絞り値によってボケの大きさはどれくらい変わるのか

2020/09/06 発行

目次



はじめに


写真を趣味にされている方で、こんな風に思われた事はありませんでしょうか?

高価なF1.2のレンズの場合、F1.4よりどれくらい背景のボケは大きくなるのだろう?

或いは、廉価なF1.8のレンズの場合、F1.4よりどれくらいボケは小さくなるのだろう?

それを知りたくても、簡単には調べられないだろうと思った貴方に、本書がその計算方法をそっとお教えしたいと思います。

余りに簡単なので、腰を抜かさないでお読みください。


ボケ量の計算方法


ボケ量の絶対値の計算は、それなりに難しい式があるのですが、はじめにでお伝えしました様に単にボケの大きさを比較するだけであれば、非常に簡単に計算できます。

例えば、同じ焦点距離のF1.2とF1.4のボケの大きさ(直径)を比較すると、F1.4をF1.2で割った1.2倍(正確には1.17倍)F1.2の方が大きくなるのです。

同じ様にF1.4とF1.8では、F1.4の方が1.3倍(1.8÷1.4)ボケは大きくなるのです。

本当にそうなるかどうか、実際に絞りを変えて撮った写真で確認してみましょう。


絞り値によるボケ量の違い

上の写真は85mmのレンズの絞りを変えて撮った写真ですが、F1.2の白い点光源のボケ量がφ12なのに対してF1.4のボケ量はφ11と1.1倍異なっています。

またF1.4のボケ量がφ11なのに対してF1.8のボケ量はφ9と1.2倍異なっており、概(おおむ)ねこの計算結果に合致している事を分かって頂けると思います。

特に最上段のF1.2と最下段のF2.4、或いは同じくF1.4とF2.8は丁度2倍絞り値が異なっており、ボケ量も丁度2倍ことなる事が目視でも分かって頂けると思います。


まとめ


絞り値によってボケの大きさがどれくらい異なるのか知りたければ、二つの絞り値を単純に割り算すれば良い。

少しはお役に立ちましたでしょうか?




絞り値によってボケの大きさはどれくらい変わるのか





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