デジカメのダイナミックレンジ
(RAWファイルの本当のメリットとは?)

Feb. 2016:Release

目次



 はじめに
 結論

 初級編
  1) ダイナミックレンジとは 

  2) 日常光のダイナミックレンジ
  3) デジカメのダイナミックレンジ
  4) ラチチュードとは
  5) 写真のダイナミックレンジ
  6) デジカメのダイナミックレンジと写真の関係
  7) モニターのダイナミックレンジ
  8) JPEGファイルとは
  9) 初級編のまとめ

 中級編
  10) RAWフォーマットの利点とは

  11) JEPGとRAWファイルの明度調整
  12) ダイナミックレンジの広い画像
  13) ダイナミックレンジと撮像素子の関係

 上級編
  14) 画素数とダイナミックレンジが反比例する事の証明

  15) デシベルと絞り値の換算表
  16) ラチチュード(許容範囲)の値
  17) ダイナミックレンジ補正

 まとめ
 寸評の答え
 予告編



13) ダイナミックレンジと撮像素子の関係


今まではデジカメのダイナミックレンジを70dBという事で話を進めてきましたが、実はそれ以上の機種もあれば、当然それ以下の機種もあるでしょう。

それらは、単に値段の違い、或いは性能の違いなのでしょうか?

どなたもダイナミックレンジが広い方が、性能が良いデジカメと思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。

確かに条件が全く同じならば、ダイナミックレンジが大きい方が良いのですが、世の中そう単純にはいきません。

と言うのは、もし同じ大きさの撮像素子であれば、画素数が大きいデジカメのダイナミックレンジは狭く、画素数が少ないデジカメのダイナミックレンジは広いのです。


その理由は簡単です。

画素数が少ないと、当然ながら1個の受光素子が大きくなります。

という事は、少ない光でも十分検知できますので、感度が上がりより広範囲の光を集める事ができるので、必然的にダイナミックレンジは広くなるのです。

すなわち、画素数とダイナミックレンジは反比例の関係にあるのです。

これをまとめると、以下の様になります。

①撮像素子の大きさが同じでれば、画素数が小さいほど、感度は良くなりダイナミックレンジは広くなる。

②画素数とダイナミックレンジは反比例するので、単純にダイナミックレンジのみ比較するのは意味が無い。







13) ダイナミックレンジと撮像素子の関係

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12) ダイナミックレンジの広い画像

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14) 画素数とダイナミックレンジが反比例する事の証明




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