フルサイズミラーレスカメラ用レンズの価格表

2021/04/11:発行
随時更新

はじめに


2018年にニコン、キヤノン、パナソニックがフルサイズのミラーレスカメラ市場に参入して3年ほど経過しました。

となると5年も先行するソニーに対して、レンズの種類がどれだけ追い付いてきたか知りたくなってきます。

そんな訳で、現時点における各社のフルサイズミラーレスカメラ用レンズの種類と価格を一覧にしてみました。

フルサイズのミラーレスカメラを購入するのに際して事前にレンズをチェックしておきたい方、或いは次にどんなレンズを買おうかと悩んでいる方、是非参考にして頂ければと思います。


広角ズーム


先ずは広角ズームです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
FE 12-24mm F2.8 GM

Z 14-24mm f/2.8 S
2
FE 12-24mm F4 G
RF10-24mm F4L USM
(40万円)

参考:EF11-24mm F4L USMで45万円
3
FE 16-35mm F2.8 GM

RF15-35mm F2.8L IS USM
4
FE 16-35mm F4 ZA

Z 14-30mm f/4 S

RF14-35mm F4L IS USM

S PRO 16-35mm F4
5 RF18-45mm F4-5.6 IS STM
(8.5万円)
4本 2本 2本 1本

ご覧の様にソニーは広角ズームを12-24mmと16-35mmの2系統を用意しており、更にそれぞれにF2.8とF4.0を擁しており万全の体制です。

対するニコンは、14mm始まりで2系統ありますので、当座はこれで凌げそうな感じです。

またキヤノンは、暫く高価なF2.8クラスのレンズしかありませんでしたが、2021/8にF4クラスも投入してきました。

パナソニックはシグマのSマウントレンズが使えるとしても、F2.8クラスのレンズが早くほしい所です。


標準ズーム


続いては標準ズームレンズです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
S 20-60mm F3.5-5.6
2
FE 24-70mm F2.8 GM

Z 24-70mm f/2.8 S

RF24-70mm F2.8 L IS USM

S PRO 24-70mm F2.8
3
FE 24-70mm F4 ZA OSS

Z 24-70mm f/4 S
4 Z 18-140mm F3.5-5.6
5
FE 24-105mm F4 G OSS
Z 24-105mm F4
RF24-105mm F4 L IS USM

S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
6
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
7
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS

Z 24-200mm f/4-6.3 VR

RF24-240mm F4-6.3 IS USM
8
RF28-70mm F2 L USM
9
FE 28-60mm F4-5.6

Z 24-50mm f/4-6.3
10
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
11
FE PZ 28-135mm F4 G OSS
7本 4本 5本 3本

ここもソニーが7本ものレンズを擁しており断然優位なのですが、少ないながらも他社も健闘しています。

先ずニコンについては、2022年までのロードマップに記載されている24-105mm F4(グレイ文字で示す)が出れば一通り揃ったと思って良さそうです。

またキヤノンについては、廉価版も含めてこれでもう文句は無いでしょう。

パナソニックについては、3本と少ないのですが、F2.8、F4、小型廉価版と揃っていますので、これも必要十分と言えます。


望遠ズーム


続いては望遠ズームです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
FE 70-200mm F2.8 GM OSS

Z 70-200mm f/2.8 VR S

RF70-200mm F2.8 L IS USM

S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.
2
FE 70-200mm F4 G OSS

RF70-200mm F4 L IS USM

S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
3
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
RF100-400mm F5.6-8 IS USM
S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.
4
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
Z 100-400mm f4.5-5.6
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
5
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
Z 200-600mm F5.6-6.3
5本 1本 4本 3本

これもソニーが5本と先行しているのですが、キヤノンとパナソニックは70-200mmのF2.8とF4、それに望遠端が300mm以上のレンズがありますので、取り敢えず一通り揃っていると見て良さそうです。

ただしニコンは、70-200mm F4が早く欲しい所です。


広角レンズ


続いては単焦点の広角レンズです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
FE 14mm F1.8 GM
RF16mm F2.8
2
FE 20mm F1.8 G

Z 20mm f/1.8 S
3
FE 24mm F1.4 GM

Z 24mm f/1.8 S
RF24mm F1.8 IS STM Macro
(14万円)

S 24mm F1.8
4
FE 24mm F2.8 G
5
FE 28mm F2
Z 28mm f/2.8
3.8万円
6
FE 35mm F1.4 GM


T* FE 35mm F1.4 ZA
7
FE 35mm F1.8

Z 35mm f/1.8 S

RF35mm F1.8 MACRO IS STM
S 35mm F1.8
8
FE 35mm F2.8 ZA
9
FE 40mm F2.5 G
Z 40mm F2.8
10本 4本 2本 1本

これはソニーとの差が歴然です。

今どき単焦点の広角レンズは人気が無いのでしょうか。

それでもニコンは20mm/24mm/35mmと一通り揃えているものの、キヤノンとパナソニックは非常に遅れています。

両社は広角ズームも手薄なので、広角系については早急に対応してほしい物です。


標準レンズ


次は標準レンズです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
FE 50mm F1.2 GM

Z 50mm f/1.2 S

RF50mm F1.2 L USM
2
FE 50mm F1.4 ZA

S PRO 50mm F1.4
3
FE 50mm F1.8

Z 50mm f/1.8 S

RF50mm F1.8 STM

S 50mm F1.8
4
FE 50mm F2.5 G
5
Z MC 50mm f/2.8
6
FE 55mm F1.8 ZA
7 Z 58mm f/0.95 S Noct
5本 4本 2本 2本

標準レンズと言えば、一昔前なら50mmのF1.2、F1.4、F1.8の3本が相場でしたが、いつの間にか色々種類が増えてきました。

ここでも依然ソニーが優勢ですが、ニコンもキヤノンもこの分野では、これで問題ないと言えるでしょう。

パナソニックについては、今後発売が予定されている50mm F1.8が出れば、取り敢えずひと段落と言えます。


中望遠レンズ


続いては中望遠レンズです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1
FE 85mm F1.4 GM
Z 85mm F1.2

RF85mm F1.2 L USM


RF85mm F1.2 L USM DS
2
FE 85mm F1.8

Z 85mm f/1.8 S

RF85mm F2 MACRO IS STM

S 85mm F1.8
3
FE 90mm F2.8 Macro G OSS

RF100mm F2.8L Macro IS USM
4
FE 100mm F2.8 STF GM OSS

Z MC 105mm f/2.8 VR S
5
FE 135mm F1.8 GM
RF135mm F1.4L USM
(100万円)
5本 2本 4本 1本

ここも依然ソニーが優勢ですが、他社が用意している85mmがあれば凡そ代替できるでしょう。


超望遠レンズ


最後は超望遠レンズです。

# ソニー ニコン キヤノン パナソニック
1 RF300mm F2.8L IS USM
(190万円)
2
FE 400mm F2.8 GM
Z 400mm F2.8
]RF400mm F2.8L IS USM
3 RF500mm F4L IS USM
(120万円)
4
FE 600mm F4.0 GM
Z 600mm F4
RF600mm F4L IS USM
5
RF600mm F11 IS STM
6
RF800mm F11 IS STM
7 RF800mm F5.6L IS USM
(180万円)
8 RF1200mm F8L IS USM
(600万円)
2本 0本 4本 0本

ここも本格的な超望遠レンズは、ソニーのみです。

パナソニックはともかくとして、ニコンとキヤノンからは今年中に発売されるのを期待です。

とは言え、これらはかなり特殊なレンズですので、下々には余り関係ないとも言えます。


まとめ


上記しましたレンズの種類別の本数をまとめると、以下の様になります。

種類 ソニー ニコン キヤノン パナソニック
広角ズーム 4本 2本(0.5) 1本(0.3) 1本(0.3)
標準ズーム 7本 4本(0.6) 5本(0.7) 3本(0.4)
望遠ズーム 5本 1本(0.2) 3本(0.6) 3本(0.6)
広角レンズ 9本 3本(0.3) 1本(0.1) 0本(0)
標準レンズ 5本 3本(0.6) 2本(0.4) 1本(0.2)
中望遠レンズ 5本 1本(0.2) 3本(0.6) 1本(0.2)
超望遠レンズ 2本 0本(0) 2本(1) 0本(0)
37本 14本(0.4) 17本(0.5) 9本(0.2)
参入期間 7.5年 2.5年 2.5年 2年
年平均発売本数 4.9本 5.6本 6.8本 4.5本
①ソニーのレンズ本数に対する比をカッコ内の数値で示す。
②レンズ本数比が0.3以下を太字で示す。

これをご覧頂きます様に、ニコンとキヤノンはソニーのレンズ群に対して半分近くにまで迫っています。

ただし不思議な事に、ニコンについては望遠系のレンズ、キヤノンについては広角系のレンズが遅れ気味と言えます。

なお表の最下段にあります様にソニーの年平均発売本数が4.9本、ニコンが5.6本、キヤノンが6.8本、パナソニックが4.5本のペースになっています。

開発リソースを考えれば、ニコンやキヤノンはもう少し早いペースでレンズを出してくると思ったのですが、そうでも無かった様です。

となると、完全にソニーに追い付くには更に数年は掛かるとしても、今年中に手薄なレンズ群をニコンとキヤノンが揃えれば、レンズの種類が少ないと責められる事は無くなりそうな感じです。

なお、今までソニーのレンズ本数は37本とお伝えしておりましたが、一部のレンズ(FE 50mm F1.2 GM、FE 24mm F2.8 G等)はまだ発売前です。

このため、現時点(2021/4/11)における正確な本数は、33本である事を念のためにお伝えしておきます。




フルサイズミラーレスカメラ用レンズのアマゾンリスト





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