サイト紹介



Photo Cafeteriaにようこそ。

写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。

徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。



新着情報


ファインダー撮影はもう古い
2021/05/07(金)

先日Nikon Z 30の記事におきまして、今どき背面モニターさえあればファインダーなどはいらない、という様な話をさせて頂きました。

ですが大多数の方は、背面モニターを使って撮るのは邪道とは言わないまでも、あくまでも基本は両脇を締めてカメラを顔に押し当ててファインダーを覗いて撮るのが基本中の基本だと思われている事でしょう。


モニター撮影の場合、好きな高さで撮影ができる

そんな訳で、今回はそれはもう古いという話をアップしてみましたので、もし興味があればこちらへ。





Nikon Z 30のまとめ
2021/05/07(金)

この数日Nikon Z 30の話を散々してきましたので、忘れない内にまとめをしておきたいと思います。

①Nikon Z 30が、単にNikon Z 50からファインダーと内蔵ストロボを削除した物であれば、これによってカメラ上面の突起物が無くなり携帯性が大幅にアップすると共に、価格が数万円安くなる。

②また、もし後付けのチルト式ファインダーが付けれる様になれば、利便性が一気に増す。

③Nikon Z 30の感度特性は、APS-Cサイズ以下のカメラの中ではトップクラスであり、これに伴い暗闇に強く、更に表面照射型撮像素子を採用している事に伴い画質もトップクラスだと言える。

④更に背面モニターは3.2型のチルト式で、これまた小サイズカメラの中ではトップクラスと言える。

⑤唯一残念なのは、標準ズームレンズがパワーズームではない事ぐらいである。


Nikon Z 30の弱点
2021/05/07(金)

この数日Nikon Z 30の称賛記事を書いてきましたが、世の中に良い事ずくめの物などありません。

そんな訳で、今回はNikon Z 30の弱点をお伝えしたいと思います。

そう聞かれれば、何方も動画機能が劣ると思われるかもしれませんが、以前お伝えしました様に母体となるNikon Z 50は4K30PとFHD120Pに対応しています。

APS-Cサイズ機に限れば、フジフィルムのX-T4が4K60Pに対応しているのですが、余程高速で動き回る被写体でなければ60P(1秒間に60コマ)など必要ありません。

実際いつも見ているテレビですら1秒間に30コマ、映画はたったの24コマなのですから、後でスローモーションの編集でもしない限り4K30Pで十分と言えます。

またNikon Z 50はLog撮影はできないのですが、先程お伝えしました様に画質の劣化するLog撮影など不要です。

むしろ使いもしないLog撮影機能が無い方が、無駄なコストが発生せずメリットと言えます。

もしかしたらLog撮影機能の有無でカメラの値段が変わる訳がないと思われているかもしれませんが、実は開発費等が微妙に上乗せされているのです。

またボディー内手振れ補正を内蔵していないため動画撮影には不利なものの、標準ズームレンズに4.5段分の手振れ補正を搭載しているので、本体価格が安くて軽くて小型になる事を考えれば許容レベルと言えます。

では何が弱点かと言えば、標準ズームレンズ(NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR)が電動パワーズームではない事です。


Z DX 16-50mm
f/3.5-6.3 VR

EF-M15-45mm
F3.5-6.3 IS STM

E PZ 16-50mm
F3.5-5.6 OSS

XC16-50mm
F3.5-5.6 OIS II

これがもしソニーの標準ズームレンズ(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)の様に電動パワーズームであれば、V-Log最強マシンと呼んであげたのですが、残念。


Log撮影とは
2021/05/07(金)

動画のLog撮影をご存知でしょうか。

撮影後にカラーグレーディングなる呪文を唱えると、より自分のイメージに近い映像を作り出すことが可能になるそうです。

ソニーのLog撮影に関する説明動画

そう聞けば何とすばらしい事だと思われるでしょうが、世の中そんなに甘くはありません。

メリットがあれば、当然デメリットがあるのです。

そもそもLog撮影とは、モニターの性能を無視して広いダイナミックレンジと色域で動画を記録する事で、静止画で言えば軟調で彩度の薄いJPEGファイルを記録する様なものなのです。

このためLogで撮った動画を普通のモニターで見ると、色味が薄くて軟調な画像になるのです。

カラーグレーディングとは、その眠たい動画ファイルから都合の良い部分だけを抜き出して、明るさや色味を元に戻す(近づける)事を指します。

ですので、当然ながらそれによって画質は大幅に劣化するのです。

余りウマイ例えとは言えませんが、Log撮影とはオレンジジュースを濃縮する様なもので、そのままでは濃過ぎてとても飲めません。

このため後で水を加える事で、自分好みの濃さで飲める様なものと言えば、何となく雰囲気を掴んで頂けるでしょうか。

それに対して通常の動画撮影は、絞りたてのフレッシュジュースの様なものです。

飲み比べれば当然フレッシュジュースの方が美味しいのは間違いありませんし、濃縮したオレンジジュースはどうやっても元のフレッシュジュースには戻せないないのです。

そんな訳で画質至上主義の幣サイトとしては、画質を劣化させるLog撮影なんぞに頼らず、通常撮影に集中すべきと思う次第であります。

いくらハイウッドのシネマ業界が使っていると言っても、我々が無理して使う必要はないのです。

何しろ映画は暗い所で見ますが、一般的なビデオは明るい所で見るのですから。

Nikon Z 30の背面モニターはトップクラス
2021/05/06(木)

続いては、Nikon Z 30の背面モニターについて語りたいと思います。

ネットでは全く取り上げられていませんが、Nikon Z 30の母体となるNikon Z 50の背面モニターは3.2型の大型液晶モニターを搭載しているのです。


Nikon Z 50の背面モニターは3.2型の104万ドット

となれば、Nikon Z 30も当然ながら3.2型を搭載してくるのは間違いないでしょう。

フルサイズを含めて大多数のカメラの背面モニターは3型ですので、恐らくAPS-Cサイズ未満の機種で3.2型の背面モニターを採用しているのは、先日発売されましたPentax K-3 Mark IIIと本機だけではないでしょうか。

ニコンの商品企画を散々扱き下ろしてきた幣サイトですが、このスペックは高く評価できます。

何しろ液晶モニターの解像度の違いは、よほど近くから見ない限り違いは分かりません。

ところが、この対角線で僅か0.2インチ(5mm)の差は誰でも気付き、その優位性を実感できるからです。


3型(内側)と3.2型(外側)のモニターの大きさ

さらに毎度お伝えしております様に、Nikon Z 30の背面モニターはチルト式です。

今さらクドクドと申しませんが、これはバリアングル式とくらべて、本当に魅力的です。(詳細はこちら

おまけにNikon Z 50は、下開きながら自撮りにも対応しているのです。


下開きの自撮りに対応したNikon Z 50

下開きですと、三脚に乗せられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、Nikon Z 30は上面がフラットになる事から、上開きの自撮りが可能になるかもしれません。

どうなるか分かりませんが、Nikon Z 30期待しないではいられません。


Nikon Z 30の画質はAPS-Cサイズでトップクラス
2021/05/06(木)

続いては、Nikon Z 30の画質の素晴らしさについて語りたいと思います。


以前幣サイトが作成したNikon Z 30の予想CG

下は幣サイトで良く登場するISO感度スパンのチャートです。


小サイズ機のISO感度スパン

これをご覧頂きます様に、Nikon Z 30のベースとなるNikon Z 50のISO感度は、ミラーレスのLumix GH5Sや一眼レフのNikon D500と並んでAPS-Cサイズ未満のカメラの中でトップクラスなのです。

そうい聞くと、単に夜に強いとしか思われないかもしれませんが、同じ感度で撮り比べた場合、撮像素子の1画素が受ける光が最も多い事から、これだけでNikon Z 30の画質はトップクラスにあると言えるのです。

もちろん、それだけではありません。

それは本機が(恐らくタワーセミコンダクター製の)表面照射型の撮像素子を搭載している事です。

何方も表面照射型より裏面照射型の受光量が多くなって有利だと思われていますが、低画素であればその差は殆どないのです。

一方裏面照射型撮像素子は異なる材質の境界層(表面照射型撮像素子は1面)が2面あるため、低感度時の画質は表面照射型より劣るのです。(詳細はこちら


裏面照射型撮像素子には材質の異なる境界面が二つある

そんな訳で、実際に撮った写真でどれだけ差があるか分かりませんが、理論上Nikon Z 30の画質はAPS-Cサイズ未満のカメラの中でトップにあると言えるのです。

同じ事は同じ撮像素子を搭載しているNikon D500、Nikon Z 50にも言えるのですが、もしNikon Z 30が最新の画像処理エンジンを搭載して更に画質を向上させてきたら、Nikon Z 30の画質が名実共にトップになるかもしれません。

それでいてAPS-Cサイズ機の中で最も安い価格(8万円台)になったとしたら、これはかなり美味しい話ではないでしょうか?


Nikon Z 50
(2000万画素)

EOS M6 II
(3200万画素)

α6400
(2400万画素)

X-T3
(2600万画素)

これで4点分離のローパスフィルターを搭載していれば、もう言う事はないのですが、生憎この撮像素子はローパスフィルターレスの様です。


Nikon Z 30には外付けファインダーが付く?
2021/05/06(木)

昨日、Nikon Z 30のファインダー無しの魅力について述べましたので、次は外付けのファインダーの話をしたいと思います。


以前幣サイトが作成したNikon Z 30の予想CG

それが、以前お伝えしましたNikon DLの外付けファインダーです。


市場に投入される事が無かったNikon DL18-50 f/1.8-2.8と外付けのチルト式ファインダー

これをご覧頂きます様に、このチルト式の外付けファインダーを装着すれば、どの高さからもファインダーを覗いて撮れるのです。

以前はキヤノンのAPS-Cサイズ機用にチルト式の外付けファインダーがあったのですが、現行機から固定式になってしまいました。

今どきファインダーが無くても不都合はないものの、オプションとしてあれば更に便利なると言うのは何方もご納得頂ける事でしょう。

おまけにこれが光軸の中心に乗れば、もう何も言う事はありません。


Nikon Z 30登場
2021/05/05(水)

先日、とっとと出せ!!!と偉そうにお伝えしておりましたNikon Z 30が、いよいよ登場するそうです。


Nikon Rumorsに記載されたNikon Z 30の予想CG

なお先にお伝えしておきますと、本記事は(いつもと違って)当該機に関するポジティブ記事ですので、ご安心下さい。

ではNikon Z 30のどこが良いかと言えば、先ず何と言ってもファインダーが無い事です。


以前幣サイトが作成したNikon Z 30の予想CG

人によって撮り方は様々(さまざま)でしょうが、とにかく楽をして撮りたい幣サイトとしては、ファインダーを覗く事さえ億劫です。

ましてや光軸がズレて倍率の小さなファインダーでしたら、使う意義すら見出せません。

さらにニコン機の場合、あの独特の形状のペンタ部が無いのですから、どれだけスッキリする事でしょう。

 
ファインダーを搭載したNikon Z50と NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

なおレンジファインダー風のスタイルにすれば、ファインダー内蔵でも外形をフラットにできると思われるかもしれませんが、それはあくまでも上面だけの話です。

レンジファインダー風にしても、背面には接眼部やアイカップの出っ張りがあるのです。


ソニーのHPには決してアップされないアイカップを装着した状態のα6400

それでいて価格は安くなり、重量も軽くなるのです。

正に百利あって一害無しとはこの事です。

この他にもいくつかZ 30には利点があるのですが、それらについては後ほどじっくり語らせて頂きますのでお楽しみに。


Nikon Zシリーズの失敗
2021/05/05(水)

先日、意を決してニコン商品企画の失敗を書せて頂いた勢いに乗じて、次はNikon Zシリーズの失敗について、洗いざらい言わせて頂きたいと思います。

Nikon Zシリーズが売れない理由のトップは、やはりデザインの悪さではないでしょうか。

ハッキリ言わせて頂きますと、待ちに待ったニコン初のフルサイズミラーレス機のチラ見せ写真が公開されたときは、何だこれはと思ったものです。


ペンタ部が異様に目立つNikon Zシリーズのティーザー広告

既に別の記事にも書かせて頂きましたが、何しろペンタ部のデザインが最悪なのと、それと共にペンタ部が異様に突び出て見えるからです。

 
傾斜が急な分ペンタ部がそそり立って見えるニコンのZシリーズ

下のモックアップを見ると、ペンタ部の形状はいくつか検討されていた様ですが、ペンタ部を低く見せる検討は一切行なわれなかった模様です。


Nikon Zシリーズのモックアップ

これで多少両脇のエプロン部を高くしたり、なで肩にすればファインダーを低く見せられるのですが、なぜやらなかったのでしょうか。


ファインダーの高さを変えずになで肩にしたNikon Z 6 II

その理由は明確です。

どうしてもマウント径の大きさを主張したかったためです。

ところが、結局目立ったのはファインダーだけだったという訳です。

恐らくニコンのデザイン部門も、開発ではなく例の商品企画に属しているのでしょう。

2点目の問題は、何度もお伝えしました様に、初代のZシリーズ(Nikon Z 6と Z 7)はSDカードが使えなかった事です。

当初ネット上ではシングルスロットが叩かれましたが、実際に購入する立場からすれば追加で1万円以上もするCFexpressType B(もしくはXQD)を購入しなければならないのは、かなりの障害になります。

3点目は、高いマウントアダプターです。


確かに、AI NIKKOR以降の約360種のNIKKOR FマウントレンズでAE撮影が可能で、さらにその内モーター内蔵のAF-P、AF-S、AF-Iレンズ計90種以上でAE/AF撮影が可能なのですから、その評価コストはかなりのものでしょう。

ですが3万円は如何せん高いのは間違いないでしょう。

何しろ、知らない人から見ればタダの金属の筒なのですから。

折角手持ちのニコンレンズが使えると思っても、3万円と聞いた途端に二の足を踏む事でしょう。

ちなみにキヤノンのマウントアダプター(EF-EOS R)は1.5万円です。

ニコンもキャッシュバックキャンペーンを色々やっていますが、その原資をマウントアダプターに回してもっと安くすれば、一眼レフユーザーをもっと取り込む事ができたはずです。

これも商品企画の無策のせいだ、と言いたい所です。

続いての問題点は、と行きたい所ですが、残念ながら他に思い付く事はありません。

もしかしたらニコンは動画が遅れていると思われているかもしれませんが、ソニーのα7シリーズで4K60Pに対応しているのはα7S IIIだけなのに対して、二代目となるニコンのZ 6 IIとZ 7 IIは既に両機とも4K60Pに対応しているのです。

また同じく二代目(Z 6 IIもZ 7 II)は、デュアルスロットになりSDカードも使える様になりました。

そんな訳で、このデザインが許せて、且つZマウントレンズを購入される方にとっては、2代目以降のZシリーズは十分魅力的だと言えるのではないでしょうか。(詳細はこちら


Nikon Z 6II

α7 III

Nikon Z 7II

α7R III(中古)

何が言いたいかと言えば、ニコンの商品企画は最悪ですが、ニコンの技術力はまだまだ捨てたものではないという事です。


ニコン商品企画の失敗の数々
2021/05/03(月)

以前Nikon Z 30はまだかの記事におきまして、ニコンの商品企画はこれ以上妙な事をするな、とかなり辛辣な表現をさせて頂きました。

ですが、こう言われても致し方ない失敗を、ニコンの商品企画はこの数年次から次へと頻繁にやっているのです。

今回はその幾つかをご紹介したいと思います。

先ず思い出すのは、2011年に発売された1インチサイズの撮像素子を搭載したNikon 1シリーズです。


Nikon 1シリーズ最後のモデルとなったNikon 1 J5

自社の一眼レフ機と被らない様に1インチサイズのミラーレスを選択したのは至極妥当と言えるのですが、ミラーレスカメラと呼ばずにレンズ交換式アドバンストカメラと呼んだり、機種名(ブランド名)を分かり難いNikon 1と名づけたり、1インチサイズをCXサイズと呼んだりと、どうも商品企画の独り善がりが目立つ印象でした。

それだけならまだ良いのですが、最悪なのは2015年に発売したNikon 1 J5を最後に本市場から完全に撤退した事です。

一時期、本シリーズの交換レンズは10本以上、さらにニコノスの復活とも言える水中カメラまで擁しながら、何の受け皿(代替機)もないままの市場撤退は、さすがにNikon 1ユーザーに対する背信行為とも言える事でしょう。


ニコノスの復活と言えるNikon 1 AW1

温厚なニコンユーザーだからこそ許して貰えたものの、通常でしたら切腹ものです。

それだけではありません。

2016年に発売されたアクションカメラのKeyMissionシリーズは、アクセサリー類を含めれば数十種類に及ぶシステムを誇っていたのですが、鳴かず飛ばずで結局1代限りでお蔵入りになってしまいました。


1代で終わったKeyMissionシリーズの3機種(2016年発売)

一体全体、この責任は誰が負うのでしょうか?

ですが、これは未だマシな方かもしれません。

取り敢えず上市という日の目を見たのですから。

中には発売を大々的に予告しながら、結局発売中止になった機種もあるのですから。

それが1サイズの撮像素子を搭載したレンズ固定式カメラのNikon DLシリーズです。


日の目を見る事がなかったNikon DLシリーズ(2016年)

これは熊本地震の影響もあり、2016年のCP+で華々しくデビューしながら、発売が遅れに遅れて、結局翌年の2月に発売中止がアナウンスされました。

その損失と言ったら、一体どれくらいに上(のぼ)るのでしょう。

震災の影響だから止むを得ないとみる向きもあるかもしれませんが、それは他社も同じ事です。

むしろ震災の影響で発売を中止しなければならない様なモデルを企画した商品企画に問題がある、と言うべきではないでしょうか。

と言うより、フルサイズミラーレス機の開発を優先するという名目(目先の利益優先)でこれらの製造販売を中止にしたとしたら、それこそ商品企画の判断に重大な誤りがあった、と言えるのではないでしょうか。

何しろソニーのRX100シリーズやRX10シリーズ、或いはキヤノンの1インチサイズのPowerShotoシリーズはそれなりの利益を上げているのですから。

特にDL18-50 f/1.8-2.8は、他社機にない超広角ズームレンズを搭載しており、おまけにファインダーレス(チルトタイプの外付け)と今流行のV-LOG用としては打って付けの機種です。


市場に投入される事が無かったNikon DL18-50 f/1.8-2.8と外付けのチルト式ファインダー

これがもし存在していたらと、思わないではいられません。

それやこれやで、商品企画の失敗でニコンはいくら損失を出したのでしょう?

それだけではありません。

いくら開発、品保、工場、営業部門のやる気を削(そ)いだ事でしょう。

そして最も重要なのは、どれほど多くのユーザーを落胆させたかです。

これ以外にも、ニコン初のフルサイズミラーレスとなるNikon Z 6やZ 7において最も普及しているSDカードを使えない仕様にしたり、機種名をNikon Z6ではなく間延びしたNikon Z 6としたり、更にはNikon Z 6IIと、アラビア数字とローマ数字をピッタリ接触させたり、従来は数字が少ない方が上位機種であったのに、Zシリーズではそれを逆転させたりと、首を傾(かし)げる対応ばかりしています。

そして極め付きが、カメラの国内生産終了です。

made in Japanのブランド力がどれほどのものか、ニコンは全く理解できていない様です。

これで目先は多少生産コストを抑える事ができるのでしょうが、長期的に見ればニコンカメラの魅力が大幅に低下するのは間違いないでしょう。

実際どこの企業でも、国内生産を維持するために必死に自動化に取り組んでいるのですから。

そんな訳で、いつかタイコンカメラと呼ばれる日も、そう遠くないかもしれません。

さて、ここまで知って頂ければ、ニコンの商品企画と経営陣は1週間ほど山奥に閉じ籠(こも)って、自分たちの過去の過ちをじっくり分析しろ、と言いたくなる気持を分かって頂けるのではないでしょうか。

いつも楽な道ばかり選択していれば、いつかそのツケが倍になって戻って来るのです。

以前ニコンは今年中にソニーを追い抜くなる記事を書いたのですが、このままですとまた外れそうです。


動画撮影で重要なのは背面モニター
2021/05/02(日)

本格的に動画を撮り始めて日が浅いのですが、気が付くと全くファインダーを使わず、背面モニターばかり使って撮影しています。

どうしてなの何でしょう。

考えられる理由は、二つあります。

従来は撮影場所は固定で動く被写体を狙って撮っていたのに対して、今は止まっている被写体を動きながら撮っているからです。

そうなると、ファインダーを覗きながら移動する事はほぼ不可能(足元が見えない)なので、必然的に背面モニターを見ながらになります。

二つ目の理由は、以前は立ったまま(或いは座ったまま)の姿勢で撮っていたのに対して、今は高さを変えながら下からや上からも撮る様になったからです。

すなわち、運動会や学芸会を撮るのであればファインダーを使って撮れるのですが、それ以外の撮影では背面モニターを使わざるを得ないという事です。

そう聞かれれば、動画に詳しい方でしたら、そんなの当たり前だと思われる事でしょう。

何しろ、以前幣サイトでも取り上げました動画専用カメラであるブラックマジック社のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro(BPCC 6K Pro)は、ファインダーは非搭載(オプションで可変式電子ファインダー装着可能)で、背面モニターは5インチの高輝度タイプのチルト式です。


5インチの大型チルト式モニター採用したBPCC 6K Pro

ところが、動画も撮れる一般的なカメラにおいてはそういった考慮が全くなされていないのです。

何しろ、(またまたソニーファンには怒られそうですが)例えば動画撮影に重点をおいたα7S IIIは、さして重要でもないファインダーに何と90万ドットの高価な有機ELを奢っています。

にも関わらず背面モニターは、3インチの小型で暗いバリアングル式です。

どうみてもチグハグ感が否めません。

動画撮影を主体にするなら、ファインダーは並み品で構わないので、背面モニターは極力大きく且つ明るくして貰いたいものです。

またチルト式のモニターでさえ、被写体を中央にして撮り続けるのに苦労するのに、何故さらに難易度の高いバリアングルモニターを採用するのでしょうか。

理解に苦しみます。



Photo Cafeteriaの新着情報


過去の新着情報一覧




ご意見、ご感想等ありましたら是非こちらに。
Your response would be highly appreciated.





ホーム頁へ戻る

▼ 1. デジカメ技術講座
▼ 2. 撮影講座
▼ 3. デジカメ便覧
▼ 4. デジタル一眼の最新情報
▼ 5. ストロボ
▼ 6. 星空撮影
▼ 7. 番外編
▼ 8. ボケ易い単焦点レンズのベスト15