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Photo Cafeteriaにようこそ。

写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。

徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。



新着情報


ニコンはどうした!?
2021/01/16(土)

つい昨日、”キヤノンはソニーを抜いたのか”との記事を書いたのですが、実にタイミング良くBCN+Rより昨年12月までのミラーレス一眼の国内販売台数シェアが発表されました。


BCN+Rのフルサイズミラーレス一眼の2020年国内販売シェアの推移

残念ながらこれを見る限り、2020年中にキヤノンはソニーを抜けたなかった模様です。

ただしこれはあくまでも国内の集計ですので、恐らくW/W(ワールドワイド)においては、ミラーレス一眼においてもキヤノンはソニーを抜いたのではないでしょうか。

それはともかく、気になるのはこのチャートの中にニコンが無い事です。

12月のキヤノンとソニーのシャエアが同率の25.7%、フジフィルムが14.3%、オリンパスが(グラフ読みで)16%だとしますと、全部足すと81.7%で残り18%もあります。

この18%の中に、ニコン、パナソニック、シグマが入る訳ですが、ニコンだけで10%前後あるのは間違いないでしょう。

にも関わらず、何故ニコンをチャートから削ってしまったのでしょうか?

これを含めて、どうも最近ニコンが落ち目だと思っている方が多いのですが、全くそんな事はありません。

そんな訳で、ニコンファンを安心させる様な記事を書いてみたいと思いますので、期待せずお待ち願います。



キヤノンはソニーを抜いたのか?
2021/01/15(金)

先程、キヤノンはデジタルカメラの中国販売などが好調で2020年12月期の連結純利益を上方修正するとの話をさせて頂きましたが、これに関してもう一つ注目すべき事があります。

それは何と言っても、キヤノンのミラーレス一眼がソニーを抜いたかどうかです。

下はBCN+R(株式会社BCNが運営する小売り情報に関するウェブサイト)がまとめた、昨年9月末時点での国内におけるフルサイズミラーレス一眼の販売シェアを示すチャートです。


BCN+Rのフルサイズミラーレス一眼の国内販売シェアの推移

これをご覧頂きます様に、昨年9月末の時点でソニー(茶色線)のシェアが44%まで低下し、キヤノン(赤線)が35%まで上昇してきています。

このキヤノン躍進の背景には、当然ながらEOS R5とR6が大きく貢献しているのは間違いないでしょう。

そして未だに両機は品薄状態であるものの、発売当初よりは多少は改善してきています。

となると、ほぼ間違いないでしょう。

ミラーレス一眼において、昨年末にキヤノンがソニーを抜いたと見て。

現在ソニーには、2013年の初代α7発売以来7年かけて、12機種(α7シリーズで10機種、α9シリーズで2機種)ものラインナップがあります。

ところがこの新鋭2機種が登場した事により、EOS Rの発売(2018/10)から2年ほどで、そのトップの座をキヤノンに奪われた事になります。

正確には集計データの発表を待たなければなりませんが、もしこの通りであれば、ソニーの衝撃は相当大きいのではないでしょうか。

なお古い記事で恐縮ですが、以前”キヤノンのフルサイズミラーレスは、2年以内にソニーを追い抜く4つの理由”なる記事を書きましたので、もし興味がありましたらこちらへ。



EOS R5/R6の品不足の根本原因が分かった
2021/01/15(金)

やっと分かりました。

EOS R5/R6の品不足の根本原因が、ようやく分かりました。


依然品薄状態が続くEOS R5とR6

コロナの影響による部品供給の遅延ですとか、予想以上の人気だったとか色々要因があるのでしょうが、発売から既に半年も経ちながら依然国内での供給不足が続くのはどうみても解(げ)せません。

ですが、昨日の日経の記事でようやくその理由が判明しました。

中国です。

中国の爆買いが原因だったのです。

下はCIPAが集計した、2019年の地域別ミラーレス一眼出荷台数と地域別販売比率を表すグラフです。


2019年の地域別ミラーレス一眼出荷台数と地域別販売比率

これをご覧頂きます様に、昨年の中国におけるミラーレス一眼の出荷台数は、日本を超えてはいたものの、日本とほぼ拮抗しています。

しかなしながら昨日の日経の記事によれば、キヤノンはデジタルカメラの中国販売などが好調で2020年12月期の連結純利益を上方修正すると発表したとの事です。

このデジタルカメラと言うのは、当然ながらEOS R5/R6を指すのは間違いありません。

そして中国販売などが好調で、というのは中国で予想以上に売れたという事です。

この予想以上に売れたたというのがどれくらいの量なのかは不明ですが、ここまで書かれているという事は、北米やEUを超えるほどの販売量になった可能性は十分あります。

そんなまさか~、と思われるかもしれませんが、何しろ中国の人口は14億人なのですから。



このため、日本を始めとする全世界への製品供給が一気に滞ったのです。

実は似た様な事は以前iPhone 6でも発生した事があり、このため日本でのSIMフリーモデルの発売が、何の説明もないままいきなり一時中断された事もあったのです。

中国人爆買を、決してなめてはいけません。

こうなると、当分RFレンズも品薄状態が続くのかもしれません。

余談ながらせめてもの救いは、入国制限により海外からの買い占めグループがいない事ぐらいでしょうか。

そんな訳で、もうじき発表されるであろう、2020年のCIPAの集計データに注目です。

なお別サイトの古い記事で恐縮ですが、iPhone 6 SIMフリー販売中止の理由について、もし興味がありましたらこちらへ。



次期SONY α7 IVを他社機と比べて気付いた事
2021/01/14(木)

今年発売が予想されるα7 IVのスペック予想と、それを元にした他社機との比較記事を書いてみました。


アヒルの子が白鳥になったα7 III

その結果、全く予想していなかった事に気付いてしまいました。

それが何か。

もし興味がありましたらこちらへ。



アマゾンで買った格安USBキャプチャーボードと
OBS Studoが繋がらないときに読む記事
2021/01/14(木)

別サイトの記事で恐縮ですが、カメラのモニターに表示された画面をそのまま静止画として取り込みたいと思われた事はありませんでしょうか?


PCに取り込んだ(キャプチャー)したカメラのメニュー画像

そのために中国製の激安キャプチャーボードを購入した所、接続するのに2日間も掛かってしまいました。

 

もし同じ様に苦労されている方がありましたらこちらへ。



Nikon D5600とD3500がディスコンになった
2021/1/13(水)

既にご存知かもしれませんが、なんとNikon D5600(2016/11発売)とD3500(2018/9発売)が国内で旧製品扱いになったそうです。


Nikon D5600

Nikon D3500

ちなみに両者の位置づけを見ると、以下の様になります。

シリーズ ポジション 特徴
D3桁シリーズ 最上位モデル プロ用モデル
チルト式モニター
D7000シリーズ ハイアマチュアモデル 防塵防滴の金属ボディー
チルト式モニター
D5000シリーズ 普及モデル バリアングルモニター
D3000シリーズ 入門モデル 固定モニター
ニコンのAPS-Cサイズ一眼レフの商品構成

ご覧の様に両機はこのクラスの量販モデルですので、後継機の開発計画がないとしても、このまま生産すればと良いのにと思うのですが、色々お家の事情があるのでしょう。

そうなると、今後これらのニーズを取り込むニコンのAPS-Cサイズミラーレス一眼がどうなるかが気になる所です。

ちなみにAPS-Cサイズのミラーレス一眼として、既にNikon Z50がありますが、これですとボディーだけで10万円以上もし一眼レフのD7000シリーズに相当します。

 
金属ボディーのNikon Z50 + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

となれば、近々にこの廉価版が登場するのは間違いないでしょう。

勝手な予想ですが、プラスチックボディーと電子先幕シャッター採用で、電子ファインダー有り無しの2機種でいかがでしょうか。

モニターはZ50同様に自撮り可能なチルト式にしてほしいのですが、D5000シリーズがニコン機で唯一バリアングルモニターを採用していた事を考えると、バリアングルを採用する可能性も十分あります。

果たしてニコンは、どちらを選ぶのでしょうか。


EOS Utilityがまた繋がらなくなった
2021/1/11(月)

以前”EOS Utilityが何故か繋がらないと思ったら読む記事”において、最新のEOS RシリーズにはEOS Utility2ではなく、EOS Utilityを使わなければいけないとお伝えしました。


EOS RシリーズにはEOS Utility2ではなくEOS Utilityを使わなければいけない

これでもう混乱なく使えると思ったのも束の間、またEOS Utilityが繋がらなくなってしまいました。

もうこんな不安定なアプリは使わない、と言いたい所ですが、一度楽を知ってしまうとそうも言っていられません。

そんな訳で、どうやって回復できたかを忘れない内に書き留めておきたいと思います。

もし同じ様な目に遭遇されましたらこちらへ。




10分で分かるdpiとppiの違い
2021/1/10(日)

下段でお伝えしておりました、dpiとppiの違いに関する記事を書き上げました。

恐らく両者の違いを知りたくなった方は、Photoshopを使われている方ではないでしょうか。


Photoshopの画像解像度で表示されるpixel/inchとは何?

それはともかく、ネットで両者の違いを調べてみると、dpiとppiは同じだけど違うとか、dpiはppiを2で割って得られるとか、dpiが印刷用でppiが画面用だとか、中には海外の記事を自動翻訳した意味不明のものまであり、それはもう混乱の極みです。

そんな訳で、年中間違いをやらかす幣サイトが、性懲りもなく両者の違を分かり易くまとめてみました。

もしFHDのPCモニターと紙のプリントでは、どちらがより高解像度かを知りたければこちらへ。




プリンターは1ドット=1ピクセルではない
2021/1/10(日)

大変申し訳ございません。

またまた大チョンボをやらかしてしまいました。

以前ドットとピクセルの違いなる記事を書いたのですが、その中でインクジェットプリンターは1ドット=1ピクセルですと平気で宣(のたま)っておりました。

ところが今回新たにdpiとppiの違いに関する記事を書いていて、ようやくその間違いに気付きました。

もし1ドット=1ピクセルならば、例え1ドット3色(CMY)のインクを混ぜたところで、以下の様に7色しか表現できないのです。


色の3原色だけでは7色しか表現できない

ではプリンターで、デジカメの写真(JPEGファイル)の様に1700万色もあるフルカラーを表現するにはどうすれば良いのでしょうか?

もし興味がありましたらこちらへ。




フルHDでスローモーション撮影のできる
APS-Cサイズのミラーレス一眼
2021/1/9(土)

フルサイズのデジカメを使ったスローモーション動画に、すっかりご執心(しゅうしん)の幣サイトです。

RF85mm F1.2L USMで撮ったスローモーションポートレート(背景にご注目)

そうなると、もっと軽くてFHD120Pの撮影ができる機種がほしくなります。

という訳で、先ずはAPS-Cサイズのミラーレス一眼で探してみましたので、その結果をお知らせしたいと思います。

もし興味がありましたらこちらへ。




EOS R6におけるPモードの露出パタン
2021/1/6(水)

Pモード(プログラムモード)の露出パタンをご存知でしょうか。

プログラム線図とも呼ばれ、フィルム一眼レフにプログラムモードが導入された当時は、カメラのカタログ等に載っていたのですが、見方を理解するのも一苦労でした。


一眼レフのプログラムパタン

そんな露出パタンをEOS R6を使って調べてみました。


EOS R6のPモードにおける露出パタン

以前のプログラム線図と比べればかなり見易くなったと思いますので、もし少しでも楽をして写真を撮りたい方は、是非参考にして頂ければと思います。

当該記事はこちら




Lumix S1新品が今だけ脅威の212,800円
2021/1/3(日)

先程Lumix S5の記事を書くに際して、Lumix S1の価格を調べていたら奇妙な事に気付きました。

何とアマゾンでは、ボディーのみの価格は両者ほぼ同じではありませんか。


Lumix S1
(ボディーのみ)

Lumix S5
(キットレンズ付き)

変だなと思って調べてみると、Lumix S1は価格ドットコムで調べても最低価格は28万円前後なのに対して、アマゾンは初売りセール中のため新品が今だけ212800円のバーゲンプライスになっているではありませんか。

残り1台との事ですので、もし興味がある方はお早めに。

と思ったら、ほぼ新品でした。

紛らわしい。

とは言え、以下のスペックで21万円は魅力的。

Lumix S1の仕様

逆光に強いARコーティングの撮像素子
毎秒9コマの高速連写
最大6段の手ブレ補正
ストロボ同調速度1/320秒
シャッターユニットの耐久性40万回
96MP相当のハイレゾモード
0.08秒の超高速超高精度なAF
-6EVに対応する低照度AF
後ろ姿や動く動物をも追従可能。
マグネシウム合金ボディで防塵防滴
-10度の低温度でも動作する耐熱凍結仕様
SDとXQDに対応するデュアルカードスロット
(将来的にCFexpressとも互換性有り)
576万dot/0.78倍/120fps/0.005秒/1万対1の
ハイコントラストの電子ファインダー
3.2型/210万dot/3軸チルトの背面モニター
4K/60P動画対応


魅力的なLumix S5
2021/1/3(日)

年明け早々連投です。

現状絞りブラケットを搭載している唯一のLumixですが、昨年9月普及機のLumix S5が発売されました。

 
Lumix S5とキットレンズのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

単にLumix S1の性能を削った小型版かと思っていたのですが、調べてみるとなかなかの優れものではありませんか。

Lumix S1と比較してみますと、ファインダーやモニターの解像度と連写速度、それに動画の連続撮影時間が多少劣る程度です。

手ブレ補正(ボディー内で5段、協調で6.5段)が、Lumix S1より0.5段劣っていますが、これは同じとみても良いでしょう。

またLumix S1に対して、デュアルネイティブISOテクノロジーを搭載した2400画素のCMOSセンサーと最新作像エンジンを採用すると共に、頭部認識によりAF追従性向上、4K60p 10 bit動画記録やAF追従のスロー&クイックモーション撮影が可能になっています。

絞りブラケット機能と共に、もしかしたら被写界深度も表示してくれるのではないかと操作説明書を調べてみると、被写界深度は表示しないものの、全体の構図を確認したままピント位置のみ拡大表示する事が可能となっています。


Lumixのピント位置の拡大機能

EOSシリーズのピント位置拡大は全画面表示になり、構図が確認できなくなるため、この機能はうらやましい限りです。

またついでにお伝えしておきますと、Lumixは空間認識AF(早い話がピント位置の異なる複数のライブ画像を元に被写体までの距離を高速で予測する技術)によってコントラストAFのみを採用しています。

すなわち、撮像素子上に像面位相差AFセンサーが存在しないため、(デュアルピクセルCMOS AFを採用するEOSシーズと同様)画素欠損による補完が全く必要ないのです。

画像を見ても簡単には識別できないでしょうが、特に動画撮影にこだわるLumixのこだわりといった所ではないでしょうか。

またそれまでは再現性重視だった絵作りの思想も、2018/1に発売されたLUMIX G9 PRO以降「生命力・生命美」と呼ばれる見た目重視へと大きく方向転換しました。

 
再現性重視から見た目重視へと大きく舵をきった Lumix G9 Pro

おまけに新たに本機のキットレンズとして発売されたLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は、7万円前後でありながら超広角の20mm始まりの標準ズームレンズで、何と最短撮影距離15cm(焦点距離20-26mm時)のマクロ撮影が可能との事です。

キヤノンのRFレンズも単焦点レンズでマクロ撮影機能を充実させていますが、LumixにおいてはF4通しの標準ズームレンズであるLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.においてもズーム全域で最短撮影距離0.3m(望遠側で約0.5倍)のマクロ撮影を可能にしています。


LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

これでチルト式モニターを採用していて、更にローパスフィルター有りならば、一度使ってみたくなります。


似非(えせ)絞りブラケット使用方法
2021/1/2(土)

年が明けたと思ったら、もう二日です。

そんな中、やっぱりどうしてもほしい絞りブラケットです。

最近のカメラなら、どれでも当たり前の様に付いている露出ブラケットですが、なぜ絞りブラケットは普及しないのでしょうか?

幣サイトが知っている限り、絞りブラケット機能を搭載しているのは、LUMIXシリーズくらいのものです。


Lumixの絞りブラケット説明図(7段もの設定が可能)

ソニーのα7シリーズも、以前は専用アプリを購入すれば絞りブラケットが使えたのですが、α7 IIIからそれも使えなくなってしまいました。


ソニーのカメラアプリ、ブラケットProの説明図

単に絞りを変えて数枚撮りたいだけなのに、何が楽しくて絞りダイヤルをカチカチカチカチ回さなければいけないのでしょうか。

もし同じ様にお悩みに方があるとしましたら、一つだけ手があります。

それは露出ブラケットを使う手です。

生憎、露出が変わってしまうので余り良い方法とは言えませんが、無いよりはマシ程度にお聞き下さい。

①先ず露出モードをシャッター優先にして、好みのシャッタースピードを設定します。

②次に露出ブラケットを呼び出して、露出幅を決定します。


露出ブラケット設定画面

③そのまま撮影しますと、ISO感度を変えて撮影が行われますので、ファインダーを覗いてブラケット(天秤)の中心値となる絞り値になる様にISO感度を設定します。

例えば絞りをF2.8-->F4.0-->F5.6にして撮りたい場合は、絞りがF4.0で適正になる様にISO感度ダイヤルを回して固定します。

④その状態で撮影すると、当然ながら露出は異なるものの、(シャッタースピードとISO感度は固定のまま)絞り値を3段階に自動で変えて撮る事ができます。

ただし、もしF2.8やF5.6の画像を使いたければ、後でRAWファイルを現像して明るさを変えなければいけない所が辛いところです


新春初夢
2021/1/1(火)

あけまして、おめでとうございます

電源スイッチの位置が悪い、バリアングルモニターが嫌、絞りブラケットが無い、被写界深度が表示されない等々、愚痴は尽きないものの、EOS R6にすっかりご執心(しゅうしん)の幣サイトです。


EOS R6とRF85mm F1.2L USM

となると、どうしてもサブ機がほしい所ですが、EOS RやRPではAFや動画性能が明らかに見劣りします。

かと言って、EOS R6の2台持ちなどできる訳がありません。

ならば、RFマウントのAPS-Cサイズ機に期待したい所ですが、(色々噂があるものの)どうみても登場は暫く先になりそうです。

また、フルサイズ機のF4ズームと競合する様な、F2.8クラスのAPS-Cサイズ用ズームレンズがいきなり発売されるとも思えません。

そんな事をボンヤリ考えていたら、期待の★が思い浮かびました。

それが次期PowerShot G1 Xです。


APS-Cサイズで光学3倍ズームレンズを搭載したキヤノンのPowerShot G1 X Mark III

何だ、ただのコンデジかと思われるかもしれませが、そうでもないのです。

PowerShot G1 Xは現行のMark IIIになってから、撮像素子がAPS-Cサイズになり、それまでのキヤノンにおけるコンデジのフラッグシップという位置付けから、さらに進んでEOSシリーズのサブ機としての役割も担う様になったのです。

このため、現行のPowerShot G1 X Mark IIIは、フルサイズ換算で24-72mm F2.8-5.6とEF-Mレンズには存在しない明るい標準ズームレンズを搭載し、操作系もEOSシリーズに近くなり、コンデジでは珍しく防塵防滴仕様になっています。

これにEOS R6と同性能のAFが搭載されて、4K30Pの動画機能が備われば、EOS R6のサブ機としての資格は十分ですと言いたい所ですが、一つネックがあります。

それは、とんでもなく高画素機な事です。

ご存知の様にAPS-Cサイズ機の画素数は既に2400万画素以上が普通になっており、PowerShot G1 X Mark IIIも御多分に漏れずその2400万画素機です。

一般的なフルサイズ機と同じ画素数なので大した事は無い様に思われるかもしれませんが、フルサイズ機とキヤノンのAPS-Cサイズ機の撮像素子の大きさは2.6倍も違うのです。


キヤノンのAPS-Cサイズはフルサイズの1/2.6の小ささ

という事は、PowerShot G1 X Mark IIIの2400万画素は、フルサイズ機換算では6800万画素相当にもなるのです。

現状フルサイズ機の最高画素数はα7R IVの6100万画素ですので、6800万画素がいかに高画素か分かって頂ける事でしょう。

となると、EOS R6の画素数が2000万画素ですので、PowerShot G1 X Mark IIIの画質や感度は、計算上それより1.6段も劣る事になります。

サブ機なのだからメイン機より劣るのは止むを得ないとしても、だったら無駄な高解像度よりむしろ画質や感度を上げて貰いたい所です。

もし次期PowerShot G1 Xが2000万画素になればその差は1.4段になり、もし1200万画素になればその差は0.6段に縮まりますので、これならEOS R6のサブ機としての資格は十分です。

更にレンズの外径が1.4倍大きくなりますが、ズームレンズが先代と同じ24-120mm F2.0-F3.9になって、チルト式モニターを採用してくれたらもう何も言う事はありません。


24-120mm F2.0-F3.9のズームレンズとチルト式モニターを採用した先代のPowerShot G1 X II

PowerShot G1 X Mark IIIが発売されたのが2017/11ですので、2021年中に発売されるのは間違いないでしょう。

EOS R6において、画素数による製品の階層構造を崩したキヤノンですので、次期PowerShot G1 Xにおいても思い切った低画素化を期待しているのですが、果たしてどうなる事でしょう。

新春そうそう、こんな能天気な事を考えるのも、楽しいものです。






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