くて軽量 (フルサイズ換算値)

例えば、望遠レンズに限らず、使う機会が少ないもののたまに使いたい事がある超広角レンズやマクロレンズを、安いAPS-Cサイズ用レンズで揃えておく事が可能になります。

三つ目のメリットは、常々お伝えしております様に、クロップすると同じ画角の同じ絞値でも被写界深度が1.3段深くなる事です。

このため、暗い場所で少しでも被写界深度を深くして撮りたい場合、安くて軽いAPS-Cサイズ用レンズを使えるのはメリットになります。

APS-Cサイズ機+フルサイズ用レンズ

次はAPS-Cサイズ機にフルサイズ用レンズを付ける場合ですが、このメリットは全く無いと言って良いのではないでしょうか。

確かにフルサイズ用レンズの中央部分だけ使うので、画質は多少良くなると言えますが、元々APS-Cサイズ用レンズの方が小口径になる分光学性能は上と言えますので、そのメリットは限定的です。

また、APS-Cサイズ機にフルサイズの50mm F1.2の重くて高価な大口径標準レンズを装着したとします。

すると、フルサイズ換算で75mm F1.2になるので、何方もフルサイズ機にもっと高価な75mm F1.2のフルサイズ用レンズを装着したのと同じ様な画像が撮れると思われる事でしょう。

ところが実際にF1.2で撮っても、フルサイズ機に75mm F1.8の普及レンズを装着したのと同じ画像(同じ画角の同じボケ量)しか撮れないのです。

すなわちフルサイズ用の大口径レンズ本来の性能を引き出すには、どうしてもフルサイズ機に装着するしかないのです。

そんな訳で、APS-Cサイズ用レンズが手元に無い場合以外、APS-Cサイズ機に敢て重くて大きくて高価なフルサイズ用レンズを付けるメリットは全く無いと断言したいと思います。

にも関わらず、Canon RumorsはRFマウントのAPS-Cサイズ機は出ても、APS-Cサイズ用レンズは出ないと言っているのです。

そんな事はあるのでしょうか?


RFマウントのAPS-Cサイズ機は出るのか?
2021/07/23(金)

またまたたCanon Rumorsネタです。

先日Canon Rumorsに以下の様な表題の記事がアップされました。

There is still discussion internally at Canon about an APS-C EOS R camera

原文に忠実に翻訳すると、キヤノン内部で依然RFマウントのAPS-Cサイズ機についての協議がある、となります。

そう聞くと、何を今さらと思う反面、そんな会話は毎日どこかで行なわれているだろうと思ってしまいます。

中身を読んでみると、キヤノンはRFマウントのAPS-Cサイズ機の需要について市場調査を行なっており、RF-Sレンズが出る可能性はゼロだが、ボディーはいつか出るだろうとあります。

ですが、これは明らかに矛盾でしょう。

何しろ依然市場調査をしていると言いながら、何故か一方的に結論が書かれているのですから。

それはともかく、ではRFマウントのAPS-Cサイズ機とレンズは出るのでしょうか?

幣サイトとしては当然両方とも出ると予想しています。

何故ならば、市場がそれを待っているからです。

ではなぜ未だに姿を表さないかと言えば、優先順位が低いからなのでしょう。

何故ならば、キヤノンには既にEF-MマウントのAPS-Cサイズ機がありますので、迂闊に出せばそれらの売り上げを減らす事にもなりかねません。

だったら、フルサイズ機のラインナップが一通り揃ってからノンビリ出そう、という魂胆なのではないでしょうか。

ペグ型一脚
2021/07/22(木)

先程Leofotoが防水三脚の話をさせて頂いたのですが、Leofotoのホーム頁を見ていたら面白い物を発見してしまいました。

それが下にあります、地面に突き刺して使うペグ型一脚です。


Leofotoのペグ型一脚

どなたも経験があると思いますが、地面すれすれの高さから撮るだけなのに、三脚ですとどうしてもそれなりの大きさの物になってしまいます。

かと言って、地面にカメラを置いて撮るのも気が引けますし、そもそも向きの調整に苦労します。

ですがこれですと、下が柔らかい地面だったり砂地であれば、持ち運ぶのもセットするのも、更に撤去するのも楽です。

ただしこれくらいの大きさだと、重いレンズを付けたカメラだと、支柱(ペグ)が簡単に傾いてしまうと思われるかもしれません。

そこで登場するのが、以前お話ししたアルカスイス互換のプレートとホルダーです。


アルカスイス互換のプレートとホルダーを使うとカメラの重心位置を調整できる

これを使ってカメラの重心と支柱の中心を合わせてやれば、重いレンズとの組み合わせであっても支柱が傾く事もありません。

またこれだと低すぎる場合は、片側がメスネジになっている延長棒を装着すれば対応できます。

さて気になるそのお値段ですが、ツバ付きで3280円です。


決して安いとは言えないものの、本体がアルミでネジ部がステンレス鋼を使っているとなると錆びにも強そうです。

1本買ってみましょうか。


防水三脚
2021/07/22(木)

この防水三脚は欲しい。


Leofotoの防水三脚

海辺で三脚を使って撮影すると、砂が三脚のあらゆる隙間という隙間に入り混み、可動部を動かす度にジャリジャリと不快な思いをさせられます。

おまけに海水に少しでも濡れると、どんなに水洗いしても金属部があっという間に錆び付きます。

このため、以前日本の三脚メーカーで役員をしている友人に、何とか海辺でも自由に使える三脚を作ってくれないかと頼んだのですが、当然ながら全く相手にされませんでした。

そんな中、中国メーカーのLeofotoが防水三脚を出してくれたのは快挙と言っても良いのではないでしょうか。


実は防水三脚と称する製品は以前からいくつかあったのですが、このLeofotoが防水三脚は、一部に錆びにくいチタンを使ったりとかなり海水に気を使った作りになっています。

ちなみにチタン自体は、実は鉄よりも酸化し易いのですが、その生成物である酸化被膜が強靭なので内部の腐食を防いでくれるという訳です。

おまけに、(性能には全く関係しませんが)パイプが青色なのも、見た目に海水に強そうなイメージです。

これでもう少し安ければ言う事は無いのですが、残念ながらこの値段では貧乏サイトでは手も足も出ません。

そんな訳で、これからも安いプラスチックを多用した三脚を、ジャリジャリさせながら海辺で使うしかなさそうです。

動画用SDカードの要求性能
2021/07/19(月)

静止画ばかり撮っていた頃でしたら、SDカードは容量と値段だけで選んでいたのですが、動画を撮る様になってからはそんな訳にはいきません。

何しろ安いSDカードでしたら、4K動画はおろか、FHD120Pの動画も撮れないのですから。

ところがSDカードには、以下の様にいくつもの分かり難い性能記号があり、動画を撮るにはどの性能記号がどうなっていなければならないのか皆目見当がつきません。


そんな訳で、いくつかのカメラを例にして、最小限こだわらなければならないSDカードの性能を表にしてみました。

8K IPB 4K FHD
8bit 10bit 30P 60P 60P 120P
EOS R5 VS60以上 VS90以上 VS60以上 U3以上
EOS R6 UHS-I
U3以上
UHS-II
VS60以上
SC10以上 UHS-I
U3以上
α7III U3以上 SC10以上
U1以上
U3以上
α9 U3以上 U3以上

かなり端折った表で恐縮ですが、上の表を見る限りビデオスピードクラスがVS60以上、もしくはUHSスピードクラスがU3以上であれば、4K60Pまでの動画に対応できそうな感じです。

という事は、早い話が端子が2段に増えているUHS-IIタイプのSDカードが必要になりそうです。

ただしそうなると、下に有ります様にSDカードと言えども結構なお値段です。


32GB

64GB

128GB

と思っていたら、元Lexarの経営陣と技術者達が立ち上げたPrograde DigitalなるSDカードがあるそうです。

という事は、恐らく国籍はUSA(製造は台湾)で中華資本も入っていないでしょうから、信頼性もセキュリティー上の問題も無さそうです。

そのPrograde Digitalブランドであれば、64GB(VS60/U3/C10)で以下のお値段です。


Gold 64GB

1枚いかがでしょうか。

キヤノンの製品計画表?
2021/07/18(日)

本日もまたまたCanon Rumorsネタです。

下のCanon Rumorsにアップされたキヤノンの製品計画らしき表を、ご覧になられましたでしょうか?


Canon Rumorsにアップされたキヤノンの製品計画表

Canon Rumorsのネタは結構当たっているので、それなりに評価しているのですが、この表は明らかにフェイクです。

初歩的な所から言えば、表題が”2、製品計画(EFレンズ)”となっていながら、表中にRFレンズが記載されているのも奇妙です。

またその序数2の後に、読点(、)がついているのも不自然です。

これ以外にも明らかにオカシイ(有り得ない)点があるのですが、それは控えるとして、この表は一部の情報を基に(日本語を母国語としていない)誰かが勝手に作成したフェイク表なのは間違いありません。

恐らくCanon Rumorsの関係者の中に日本人がいれば、一目で偽物だと気付くでしょう。

とは言え、それらしく良くできているのも、これまた間違いのない事実です。


799ドル機の実力
2021/07/16(金)

キヤノンの799ドル機について色々書いてきましたが、本題はこれからです。

果たして本機の実力はどれくらいなのでしょうか?

確かにファインダーもメカシャッターもボディー内手振れ補正も無く、モニターも低下像度で、ボタンもダイヤルも少ないとなると、静止画用としては正に初心者用カメラと言えます。

ですが、これを動画用と見ると、俄然話が変わります。

何故ならば、動画撮影時にファインダーは殆ど使いませんし、そもそも動画専用機にメカシャッターなどありません。

おまけにジンバルを使えば、ボディー内手振れ補正も不要ですし、微振動は大多数のレンズ内手振れ補正で対処できます。

またモニターは目から数10cm以上離して見ますので、いくら解像度が高くても何のメリットもありません。

更に動画撮影時に調整するのは、せいぜい絞りくらいですので、余計なボタンもダイヤルも不要です。

仮にですが、もしこの799ドル機がEOS R6の撮像素子と作像エンジンを流用するとなると、瞳AFを含めたAF性能は同等と言えますので、正に不要な物が一切無い理想的な動画機と言えます。

もしEOS R6と同じ画質の動画が、10万円のカメラで撮れるとなると、これはもう快挙です。


果たして799ドルのフルサイズ機は可能なのか
2021/07/16(金)

先程799ドルのフルサイズミラーレス機の話をさせて頂きましたが、果たして現実的に可能なのかどうか考えてみたいと思います。

ベースとなるのは、フルサイズの入門機であるキヤノンのEOS RPです。

 
 初値15万円だったEOS RP

ご存知の様に本機は、ボディーがプラスチックで、ボディー内手振れ補正は無し、メカシャッターは後幕だけの単幕メカシャターで、撮像素子はEOS 6D IIからの流用です。

本機の発売当初の価格が15万円ですので、799ドル(8.8万円)に対応するためには、これから6万円以上を削らなければなりません。

となると、先ずファインダーを削除して2.5万円、さらにメカシャッターを削除して1万円、最後にモニターの解像度を落として5千円削減できたとしも、まだ2万円以上は減らさなければいけません。

残りは、ボタンやダイヤルの数を減らして、自動組み立てで対応するのでしょうか。

とは言え、既存の撮像素子を流用すれば10万円前後のフルサイズ機は可能な様な気もしてきます。


キヤノンが799ドルのフルサイズミラーレス機を開発中?
2021/07/16(金)

これまたビックリ仰天です。

Canon Rumorsによれば、キヤノンが799ドルのフルサイズミラーレス機を2022年発売を目指して開発中との事です。

799ドルとは、1ドル110円の単純計算で88000円と驚異的な価格です。

そんな事が果たしてできるのでしょうか?

もしこれが事実だとしたら、RFマウントのAPS-Cサイズ機は出ないという事です。

何故ならば、例え出しても799ドルの本機に喰われてしまうからです。

それだけではなく、自社のAPS-Cサイズ機であるFE-Mマウント機さえ喰われてしまいます。

例えばですが、APS-Cサイズでファインダーレスながら上位モデルであるEOS M6 IIで10万円前後、売れ筋モデルであるEOS Kiss M2で8万円前後です。(詳細はこちら


EOS M200

EOS M6 II

EOS Kiss M2

となると、キヤノンはAPS-Cサイズ機を淘汰しようと考えているのでしょうか。

果たしてそんな無謀な事をやるものでしょうか?


湿度が異常に高いとカメラが暖まっていても結露する
2021/07/16(金)

絶句です。

先日、車内で冷やしてしまったカメラを車外に持ち出して結露させた話をさせて頂いたのですが、またも結露が発生したのです。

それもカメラが暖まっている状態で。

その時の発生状況ですが、晴れた日中(恐らく気温30℃、湿度70%RH前後)に数時間撮影し、その後風通しの悪い屋内に入った瞬間にレンズが結露したのです。

屋外ではカメラは数時間直射日光を浴びていましたので、カメラの表面温度は40℃以上あったのは間違いありません。

一方風通しの悪い屋内は、相対湿度が80%RH以上あったかもしれませんが、それでも40℃以上の物体に結露するとは全くの想定外です。

これで分かった事は、湿度が異常に高い状態では、カメラが暖まっていても結露する可能性がある事と、そんな状態では(カメラ内部を結露させないために)決してレンズ交換をしてはいけないという事です。

また今までは重要な撮影ではフィルターを外そうかと思っていたのですが、結露するかどうかはフィルターの有無には一切関係しないので、拭くのにより抵抗が少ないフィルター装着にしようと決めたのでありました。


動画撮影で最も重要なのは、ロールブレを抑える事である
2021/07/13(火)

動画撮影を始めるに際して、色々ネットの記事を読み漁ったのですが、恐らく読んだ記事のどれにも触れられていなかったのではないでしょうか。

動画初心者の身で甚だ恐縮ですが、断言します。

動画撮影で最も重要なのは、ロールブレ(水平ブレ)を抑える事です。

手持ち撮影におけるブレは、チルト方向、パン方向、更に上下左右のシフト方向のブレがありますが、それらはさほど気になりません。

ところが水平線や垂直線が傾くロール方向のブレは、非常に気になります。

これが常時発生すると、気分は船酔いです。

となると、かさばる3軸のジンバルなど必要ないので、ロールだけを補正する1軸のジンバルを購入しようかとさえ思ってしまいます。

と思ったら、そんなのは必要ありませんでした。

カメラの自重を利用して、一軸のグリップをカメラの上部に付ければ良いのです。

そして、そのためのリグは既に用意していたのです。


カメラの重心上部のグリップでロールブレを抑えられるかもしれない

となれば、このグリップを使ってどこまでロールが抑えられるか、早速試してみるしかなさそうです。

更に、もう一つ別の話に行き着きます。

以前、ボディー内手振れ補正が±4度程度まで補正できるカメラがあれば良いと述べましたが、これがあればそんなグリップすら必要無くなります。

また撮像素子を回転させなくても一回り大きな撮像素子を使えば、クロップ無しに電子的な補正も可能です。


27x38mmの撮像素子を使えば傾き±4度の電子補正が可能

今までカメラに欲しい機能として、絞りブラケットやプロキャプチャー等を挙げてきましたが、今欲しいのは断然ロールのブレ補正を強化したモデルです。

ところで、業務用の高価なシネマカメラは色々あるにも関わらず、なぜロールブレ補正を強化したモデルがないのでしょうか?

ブラックミストフィルター?
2021/07/12(月)

巷ではブラックミストなるソフトフィルターが流行っている様です。

何でも、これを付けるとシネマライクな動画が撮れるそうです。

ですが、この所フィルターの汚れに悩まされている幣サイトとしては、”何だそれは”、といった感じです。

ソニー

何しろブラックミストなるお洒落な名前を付けた所で、所詮フィルター表面に斑点を付けてフレアーを出しているのにすぎないからです。

折角の高いレンズを使いながら、そんなフィルターで画質を劣化させて何が楽しいのでしょうか?

またそんなフィルターを使えば、AF精度も急激に低下します。

もしどうしてもそんな物を使いたいのならば、汚れたフィルターを使えば良いと言ったら、言い過ぎでしょうか。


動画の方が画像が綺麗?
2021/07/12(月)

そんな事があるのでしょうか?

同じカメラで撮った動画と静止画では、動画の方が画像が綺麗に見えるのです。

動画も静止画もピクチャースタイル等の設定が同じならば、同じ画像処理を行なっていますので、同じ画像になるはずです。

ですが、動画については一切手を加える必要は無いと感じるものの、静止画の方はついついRAWファイルで色味を調整したくなってしまいます。

フィルムに例えるならば、静止画が一般的な内式カプラーのリバーサルフィルムだとしたら、動画は外式カプラーを採用したコダクロームの様な鮮やかな色調です。


低感度ながら粒状性、発色性ともピカ一だったKodachrome 25

以前からそんな思いがあり、今回本当に違いがあるのか、同じ日に撮った両者を比較してみる事にしました。


同じ日に同じカメラで撮った静止画(左)と動画(右)の画像

すると上にあります様に、思っていた以上の違いがあるではありませんか。

ただしこの2枚は同じ日に撮影したと言っても、太陽の高さや向きが異なりますので、一概には比較できません。

とは言え、調べてみる必要はありそうです。


誰がNikon Z fcを予約したのか?
2021/07/12(月)

7月下旬に発売予定のNikon Z fcの予約が、ニコンの想定外の数に達しているとの事です。


女性層をターゲットにしたNikon Z fcの広告

2018年にNikon Zシリーズが発売されて以降、この様な事は1度も無かった事からすれば、半導体不足による影響を考慮しても、喜ばしい事と言えそうです。

ただし、もろ手を上げて喜ぶのは時期尚早です。

問題は購入層です。

本機を購入する方の半分近い方が若年層なら、確かに万々歳と言えるでしょう。

ですが、もし本機を購入する方の大多数が年配者だとしたら、大失敗と言えるのではないでしょうか?

何しろお金に余裕のある年配者でしたら、もっと利益率の高いクラシックスタイルのフルサイズ機でも購入する可能性が十分あったのですから。

そう言うと、同じくクラシックスタイルのデジタル一眼レフであるNikon Dfは売れなかったと言う方もいらっしゃるでしょうが、Nikon Dfの最大の問題点はあの分厚さにあったのは間違いないでしょう。

 
フィルムカメラと比べると飛んでもなく分厚かったNikon Df(2013年11月発売)

もしそうだとしたら、多少高くてもフィルムカメラの形状に近いフルサイズ機を待ち望んでいた富裕層を、それより遥かに安いAPS-Cサイズ機でお茶を濁したと言えない事もありません。

いずれにしろ、今後Nikon Z fcを巷で見掛ける様になったら、どんな方が使っているのかを見るのが今から楽しみです。


失敗その3
2021/07/11(日)

先程レンズが結露した話をさせて頂いたのですが、話はそれでは終わりません。

レンズが結露したとなると、当然ながら手近にある布でフィルター表面を拭きます。

下はその時に撮影した写真で、何とか天の川とさそり座が確認できます。


フィルターの汚れは命取りの星空撮影

ところが戻ってPCで拡大して見ると、いつもよりコントラストが甘く拡大すると星が滲(にじ)んでいるではありませんか。

これも多くを語る必要はないでしょう。

既にお気付きの様に、フィルターを簡単に拭いただけだったので、曇りを完全に取り切れていなかったのです。

一般的な撮影でしたら、これでも大した問題にはならないのですが、強い逆光の撮影や星空の撮影ではこれは命取りです。

そんな事は十分知っているつもりでも、気が緩むとついついやってしまうという訳です。

何とかできないものでしょうか。


失敗その2
2021/07/11(日)

失敗談その2です。

普段カメラはカメラバックに入れて運ぶのですが、現場で手っ取り早く撮影するため、カメラに三脚等の機材を付けた状態でクルマの助手席に乗り込みます。

そして現場に到着後、急ぎ機材をセットして撮った写真の1枚目が以下です。


レンズが結露した画像

説明は不要と思いますが、レンズの結露です。

クルマに乗っていた時間は正味10分程度だったのですが、エアコンの吹き出し口から冷えた空気がカメラに直接当たり続けていたのでしょう。

そして冷えたカメラを外気にさらした途端に、レンズ表面に結露したのです。

カメラは決して冷やしてはいけないと、つい先日記事にしたばかりだったのですが、その舌の根の乾かぬ内に、同じ事をやってしましったのです。

これを見て、自分の無能さを嘆かないではいられません。


失敗その1
2021/07/08(木)

またまた大失敗をやらかしてしまいました。

以前動画撮影中に、録画開始ボタンを押したつもりだったのに押されていないまま撮り続けたとお伝えしましたが、またまた同じ事をやってしまったのです。(詳細はこちら

世の中に、こんなに情けない話があるのでしょうか。

今回は直後に気付いたので撮り直しが可能でしたが、撮る方も撮られる方も(逃がした魚の例えの様に)消えた画像の方が良かったと思うのが世の常(つね)人の常です。

その気持を引き摺(ず)にならがの撮影は、もう針のむしろ状態です。

となると、(全て自分のミスなのですが)キヤノンに文句の一つも言いたい気持も分かって頂ける事でしょう。


どちらが録画中か、にわかに判断できないEOS R6の動画撮影画面

録画停止中の赤マークの表示は消せ!!!


天の川を背景にした動画は撮れるのか
2021/07/05(月)

最近星空ポートレートの話をちょくちょくするのですが、何とか天の川を背景にした動画は撮れないものでしょうか?


天の川を背景にした静止画(ISO3200、15秒、F2.8)

CGを駆使した合成動画は昔からあるものの、リアルに天の川を背景にした動画は無かったのではないでしょうか。

天の川の適正露出が、ISO3200/シャッタースピード15秒/絞りF2.8だとすると、その時のEV値は-6になります。(EV値の話はこちら

さすがにシャッタースピード30秒では1秒間に数十コマの静止画を必要とする動画は撮れませんので、一番フレームレートの遅い(低い)24fpsの動画で撮るとしても、どうしても1/24秒より早いシャッタースピードにする必要があります。

そうなると、1/24秒/F2.8でEV-6に対応するためには、ISO感度は1,200,000(120万)に上げる必要があります。


フルサイズデジカメのISO感度スパン

ISO120万と聞いてもぴんときませんが、上のチャートにあります様にNikon D6(最大で328万)が増感で何とか対応できる感度です。

さすがにそれではノイズだらけになってしまいますし、D6以外のカメラでは対応できません。

このため、天の川と人物の両方にピントを合わす事を諦めて、絞りをF1.8にして撮ったとします。

すると、そのとき必要なISO感度は500,000(50万)となり、まだまだ一般的なカメラの常用ISO感度である102,400(10万)から外れてしまいます。

ISO感度 シャッタースピード 絞り
3,200 15秒 F2.8
1,200,000 1/24秒 F2.8
500,000 1/24秒 F1.8
200,000 1/24秒 F1.2
EV-6になる露出設定

となると最後の手段で、F1.2のレンズを使ったとしたら、ISO感度は200,000(20万)になります。

ただしこれでも依然最大常用ISO感度10万より1段高いのですが、増感を使えば何とか対応できます。

果たしてこれで天の川を背景にした動画は撮れるのでしょうか?

一度試してみるしかありません。


1インチサイズ機の利点その3
マクロレンズを最適化できる
2021/07/05(月)

これまた1インチサイズ機の利点と言うより、レンズ固定式カメラの利点と言えるのですが、レンズ交換式カメラより優れているのでお伝えしておきたいと思います。

ご存知の様にレンズ固定式カメラの場合、超広角レンズから超望遠レンズを装着するため、撮像素子への光の入射角が大きく異なります。


撮像素子上部にあるマイクロレンズ

このため、撮像素子上部に付いているマイクロレンズは、ある程度汎用性のある形状にしなければなりません。

これに対してレンズ固定式カメラの場合、搭載されるレンズ専用のマイクロレンズを設計できますので、例えズームレンズであってもレンズ交換式カメラより集光効率が優れていると言えます。

1インチサイズ機は、1画素の大きさの割には感度が良いのは、この辺の事情もあるかもしれません。

また画質の良し悪しは、1画素が受ける光の量で決まりますので、(その差が分かるどうかは別にして)条件が同じであればレンズ固定式カメラの方がレンズ交換式より画質は良いと言えます。


1インチサイズ機の利点その2
レンズシャッターを搭載している
2021/07/03(土)

1インチサイズ機の利点の二つ目は、メカシャッターにレンズシャッターを採用している事です。

と言っても、レンズ固定式のカメラはどれもレンズシャッターを採用しているのですが、このまま話を続けます。

では、レンズシャッターだとどんな良い事があるかと言えば、2点あります。

先ず1点目が、動いている物体でも画像が全く歪まない事です。

誤解されている方が多いのですが、フォーカルプレーンシャッターも電子シャッターのローリングシャッターと同様に動体歪みが発生します。


フォーカルプレーンシャッターでも動体歪みが発生する

それに対してレンズシャッターは、電子シャッターのグローバルシャッターと同様に、動体歪みが全く発生しないのです。

メカシャッター 電子シャッター 動体歪み
フォーカルプレーンシャッター ローリングシャッター 有り
レンズシャッター グローバルシャッター 無し

そして2点目が、ストロボに全速同調する事です。

そう言うと、フォーカルプレーンシャッターでもハイスピードシンクロ(HSS)を使えば、ストロボの全速同調が可能だと思われるかもしれません。

確かにそうなのですが、ハイスピードシンクロを使うとストロボの光量が大幅に落ちるのです。


ガイドナンバー60のSONYの大光量ストロボ(HVL-F60RM)

例えばガイドナンバー60の大型のストロボであっても、ハイスピードシンクロを使ってシャッタースピードを上げると、下の表の様にどんどん光量が低下するのです。

シャッタースピード
(秒)
ハイスピードシンクロ
のガイドナンバー
レンズシャッター
のガイドナンバー
1/200 60(HSS無し) 6
1/250 17 6
1/500 12 6
1/1000 8 6
1/2000 6 6
1/4000 4
1/8000 3

それに対してレンズシャッターの場合、最高速度の1/2000秒まで光量が低下する事なくストロボに同期できるのです。

このため、例えカメラに内蔵されたガイドナンバー6程度の小さなストロボであっても、1/2000秒で大型ストロボの光量に追い付いてしまうのです。


1/2000秒で内蔵ストロボと大光量ストロボの光量は同じになる(写真はRX100V)

例えば、ISO100/1/2000秒/F2で適正露出となるのはEV13(薄日)の明るさになりますが、ここでガイドナンバー6のストロボを使えば、何と3mの距離までストロボの光が届くのです。


コンデジの内蔵ストロボでも日中シンクロが簡単にできる

小さな内蔵ストロボを使うだけで、日中シンクロをいとも簡単に行なえるというのは、かなり魅力的ではないでしょうか。


1インチサイズ機の利点その1
電子シャッターの幕速度が早い
2021/07/03(土)

既にお伝えしました様に、1インチサイズ機はフルサイズ機と同じ絞り値であっても、被写界深度は4段深くなるのに対して、感度は1/16(4段)しか落ちないのがメリットだとお伝えしました。

そうは言っても、所詮1インチサイズですので、それ以外はフルサイズ機の方が優れていると思いきやそうでもないのです。

そんな訳で、知られざる1インチサイズ機のメリットをお伝えしたいと思います。

先ず一つ目は、電子シャッターの幕速度(スキャン速度)が早いという事です。

下は幣サイトがまとめたフルサイズ機における電子シャッターの幕速度です。

SONY Canon Nikon Lumix
機種 α7 III α7S III α9 α1 R5 R6 Z 7 Z 6 Z 5 S5 S1 S1R
電子シャッターの幕速度 1/30 1/125 1/150 1/200 1/60 1/60 1/20 1/45 1/10 1/20 1/20 1/30
電子シャッターの幕速度(単位:秒)

これをご覧頂きます様に、積層型撮像素子を搭載したソニーのα9やα1以外の幕速度は1/60秒以下です。

それに対して一般的な1インチサイズの撮像素子でしたら、電子シャッターの幕速度は1/60秒程度で、更にソニーのRX100 IV以降やキヤノンのPowerShot G5 X Mark II以降は積層型撮像素子を搭載していますので、もしかしたらα9やα1を凌(しの)ぐ幕速度を叩き出しいるかもしれません。


RX100 Vのアンチディストーションシャッターに関する宣伝写真

そんな訳で、費用を抑えて電子シャッターで画像歪みを減らしたいのでしたら、1インチサイズ機が有利になります。


1インチサイズ機の選択
2021/07/01(木)

1インチサイズ機を使ってみようとなったら、次は楽しいカメラ選びです。

ご存知の様にカメラにしろ何にしろ、何を買うか選んでいるときが一番楽しいものです。

詳細はこちらを見て頂くとして、1インチサイズ機はソニー、キヤノン、パナソニックから発売されています。

その中で、フルサイズ換算で画角24mmでF2より明るいレンズを搭載しているのは、以下の様な機種になります。

ソニー

DSC-RX100 Va
24-70mm F1.8-2.8

DSC-RX100 V
24-70mm F1.8-2.8

DSC-RX100 IV
24-70mm F1.8-2.8

キヤノン

G5 X II
24-120mm F1.8-2.8

G7 X III
24-100mm F1.8-F2.8

G7 X II
24-100mm F1.8-F2.8

パナソニック

DMC-LX9
24-72mm F1.4

上記機種はどれも画素数は2000万画素で、最大常用ISO感度は12800と、どれも同じ様な感度特性です。

とは言え、できればFHD120Pで撮れるものを探すとなると、ソニーの全機種、キヤノンのG5 X IIとG7 X III、それにパナソニックのDMC-LX9になります。

さらに水辺でも撮れる様に防水カプセルのある機種となると、ソニーのRX100 VとRX100 Vaになります。


MPK-URX100A

という訳で、安いRX100 Vを購入してみようと思います。


1インチサイズ機のシミュレーション
2021/07/01(木)

先程1インチサイズ機は、星空ポートレートに向いているのではないかという話をさせて頂きました。

となると果たしてその通りにいくかどうか、事前にシミュレートしてみたいと思います。

先ずはフルサイズ機を使用した場合です。

この場合、画角24mm、絞りF4、シャッタースピード30秒、ISO感度6400にして撮ったとします。

するとパンフォーカスの被写界深度は以下の様に2.5m~∞になります。


フルサイズ機の被写界深度

次はフルサイズ機をAPS-Cサイズにクロップして、画角24mm相当、絞りF4、シャッタースピード30秒、ISO感度6400にした場合のパンフォーカスの被写界深度は、以下の様に1.7m~∞になります。


クロップした場合の被写界深度

次に1インチサイズ機において、画角24mm相当、絞りF2、シャッタースピード30秒、ISO感度1600にすると、パンフォーカスの被写界深度は以下の様に1.9m~∞になります。


1インチサイズ機の被写界深度

残念ながらフルサイズ機をクロップした場合よりも、20cmほ被写界深度が浅くなりますが、機材が大幅に安くて軽くなる事を考えれば、十分許容できるのではないでしょうか。

なお1インチサイズ機は、24mmの画角でF1.8が使えますので、ついでにこの場合の被写界深度も見ておきます。

この場合、画角24mm相当、絞りF1.8、シャッタースピード20秒、ISO感度1600になり、パンフォーカスの被写界深度は以下の様に2.1m~∞なります。


1インチサイズ機の絞り開放の被写界深度

絞りF2よりさらに20cm被写界深度が浅くなりますが、シャッタースピードを早められる分良いかもしれません。

ここまで分かったら、次は選択です。

星空ポートレートに1インチサイズ機
2021/07/01(木)

先日来、安くて軽くて小さい星空ポートレート用のカメラを探し続けているのですが、予想外の手を思い付きました。

ご存知の様に星空ポートレートのためには、遠方の星と近くの人物の両方にピントを合わせる必要があるため、被写界深度を深くしなければなりません。


星空ポートレートは、被写界深度を深くしなければならない

かと言って、絞りを絞れば露光時間がどんどん長くなって(ストロボを使っても)人物の周囲に醜(みにく)い影が発生しますし、かと言ってISO感度を上げ過ぎればノイズが出てしまいます。

そんな訳で、今までは高感度のフルサイズ機をAPS-Cサイズにクロップして、感度を維持したまま被写界深度を深くする方法を考えていたのですが、それでは依然機材が高くなります。

何とかもっと安く済む方法がないかと悩んでいた所、思いがけずその方法が見つかりました。

それは1インチサイズのカメラを使う事です。


RX100Va

RX100V

下はソニーの異なる大きさの撮像素子を搭載した代表機種のISO感度スパンです。


ソニー機のISO感度スパン

これをご覧頂きます様に、フルサイズ機のα7 IIIの最大常用ISO感度が51200であるのに対して、1インチサイズ機のRX100Vの最大常用ISO感度は12800もあります。

1インチサイズの撮像素子の大きさは、フルサイズの約1/8(-3段)ですので、本来ならば最大常用ISO感度は6400に落ちる筈なのですが、一段高い12800もあるのです。

これは低感度を上げて(犠牲にして)、ゲインを上げているのが効いているのでしょう。

という事は、フルサイズ機に対して3段分被写界深度が深いのに対して、ISO感度の低下は2段分しかないという事です。

ちなみにフルサイズ機をAPS-Cサイズにクロップした場合は、被写界深度が1段深くなり、ISO感度は同じですので、相対的なメリットは1インチサイズ機と同じになります。

それでいて、1インチサイズ機はフルサイズ機より遥かに安くて小さくて軽量ですので、こんなに良い事はありません。

試してみる価値はありそうです。




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