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Photo Cafeteriaにようこそ。

写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。

徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。



2021年4月の新着情報


カメラにほしい機能
2021/04/29(木)

楽して撮りたい。

楽して綺麗な写真を撮りたい。

一部の方からはお叱りを受けるかもしれませんが、スマホを使って撮影すると、しみじみそう思ってしまいます。

とにかくシャッターボタンを押すだけでこんなに綺麗な写真が撮れるのに、何で写真専用のカメラではそれができないのでしょうか。

そんな事を思って試しにカメラに付いているオートモードを使って撮影してみると、結局思い通りの設定にならず、1枚も撮らない内に他のモードに切り替えて撮ってしまいます。

という事は、やはりカメラを使うと自分通りの設定にしたいという思いに駆られるのでしょう。

では何故カメラを持つと、オートの設定を変えたくなるのでしょうか。

スマホとカメラの違いと言えば、筐体の大きさやら、撮像素子の大きさやら、光学望遠レンズ有無やら、ストロボが使えないやら、ファインダーの有無やら、背面モニターが傾けられない等色々ありますが、やはり本質的な差はボケ量でしょう。

誰が何と言おうと、それに尽きます。

ボケ量を調整するため、ついついオートの設定を変えたくなるのです。

何しろピンボケもせず、ブレもせず、ISO感度もソコソコで良ければ、各メーカがじっくり検討して最良と判断したオートで撮るのが最も無難なのですから。

となれば楽して撮るために、以下の機能を追加して頂けないものでしょうか。

①絞りブラケット
②複数被写体の中央位置合焦


ついでに、③1秒前のプレ撮影も入れて頂ければ、どんなに歩留まりが上がるか分かりません。

連写速度ですとか、解像度ですとか、AF速度ですとか、手振れ補正段数とかが重要なのは良く分かるのですが、もっと裾野の機能を充実させて貰えないものでしょうか。


肌色再現性
2021/04/29(木)

α7S IIIに、可視光+IRセンサーが追加されたのをご存知でしょうか?


正面左上に可視光+IRセンサーが追加されたα7S III

知らない方でしたら、他社機にないセンサーが付いたのですから、ソニー機は進んでいると思われるかもしれません。


α7S IIIの可視光+IRセンサーに関する説明

何しろ、これらによってより正確なホワイトバランスが得られる様になったのですから。

しかしながら、幣サイトの思いは全く逆です。

とうとうここまでやらなければいけなかったのか、といった印象です。

なぜならば、昔からソニー機の肌色再現性は悪かったからです。

特に屋外での肌色は最悪です。


どう見ても色被りしているソニー公式HPにある画像サンプル

それは主観の相違だと言われるかもしれませんが、ならば下にある2018年に発売されたα7 IIIのプレスリリースを読んで頂けますでしょうか。


2018年のα7IIIに関するプレスリリースの抜粋

これをご覧頂きます様に、α7 IIIにおいてわざわざ肌色を自然に描写する様になったと言う事は、従来機の肌色再現性は決して良くなかったとソニー自身が認めているとも言えます。

それを期待して新たにα7 IIIを購入したのですが、結局何の変化も感じられませんでした。

そしてその2年後に発売されたα7S IIIでも、”よりなめらかで健康的な人肌の描写が可能になった”という事は、依然肌色再現性が十分ではなかったと、またもや認めていると言えるのです。

そう言うと、今どき色再現性はRAWファイルを現像する事でいかようにも調整できると思われるかもしれません。

確かに元の写真が既に許容範囲にあれば、それを更に自分好みに調整(現像)するのは簡単で楽しいものです。

ところが、許容外の写真を許容内に調整するのは、もはや苦痛以外の何ものでもありません。

また今年発売されたα1にもこの可視光+IRセンサーが追加された事を見ると、恐らく今後の製品にはこのセンサーが追加されるのでしょう。


可視光+IRセンサーが搭載されたSONY α1

ですが上の写真をご覧頂きます様に、このセンサーは(被写体からの光ではなく)カメラの前方上部から来た光を受光するので、被写体に当たる光とカメラ上部に当たる光が異なった場合、WB(ホワイトバランス)は一体どうなるのでしょう。

例えば被写体には直射光が当たり、カメラには直射光の当たらない順光の撮影の場合、どうなるのでしょう?

また撮影者がつばの付いた帽子を被っていたら、どうなるのでしょう?

そしてそのつばの裏に色が付いていたら、WBは一体どうなるのでしょう?

考えただけでも恐ろしくなります。

その点キヤノン機やニコン機は、こんな飛び道具を使わずに自然な肌色を再現してくれているのです。

では、どちらが進んでいると言えるのでしょうか。


Nikon Z 9の撮像素子はタワーセミコンダクター製?
2021/04/29(木)

Nikon Rumorsの情報によれば、Nikon Z 9の撮像素子は、タワーセミコンダクター製の可能性があるとの事です。

 
積層型CMOSセンサー採用のNikon Z 9

タワーセミコンダクターと聞くと、100%海外の企業だと思ってしまいますが、製造工場(タワー パートナーズ セミコンダクター株式会社)は日本の富山県にあります。


富山県魚津市にあるタワー パートナーズ セミコンダクターの本社

元々はパナソニック系の半導体工場ですので、当然ながら従業員の大半も日本人で技術力も十分です。

と言いながらも、イスラエルと台湾企業の資本が入っていますので、鴻海精密工業に買収されたシャープの様なものと理解すれば良いでしょう。

いずれにしろ撮像素子は、made in Japanです。

ではこのタワーセミコンダクター製の撮像素子はどんなカメラに使われているかと言えば、APS-Cサイズ機ではそこそこ評判の良い一眼レフのNikon D500Nikon D7500、そしてミラーレスのNikon Z 50です。


Nikon D500

Nikon D7500

Nikon Z 50
2400万画素、表面照射型、ISO51200

更に確証はありませんが、恐らくローエンドのフルサイズミラーレス機であるNikon Z 5に使われている2400万画素の撮像素子もこのタワーセミコンダクター製ではないでしょうか。


Nikon Z 5
2400万画素、表面照射型、ISO51200

このNikon Z 5に使われている2400万画素の撮像素子は、廉価版だけあってスピードは遅いものの表面照射型でありながら、裏面照射型のソニー製の2400画素の撮像素子を搭載したNikon Z 6(或いはSONY α7 IIIやα9シリーズ)と同じ常用ISO感度を達成しているのは立派です。


Nikon Z 6

α7 III

α9

α9II
2400万画素、裏面照射型、ISO51200

ちなみに以前こちら(表面照射型撮像素子の逆襲)の記事で述べました様に、表面照射型の高感度特性は裏面照射型に劣るものの、構造上の理由により低感度域においては裏面照射型よりノイズが少ないのです。


裏面照射型撮像素子には材質の異なる境界面(赤線)が二つある

このため、(比べた事はありませんが)Nikon Z 5の常用域での画質は、Nikon Z 6(或いはSONY α7 IIIやα9シリーズ)より良いかもしれません。

さらにSONY α7 IIIやα9シリーズは2点分離のローパスフィルターを採用しているのに対して、Nikon Z 5が4点分離のローパスフィルターだとしたら、2400万画素機では本機の画質が一番かもしれません。(ローパスフィルターの優位性についてはこちら

話を戻しまして、Nikon Z 9がタワーセミコンダクター製の撮像素子を搭載するとなると、当然ながらソニーのα1やキヤノンのEOS R5あるいは今後発売されるEOS R3とは異なる撮像素子を搭載する事になります。

またタワーセミコンダクターとしても、ニコンの最上位機種に自社の撮像素子が搭載されるとなると、その意気込みもひとしおでしょう。

そんな訳で、幣サイト独自の(勝手な)予想をさせて頂きますと、以下の通りです。

項目\機種 SONY α1 Nikon Z 9 EOS R5 EOS R3
撮像素子 5010万画素
裏面照射積層型
4500万画素
裏面照射積層型
4500万画素
表面照射型
不明
裏面照射積層型
スキャン速度 1/200秒 1/250秒 1/60秒 不明
動画モード 8K30P 8K30P 8K30P 不明
最大常用ISO感度 32000 51200 25600 不明
連写速度
(メカ)
30コマ/秒
(10コマ/秒)
30コマ/秒
(16コマ/秒)
20コマ/秒
(16コマ/秒)
30コマ/秒
(不明)
動画サイズ
(画素数)
8K UHD
(7680×4320)
8K DCI(8192×4320)
8K UHD(7680×4320)
不明
撮影時間 30分 実質無制限 20分 不明

ご覧の通り、撮像素子が積層型と表明されているので、恐らく(散々表面照射型の話をしながら)裏面照射型を採用するのでしょう。

そうなると、一気にα1やEOS R3の様に高速高解像度機の仲間入りです。

またニコンは、従来よりISO感度に強いこだわりがありますので、画素数は多少抑えてでも最大常用ISO感度51200を達成してくるのではないでしょうか。

さらにお得意のボタン照明も搭載し、当然ながら背面モニターはチルト式です。

そして最大の関心事は、電子シャッターがスキャン速度1/250秒を達成するかどうかです。

もしこれが達成できたならば、タワーセミコンダクター製の撮像素子はソニー製を超えたと言っても良いかもしれません。

はてさて、どんな性能になるのでしょうか。


ニコンとキヤノンはどうした
2021/04/27(火)

以前もお伝えしたのですが、ニコンとキヤノンは一体どうしたのでしょう。

ソニーからは、今年になってα1が発売され、レンズも35mm F1.4ですとか、50mm F1.2の様な注目レンズも数本発売され、間もなくAPS-Cサイズの新機種も登場しそうな雰囲気です。

ところがキヤノンからは、EOS R3の開発発表とレンズ3本が発表されただけです。

さらにニコンに至っては、Nikon  Z 1の開発発表だけではないでしょうか?

開発リソースだけを考えても、従来のカメラやレンズの豊富さからすれば、ソニーより明らかに両社の方が上です。

にも関わらず、なぜこんなにも音無しなのでしょうか。

ミラーレス機全盛になった今となっては、両社ともソニーを追う立場ですので、よもやコロナ開け特需を見越して、秋以降に一斉に発売するというような悠長な事はやっていられないはずです。

となると夏前(ボーナス時期)に一大攻勢を仕掛けてくるのでしょうか?

ちなみに幣サイトが勝手に期待する製品は、以下の通りです。

キヤノン

①EOS Rの後継機
②広角系のRFレンズ(16mm F2.8、24mm F1.8)と民生レンズで最大ボケとなるRF 135mm F1.4。
③RFマウントのAPS-Cサイズ機
④APS-CサイズのRFレンズ(16mm F2.8)
⑤PowerShoto G1 X Mark IV

ニコン

①標準ズームレンズ(Z 24-105mm F4)と望遠系ズームレンズ(Z 100-400mm f4.5-5.6、Z 200-600mm F5.6-6.3)と超望遠単焦点レンズ
②Nikon Dfのミラーレス版
③ボディー内手振れ補正を搭載したAPS-Cサイズ機とファインダー無しAPS-Cサイズ機
④APS-Cサイズ機用単焦点レンズ
⑤ミラーレスのニコノス


SONY α6200/α6700/α6900?
2021/04/27(火)

既にご存知の様に、ソニーから3000万画素クラスのAPS-Cサイズ機が発売されるそうです。

このスペック予想は簡単で、恐らく従来機のボディーに新撮像素子と新作像エンジンを乗せ換えたものになるのでしょう。

そして型番は、ボディー内手振れ補正搭載モデルがα6900、非搭載の中級モデルがα6700、ベースモデルがα6200となるのでしょうか?

クラス\世代 第1世代 第2世代 第3世代 特徴
上級 α6500 α6600 α6900 ボディー内手ブレ補正搭載
金属ボディー
中級 α6300 α6400 α6700 金属ボディー
初級 α6000 α6100 α6200 プラスチックボディー

それはともかく、いつもお伝えしております様に、APS-Cサイズ機で3000万画素も必要なのでしょうか。

これをフルサイズに換算すると、6800万画素です。

今どき写真や動画を見るのに最も一般的なフルHDのモニターで200万画素、4Kモニターで800万画素しかないのです。(詳細はこちら

にも関わらず何で3000万画素も必要なのかと思うのですが、これからAPS-Cサイズ機も3000万画素時代に突入していくのでしょう。


Nikon Z 50
(2000万画素)

EOS M6 II
(3200万画素)

α6400
(2400万画素)

X-T3
(2600万画素)

となると、ますますNIkonZ 50の2000万画素が愛しくなってしまいます。

ところで、従来ソニー機(とニコン機)には、以前お伝えしておりましたシャッターボタンを押す前の画像が撮れるプレ撮影の機能は入っていませんでした。

となると、果たして次期ソニー機に、この機能が盛り込まれるかどうか注目です。


GFX 50SのAFはコントラスト方式だった
2021/04/26(月)

以前、フジフィルムからGFX 100Sが発表されたのに伴い、GFX 50Sの中古が安くなっている話をさせて頂いたのを覚えていらっしゃるでしょうか。


FUJIFILM初の中判カメラGFX 50S

そんな訳で早速買いましたと言いたい所ですが、貧乏サイトにそんな余裕はありません。

では何の話かと言いますと、今頃になってGFX 50SのAFは、何とコントラスト方式だという事を知ったという少々間の抜けた話になります。

一昔前でしたら、コントラスト方式のAFは、一眼レフの位相差制御方式と違って撮像素子で測距しているから、誤差が無くて正確だなどと言われていました。

ですがソニーの初代α7Sを使って、そんなのは嘘っぱちである事を身を以て体感した者としては、何も数十万円ものお金を出して今さらコントラスト方式ではないだろうと思う次第です。

となれば、むしろ専用の位相差制御のAFセンサーを搭載したペンタックスの645Zの方が、同じ撮像素子を乗せている事を考えると、よっぽど魅力的ではないでしょうか。


おまけに中古がGFX 50S以上に安いのも大きな魅力です。


トリミングすると被写界深度は深くなる(その2)
2021/04/26(月)

昨日、トリミングやクロップをすると被写界深度は深くなる記事をアップしたのですが、お読み頂けましたでしょうか。


50mm F1.4で撮った写真(左)とそれを2倍(画角100mm相当)にトリミングした写真(右)

アップした後に何ですが、実は事前に確認していなかった事が一つあります。

それはトリミングの前と後で被写界深度がどうなるか、計算で求めていない事です。

被写界深度は、レンズの焦点距離絞り値被写体までの距離撮像素子の大きさが分かれば求められます。

果たして計算すると、被写界深度はトリミング前後で異なるのでしょうか?

それとも同じになるのでしょうか?

乞うご期待。

と言いながら、何もわざわざ計算する必要はありませんでした。

なぜならば、トリミング前後で異なるのは撮像素子の大きさだけですので、計算すれば両者の被写界深度が異なるのは間違いないからです。

だったら何故、トリミング前後の写真を見ると被写界深度は同じなのでしょう?

また眠れなくなってしまいました。


トリミングすると被写界深度は深くなる
2021/04/25(日)

先日お伝えしておりました、トリミングやクロップをすると被写界深度は深くなる記事を書き上げました。


写真を2倍にトリミングしたら被写界深度はどうなる

恐らく世界広しと言えども、こんな事を言っているのは幣サイトぐらいなものだと思いますので、このサイトを覗いて頂いている方には是非ご一読頂ければと思います。

戯言(たわごと)に聞こえるでしょうが、これをご理解頂ければトリミングやクロップの見方が一変すると確信しております。

もし興味がありましたらこちらへ。

なお少々難解ですので、ご注意を。




トリミングとクロップの違い
2021/04/24(土)

何方も既に良くご存知でしょうが、トリミングとクロップの違いをまとめてみました。


フィルム時代のトリミングは印画紙への露光時に実施

もし興味がありましたらこちらへ。




クロップしても被写界深度は変わらない?
2021/04/24(土)

デジカメAVにブラックマジック社のPocket Cinema Camera 6K Proに関する記事がありましたので読んでいた所、気になる個所がありました。


可変式ファインダーを搭載したBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro

それは以下の文章なのですが、何処だか分かりますでしょうか?


デジカメAVのPocket Cinema Camera 6K Proに関する記事の抜粋

この最後にある、”画角は狭くなるものの被写界深度はフルサイズと同じである。”という一文です。

この場合、フルサイズのレンズを使ってスーパー35mmサイズ(APS-Cに近いサイズ)にクロップしても、画角は狭くなるものの被写界深度は変わらないと言っているのです。

そう聞かれても恐らく10人中10人、いや1000人中1000人がその通りだと思われる事でしょう。

何しろ下の2枚の写真の様に、写真をクロップ(トリミング)しても見かけ上の被写界深度は全く変わらないのですから。


  写真をクロップしても被写界深度は変わらない?

ですが、何故か幣サイトはトリミングすると被写界深度は深くなると頑(かたく)なに主張しているのです。

現在その理由を分かり易く伝えようと四苦八苦していますので、期待しないでお待ち願います。


EOS R3の追加情報と隠し玉
2021/04/22(木)

つい先日開発発表されたEOS R3ですが、その後第2段、第3弾の追加発表はあるのでしょうか?

そんな訳で、昨年発売されたEOS R5がどうだったのか調べてみました。

2020/02/13(木):開発発表
2020/03/13(金):第2弾公開
2020/04/21(火):第3弾公開
2020/07/09(木):詳細発表
2020/07/30(木):発売

すると上の様に、第2、第3の追加発表は約1カ月置きに行なわれ、発売は開発発表の5.5ヶ月後です。

EOS R3の開発発表が4/14ですので、来月の中ごろにまた追加情報が出てくるかもしれません。

そしてもっと気になるのは、発売時期です。

EOS R5の発売日は、多分に昨年の7月下旬に予定されていたオリンピック開催日を意識していたと思われます。

ましてやEOS R3は、同時に超望遠レンズ2本の開発発表をしているのですから、オリンピック開催日である7/23以前に発売されるのは間違いないでしょう。

もしかしたら、既に作り溜めを開始していて、7月早々には発売されるかもしれません。

そして幣サイトが最も楽しみにしているのは、隠し玉の存在です。

昨年は、EOS R5と共にEOS R6が登場しました。

今のキヤノンの勢いからすると、オリンピック前にもう1台出現してもおかしくありません。

さすがにEOS R-1はまだ先だとすると、もう1台は何になるでしょう。

となれば、現行の商品構成で隙間のある20万円台の機種なのは間違いないでしょう。


EOS R5

EOS R6

EOS R

EOS RP

そしてこの機種は、次期α7 IVの刺客となるモデルです。


SONY α7 III

Nikon Z 6 II

Lumix S5

噂ではα7 IVは3000万画素程度になると言われていますので、キヤノンの隠し玉は同じく3000万画素のEOS Rの後継機なのでしょうか。

もしそうだとすると、撮像素子はEOS Rから流用されるのでしょうか?

ボディー内手振れ補正はどうするのでしょうか?

また評判の悪かったマルチファンクションバーはどうなるのでしょうか?

そしてクロップ無しの4K60PとFHD120Pに対応するのでしょうか。

もしそうなると、性能上はEOS R6と同等かそれ以上になりそうなのですが、ポジショニングは大丈夫なのでしょうか。

興味は尽きません。


決定的瞬間撮影方法
2021/04/22(木)

突然ですが、クルマの空走距離をご存知でしょうか。


停止距離=空走距離+制動距離

クルマを運転中に危険を察知してからブレーキを踏むまでに、クルマが進む距離を指します。

その昔、教習所で習われたのではないでしょうか。

この空走距離ですが、その発生原因は人がアッと思ってからブレーキを踏むまで、0.6~1.5秒の遅延が発生するためです。

時速60kmで走行中、アッと思っても17mもそのまま走り続けているのです。

写真撮影の場合、ブレーキを踏む足ではなくシャッターボタンを押す指がアクチュエーターになりますので、それより多少早く反応するでしょうが、それでもアッと思ってシャッターボタンを押すまでに1秒前後の遅延が生じているのです。

更にシャッターボタンを押してから撮影が完了するまでカメラ側の遅延もありますので、ここぞと思った時にシャッターボタンを押した所で、その瞬間をとっくに逃しているのは間違いありません。

すなわち、普通に写真を撮っている限り決定的瞬間を撮る事は決してできないという事です。

このため、今時なら闇雲(やみくも)に連写でカシャカシャ撮り続ける事になるのですが、それでも撮影枚数が増えるだけで、そうそうウマい具合に決定的瞬間は撮れません。

そう考えると、ここぞと思った時にシャッターボタンを押すと、1秒前の写真が数枚撮れるのが理想と言えます。

そんな事は不可能だと思われるかもしれませんが、実はもう既に可能なのです。

もしそれに興味がありましたらこちらへ。




ソニーとキヤノンの瞳AFの違い
2021/04/22(木)

先程、AFの基本は中央1点(その2)なる記事をかいたのですが、その後気付いた事があるのでお伝えします。

それはソニーとキヤノンで瞳AFの思想が異なる事です。

既にお伝えしました様に、ソニー機(αシリーズ)の場合はフォーカスエリアと瞳AFが独立しています。

このため普段は中央1点AFにしておいて、人物撮影の時だけ瞳AFをアサインしたボタンを押して瞳AFを起動する事が可能です。

それに対してキヤノン機(EOS Rシリーズ)の場合、フォーカスエリア(キヤノンが呼ぶ所のAF方式)の中に瞳AFが入っています。


キヤノン機の瞳認識はAF方式の中に含まれている

このためキヤノン機の場合、瞳AFを選択していて人物を検知できなくなると、いきなりワイドAFエリアの中からカメラが勝手にあらぬ被写体にピントを合わせ始めるのです。

では中央1点AFに戻すためにはどうするかと言えば、ボタンをいくつか押してフォーカスエリアを変更しなければいけないのです。

すなわち、瞳AFと中央1点を簡単に切り替えられるソニー機に対して、キヤノン機はボタンを数回押さなければ両者を切り替えできないという訳です。

ただしソニー機の場合、瞳AFを起動するために専用のボタンを押さないといけないから不便だと思われるかもしれません。

ところが余り知られていませんが、α7 IIIから顔/瞳優先がONで且つフォーカスモードがシングルAFであれば、シャッター半押しでも瞳AFが起動する様になったのです。

この場合、もし瞳や顔を検知できなければ中央1点AFのままです。

何が言いたいかと言えば、キヤノン機においても、もし瞳や顔を検知できなければ、(勝手にワイドエリアから測距点を探すのではなく)中央1点AFに戻る様にしてほしいという事です。

ちなみにニコン機は、キヤノン機に近い思想の様です。


AFの基本は中央1点(その2)
2021/04/21(水)

先日、AFの基本は中央1点なる記事を書いたのですが、これに関して読者の方よりお便りを頂きました。

それによると、SONY α1の設定ガイドにはAF設定に関する詳細が載っているとの事です。

早速教えて頂いたガイドを見た所、確かに動体撮影に関する細かい設定が載っていました。


SONY α1の設定ガイドの一部

撮影シーンは全部で50種類ほどあり、上はそのガイドのほんの一部なのですが、よくここまで細々とまとめたものだと感心させられます。

ただしこういう資料は、むしろ初中級者向けの機種に必要だと思うのですが、なぜプロ向けのα1用に準備されたのでしょうか?

α1を購入した自称プロの方々から、動体を撮影するにはどういう設定すれば良いのか分からないので、教えてくれと頼まれたのでしょうか?

知らない事を訊くのは決して恥ずかしい事ではないのですが、だったら何もこんな高価なカメラを購入してから訊くのではなく、先ずは入門機で勉強しながら訊けと言いたくなります。

それはともかく、これを見てオッと思った事があります。

もし興味がありましたらこちらへ。




EOS R3はNDフィルター内蔵?
2021/04/21(水)

ご存知の様にソニーのα1は、電子シャッターのスキャン速度1/200秒を達成しました。


SONY α1
5000万画素、30コマ/秒、1/200秒、8K30P

となると、同じく裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載したEOS R3は、スキャン速度1/250秒を達成してくるかもしれません。(スキャン速度の詳細についてはこちら


裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載したEOS R3(2021年発売予定)

となると、現行のメカシャッターの幕速度と同じになりますので、もしかしたらEOS R3はメカシャッターを完全に除去する可能性すらあります。(α1は単幕メカシャッター搭載)

保守的なユーザーを考慮して、実際にそこまでするかどうかは不明ですが、もしメカシャッターを削除したとしたら、僅かながらレンズ後端と撮像素子の間にスペースができます。

となると、この空いたスペースに何か入れたくなってきます。

では何を入れるかとなれば、当然NDフィルターでしょう。


EOS R3に2枚のNDフィルターが内蔵された場合

上の図は撮像素子の上下に1枚ずつNDフィルターが入った場合を想定して描いてみたのですが、もしこれが可能ならND2とND4を切り替えて使用できます。

ただし構造が複雑になるので、ND2とND4の2枚を重ねてND6にするのはさすがに無理そうです。

また上側にはファインダーがあって無理だとしても、下側には何とか1枚入りそうな感じです。

そう思うと、EOS R3を縦位置グリップ一体型にして大柄にしたのは、NDフィルターを内蔵したい事もあったのではないでしょうか。

ご存知の様に幣サイトの予想は殆ど当たらないのですが、昨今動画に力を入れているキヤノンですので、もしかしたらと思わないではいられません。


Nikon Z 30はまだか
2021/04/19(月)

幣サイトで何度か取り上げているNikon Z 30は、一体どうなったのでしょう。


Nikon Z50からファインダーを除いたNikon Z 30?

Z 50からファインダー取れば良いだけですので、大して面倒な事はないでしょう。


Nikon Z 50 + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

にも関わらず、何故こんなにも発売が遅れているのでしょうか?

ご存知の通り、既にニコン一眼レフの入門機と普及機であるNikon D5600とD3500がディスコンになっているのですから、急ぎ後継機が必要です。

何しろこれが1日遅れる毎に、メーカーの将来にとって最も重要な若年ユーザーを、みすみす競合他社に獲られる事になるからです。

またNikon Z 50を生産できるのであれば、コロナに伴うZ 30の部品供給の問題はないはずです。

そして下の表にあります様に、Z 50はAPS-Cサイズ機(ボディー内手振れ補正非搭載機)の中ではトップクラスの性能を誇っています(詳細はこちら)ので、もしZ 30がZ 50のファインダーを取っただけで、他の性能が全く同じであれば依然かなり魅力的な存在になります。

項目\モデル Nikon Z 50 EOS M6 II α6400 X-T3
ISO(低解像度) 1位 4位 2位 3位
ファインダー 3位 4位 2位 1位
AF性能 2位 1位 4位 3位
連写速度 3位 1位 3位 2位
シャッター 3位 2位 4位 1位
汎用ズームレンズ 2位 3位 1位 4位
背面モニター 1位 2位 4位 3位
動画 2位 2位 4位 1位
その他 2位 4位 2位 1位
価格
(本書発行時)
2位
(10.9万円)
1位
(10.4万円)
3位
(11.2万円)
4位
(12.3万円)
21位 24位 29位 23位
総合順位 1位 3位 4位 2位
NIkon Z 50の性能は競合機の中でトップクラス

おまけにファインダーが無ければZ 30の価格は8万円台になりますので、天下無敵の存在とまで言わないまでもAPS-Cサイズの初中級機として見れば非常に魅力的な存在になります。


Nikon Z 50
(2000万画素)

EOS M6 II
(3200万画素)

α6400
(2400万画素)

X-T3
(2600万画素)

特に動画性能においては、フルフレーム(クロップ無し)の4K30PとFHD120Pに対応し、フルサイズ換算で24-75mmの小型沈胴レンズもあるのですから、V-Log機としての資格十分です。

またV-Log機として考えれば、ファインダー無しでも全く問題ありませんし、Z 50は他社より大きな3.2型の背面モニターを備えているのも大きなアドバンテージと言えますし、小型軽量になる分ジンバルにも乗せやすくなります。


ファインダーレス機であるEOS M6 IIのVlogキャンペーン

おまけに競合機の最大常用ISO感度は25600~32000であるのに対して、Z 50のそれは51200の高感度ですので、暗闇においても大きなアドバンテージがあります。


Niko Z50のISO感度は小サイズ機でトップクラス

そしてトドメは、あのデザイ上の評判があまり芳しくない(ハッキリ言えばデザインの悪い)ファインダーの突出が無くなる事で、外観もかなりスッキリしたものになります。


Nikon Z 30 + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

となれば、出た途端にZ 50より売れるのは間違いありません。

にも関わらず、Z 50(2019/11発売)の発売から既に2年以上も経過しながら、なぜ一向に姿を表さないのでしょうか?

心配なのは、ニコンの商品企画がまたもや変な事を考えていないかという事です。

よもや4K60Pが必要とか、(ソニーのα6000シリーズの様に)上面フラットの形状でファインダーを内蔵にしなければいけないとか、ストロボ内蔵が必須だとか、ボディー内手振れ補正が必要だとか、レンズの種類が揃わないとダメとか言っているのではないでしょうか。

そんな訳で、勝手にニコンファンの代弁者になったつもりで言わせて頂きます。

Z 50からファインダー(&内蔵ストロボ)を削除したZ 30を、とっとと出せ!!


EOS R3のデザイン
2021/04/18(日)

またまたEOS R3のネタで恐縮ですが、このデザインはかなり秀逸ではないでしょうか。


EOS R3(2021年発売予定)

特にペンタ部のデザインは絶妙です。

比べるのは申し訳ないのですが、フィルム時代のEOS-3と比べると、その差は歴然です。


フィルム一眼レフのEOS-3(1998年発売)

ただしペンタ部の両脇にある継ぎ目は、何とかならなかったのでしょうか。

全体の完成度か高いだけに、この2本の線が異常に目立ってしまいます。

ちなみにEOS R5の金属筐体を見ると、下の様にペンタ部の前部が開口していてアクセサリーシューの部分は頑丈そうなフレームで構成されています。


恐らくこの開口部に(金属で電波が遮蔽されない様に)無線LANとBluetoothのアンテナが入っており、その上に(電波を通す)キヤノンのロゴの付いたモールドのカバーを被(かぶ)せているのでしょう。

金属とモールドの組み合わせで、これだけ一体感があれば良しとするべきでしょうか。

それにしても、(話は飛びますが)アクセサリーシュー部の頑丈さは見事です。

これなら大型のクリップオンストロボや動画用のハンドルを付けても大丈夫そうです。

そんな事を思っていたら、またソニーファンの方には怒られそうですが、ソニーの純正ストロボのアクセサリーシューへの挿入部がモールド製なのを思い出してしまいました。


アクセサリーシューの挿入部がモールドのソニー製ストロボ

いまどき中華製の安いストロボでさえ金属製なのに、何が楽しくて差し込みが渋くて強度のないモールド製を使うのでしょうか。

おまけにソニー製ストロボのロックは珍しいレバー式なのですが、完全にロックされてなくてもレバーがロック位置にセットできるため、差し込みが不十分で2度も落下させて(破損させて)しまった事があります。(詳細はこちら

実際ネットで検索して頂ければ、いくらでも似た様な事例が見つかります。

誰がどうみても構造上の欠陥なので、当然ソニーにクレームを付けたものの、いつもの通りけんもほろろの対応でした。

そんな事が何度か続いたため、もう二度とソニーは買わないと決めたのですが、たまに購入するから困ったものです。


EOS R5のRAW動画からRAWファイルは切り出せない
2021/04/18(日)

大変申し訳ございません。

またまた誤記をやらかしてしまいました。

先日、EOS R5で撮った8K30PのRAW動画を、キヤノンの無償画像編集ソフトであるDPP(Digital Photo Professional)を使えば静止画のRAWファイルとして切り出す事ができるとお伝えしたのですが、読者の方よりできないとのご指摘を頂きました。

調べてみた所、DPPの最新版であるV4.12.0からEOS-1D X Mrk IIIのRAW動画(1600万画素)から静止画のRAWファイルの切り出しが可能なったのですが、EOS R5のRAW動画(3500万画素)には対応していない様です。

ただしJPEGもしくはHEIFでの切り出しは可能ですので、取り敢えず3500万画素で秒速30コマの静止画撮影は可能です。

なお、もしかしたら今後DPPのバージョンアップでEOS R5のRAW動画から静止画RAWファイルの切り出しにも対応するかもしれませんが、実際に秒速30コマで静止画の撮れるEOS R3が出るとなったら、その可能性は低いかもしれません。


画素数は不明ながら秒速30コマの静止画が撮れるEOS R3

そこでふと、頭をよぎった事があります。

EOS R5の静止画性能は4500万画素の秒速20コマで、その動画性能は8K30Pです。

EOS R3がもし6000万画素以上で秒速30コマを達成したとすると、R5に対して2倍のデータ処理速度になりますので、もしかしたら8K60Pの動画が撮れるのではないでしょうか。

さすがにそんな事はないだろうと思いながらも、もしかしたらと思ってしまいます。


AFの基本は中央1点
2021/04/17(土)

AFロックの使い方がクリアになった所で、AFエリアの話をしたいと思います。

皆様は通常AFエリアはどれをお使いでしょうか。

下はソニー機(α6000)のAFエリアに関する説明の抜粋なのですが、最近のミラーレス一眼でしたらどれも似た様なものでしょう。


ただし、これらのどれをどんな用途に使えば良いのかは、上の説明では今一つ良く分かりません。

そんな訳で、幣サイトが独断でお勧めの用途についてご説明したいと思います。

もし興味がありましたらこちらへ。




表面照射型撮像素子の逆襲
2021/04/17(土)

以前、表面照射型撮像素子の逆襲なる記事を書いたのですが、文章だけで分かり難かった個所に,
下の2枚の図を追加しました。


裏面照射型撮像素子の受光素子の上には不要なシリコン基板が1枚残っている



裏面照射型撮像素子には材質の異なる境界面が二つある

もし興味がありましたらこちらへ。




AFロックによるピント誤差はどれくらいか
2021/04/17(土)

先日、昔ながらの中央測距点を使ってピントを合わせ、それからAFロックして構図を変えて撮影しても、測距精度に大した差ではないとお伝えしました。

ですが少々心配になり、本当にそう言えるのかどうか調べてみました。

どんな結果になったか、もし興味がありましたらこちらへ。





視線入力は使えるのか?
2021/04/14(水)

キヤノンのEOS R3の登場によって、数十年ぶりに返り咲いたキヤノンの視線入力です。


視線入力を搭載したフィルム一眼レフのEOS-3(1998年発売)

恐らく視線入力と聞いただけで、ご存知ない方はどんなに画期的なものだろと思われる事でしょう。

ですが、果たしてそんなに画期的なものなのでしょうか。

実は20年以上も前の話になりますが、実際に視線入力を搭載したEOS-3を使った経験からお話させて頂きますと、それほどではありませんでした。

簡単に視線入力の操作方法を説明しますと、先ずファインダー内に順番に点灯する測距点を見ながら視線入力のキャリブレーションを行ないます。


EOS-3の視線入力のキャリブレーション用測距点

これはちょうど、タッチパネルの押し位置の調整の様なものです。

それが済んだら、あとはファインダーを覗いて被写体のある位置の測距点を見ながらシャッターボタンを半押しすれば、被写体にピントが合うという訳です。


EOS-3のAFエリアと測距点

一眼レフの測距点はご覧の様に中央部分に集まっていますので、当然ながら視線入力できるエリアは限られていました。

この点はミラーレス一眼ですとほぼ全域が測距可能ですので、そう意味では使い易くなると言えます。

また20年以上も経てば、視線の検知能力も大幅にアップする事でしょう。

ですが、本質的な問題はそこではないのです。

視線入力を使う場合、以下の3工程が必要になるのです。

①ファインダーを覗いて構図を決める。

②次に被写体に視線を移して(凝視して)、シャッターボタンを半押しする。

③視線を元に戻して、再度全体の構図を確認してからシャッターボタンを全押しする。

この場合、②でシャッターボタン全押しもできるのですが、恐らく何方も③の工程に間違いなく進むと思います。

ところが昔ながらの中央1点AFの場合、以下の2工程で済むのです。

①ファインダーを覗いて被写体を中央の測距点に合わせて、シャッターボタンを半押しする。

②構図を決めてシャッターボタンを全押しする。

中央1点AFの場合、カメラを振るので測距精度に誤差が出るという方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなの大した誤差ではありません。

小学生の身長測定に緯度と経度、それに月の位置も考慮しなければいけないと言っている様なものです。

そんな訳で、折角鳴り物入りで登場した視線入力を殆ど使う事もなく、他に惹かれる所も無く、更にペンタ部の形状も気にいらなかったので、EOS-3は早々に手放してしまいました。

とは言え、測距点を頻繁に移動される方ならもしかしたら便利になるかもしれませんが、測距点を移動させる度に、視線を移動してある一点を凝視するのも結構シンドイ事だというのも付け加えておきます。

いずれにしろ人物撮影であれば、構図を決めてシャッターボタンを全押しするだけの1工程で済む瞳AFが、一番優れているのは間違いありません。


EOS R3開発発表
2021/04/14(水)

キヤノンからEOS R3の開発発表が行なわれました。


開発発表されたEOS R3

開示された内容は以下の通りです。

新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサー搭載
映像エンジンは、DIGIC X
電子シャッター(AF/AE追従)で最高約30コマ/秒達成
電子シャッターによる像の歪みを大幅に抑制
室内や夜景など暗いシーンでもノイズを抑えた動体撮影を実現
デュアルピクセル CMOS AFにより、高速・高精度・広範囲なAFを提供
ディープラーニングにより、人物の頭部・瞳の検出機能の向上と新たに胴体の検出を実現
新たに検出が可能となる被写体の追加に向けた開発も進行中
視線入力機能を搭載

これをご覧の通り、肝心要(かんじんかなめ)の画素数は一切謳われていません。

これで動画性能やISO感度が公表されていれば、それから凡その画素数は推測できるのですが、それすら謳われていません。

果たして4000万画素以上の高画素機なのでしょうか、それとも2000万画素程度の低画素機なのでしょうか?

この中で辛うじて役立つヒントは、キヤノン初の裏面照射型のCMOSセンサーの採用です。


ソニーの裏面照射型撮像素子の説明図

ご存知の通り、裏面照射型撮像素子のメリットは、1画素の面積が小さな高画素機でしか味わえません。

実際、表面照射型撮像素子のEOS R6は2000万画素ながら最大常用ISO感度は102400と、ソニーの裏面照射型1200万画素のα7S IIIと同じなのですから。

となるとEOS R3は、恐らくEOS R5の4500万画素以上の高画素機という事になります。

ちなみにソニーのα1は、5000万画素で秒速30コマ、電子シャッターのスキャン速度は1/200秒です。


SONY α1
5000万画素
30コマ/秒
1/200秒
8K30P

EOS R5
4500万画素
20コマ/秒
1/60秒
8K30P

となると、EOS R3がこの画素数とスキャン速度を超えるかどうか、そして動画性能が8K30Pの時間制限無しになるかどうかが見所と言えます。

今のキヤノンの勢いからすれば、どうみてもα1を凌ぐのは間違いないでしょう。


EOS R-1の基本スペック
2021/04/14(水)

いきなりEOS R3の噂が飛び出した事に伴い、以前このコーナーで取り上げた話をまとめて、EOS R-1の基本スペックなる記事を書いてみました。


EOS R-1はグローバルシャッターを搭載するのか?

もし興味がありましたら、こちらへ。




FUJIFILM X-H2の画素数
2021/04/13(火)

今日はEOS R3の話で腹一杯なのですが、またまた興味深い話が飛び込んできました。

何と富士フィルムのX-H2が、8K動画を搭載するというではありませんか。


XシリーズのフラッグシップモデルX-H1(2018/3発売)

それだけならまだしも、EOS R5と同様に17:9のDCI規格の8Kにも対応するそうです。

そんな事有り得るのでしょうか?

何しろDCI規格の8Kに対応するためには、縦横比3:2のAPS-Cサイズの場合、最低でも4500万画素が必要なのです。


DCI規格の8K(3500万画素)に対応するには4500万画素必要

そしてAPS-Cサイズで4500万画素という事は、フルサイズ換算で2.35倍の10600万画素(1億600万画素)の超高解像度機になるのです。

キヤノンのAPS-Cサイズ機であるEOS 90D等が2610万画素(フルサイズ換算で9000万画素)で唖然としていたのですが、とうとう1億画素超えです。

そこまでするか、と言った感じですが、ここまで来たらやるのでしょう。


EOS R3とは一体何者?
2021/04/13(火)

EOS R3とは一体何者なのでしょう?

本日飛び込んできた情報によれば、近々にキヤノンがEOS R3の開発発表をするそうです。


軒下デジカメ情報局にアップされたEOS R3の画像

ガセネタの可能性もあるのですが、それらしい画像まで添付されると、まさかと思いながらも(予想好きな幣サイトとしては)どんなカメラか想像しないではいられません。

とは言え、今の所開発コンセプトが100%不明なので、取り敢えず思い付く事を書いていけば何か見えてくるかもしれません。

①今後縦位置グリップ一体型のEOS R-1が出てくる事を考えると、いくら何でも同じ縦位置グリップ一体型のカメラが2台も出て来るとは考え難い。


グローバルシャッターを搭載するかもしれないEOS R-1

②縦位置グリップ一体型の一眼レフであるEOS 1DX Mark IIIは昨年発売されたばかりであり、そのパイを喰う様なEOS R-1が近々に発売されるのも少々考え難い。


4年毎に発売されるEOS-1DXシリーズ

③となるとEOS R-1が出るまでの繋ぎとして、一時的に縦位置グリップ一体型のカメラを発売する事もあるかもしれないが、それに由緒ある”3”の型番は使わないだろう。

④現在のEOS Rシステムの商品構成を考えれば、EOS R3は高画素機である可能性が高いが、何も縦位置グリップ一体型にする必要はない。

⑤いくらキヤノンと言えども、新しい作像系(撮像素子と作像エンジン)を次々に開発するのは不可能なので、EOS R3はいずれかの現行カメラの作像系を流用するかもしれない。

⑥現在のミラーレスカメラが重要視されるのは、静止画性能と動画性能である。

⑦縦位置グリップ一体型になると、当然大型化するものの、堅牢性、電池の持ち、放熱性が大幅に向上する。

とここまで書いて、ハタと思い至った事があります。

もしかしたらEOS R3は、EOS R5をベースにした動画性能向上機ではないでしょうか。

これであれば、電池や昇温を気にせずに、8K30Pや4K120Pの連続撮影が可能です。

また筐体が大きいのに伴って、マイク端子やHDMI端子に信頼性の高いコネクターを使う事も可能です。

実際初期には、EOS-1DXの筐体を利用した業務用のシネマEOSもあったほどです。


シネマEOS-1DC(4Kとスーパー35mm動画に対応)

本来これらの分野は、シネマEOSに委ねると思っていたのですが、もしかしたらコンシューマー分野でもキヤノンは動画機の攻勢を強める魂胆ではないでしょうか。

もしそうだとすると、EOS R3はシネマEOS-1DCの子孫に当たるのかもしれません。

またEOS R3の本体デザインを流用すれば、EOS R-1の開発費用や型代を抑える事もできます。

ではEOS R-1はどうなるかと言えば、以前噂されました8500万画素のときは秒速20コマ、2100万画素のときは秒速40コマの、デュアル速度/デュアル解像度マシンです。(詳細はこちら

果たしてこの予想は当たるのでしょうか?


APS-Cサイズ用のTS-Eレンズ
2021/04/12(月)

本日チルト式レンズの話をさせて頂いたのですが、またまたその続きです。

このチルト式レンズは操作が面倒な事もあるのですが、ハードルを高くしている最大の要因はその価格でしょう。


TS-E17mm
F4L

TS-E24mm
F3.5L II

TS-E50mm
F2.8Lマクロ

TS-E90mm
F2.8Lマクロ

TS-E135mm
F4L マクロ

例えば、チルト式レンズのTS-E90mm F2.8Lマクロが30万円近辺なのに対して、それに近いキヤノンのEF100mm F2.8L マクロ IS USMでしたら10万円前後で購入できます。


EF100mm F2.8L マクロ IS USM

ではなぜこんなにチルト式レンズが高いかと言えば、当然ながら機構が複雑なのと、チルトやシフトを行なうために大きなイメージサークルを有しているからです。

早い話が、フルサイズ用のレンズでありながら、実は中判用レンズに匹敵する光学性能を有しているのです。


中判カメラの23mmF4レンズ

だったら、このレンズに変換アダプターを付けて、中判カメラに使えると思った方は鋭いです。

そして、この性質を利用してもう一つ思い付く事があります。

それはこのチルト式レンズを、APS-Cサイズ用にしてしまう事です。

そうすれば、チルトしていない時はフルサイズ用として使え、チルトするときはAPS-Cサイズにクロップして使う事で無駄がなくなります。

おまけに小型軽量で安くなります。

更に僅かなチルトやシフト量であれば、クロップ無しで撮り、後で使える範囲をトリミングするという非常に合理的な使い方もできます。

全てのチルト式レンズをAPS-Cサイズ用にしろとは言わないまでも、1本くらいそんなレンズがあっても良いのではないでしょうか。


α9 IIはEOS R5より高かった
2021/04/12(月)

下の記事を書いていて、ソニーのα9 IIの価格は何とEOS R5より高かったというのを、今頃になって気付きました。


EOS R5

α9 II

ご存知の様にα9 IIは、4K60Pの動画が撮れて、最大5.5段分の手振れ補正を搭載し、2400万画素で秒速20コマの連写が可能です。

一方EOS R5は、8K30P4K120Pの動画が撮れて、最大8段分の手振れ補正を搭載し、4500万画素秒速20コマの連写が可能です。

となると、誰がどう考えてもEOS R5の方が格上でしょう。

にも関わらず、α9 IIの方が高いとはこれ如何に?

また性能が下で値段が高ければ当然売れないので、価格は下がるのが市場原理なのですが、未だに7万円もの差があるという事は、依然α9 IIを購入される方がいらっしゃるという事です。

ではその理由は何でしょうか?

考えられる事はただ一つです。

やはりレンズの豊富さなのでしょう。

そんな訳で、キヤノンはRFレンズで手薄の広角系を一刻も早く揃える必要があります。(詳細はこちら

また目立たないのですが、ソニーの様にフルサイズ機で小型で廉価なAPS-Cサイズ用のレンズが使えるのは何かと便利です。

特に滅多に使わない超広角や望遠レンズ、それにマクロレンズでしたら画素数が少なくなるものAPS-Cサイズ用で十分事足ります。

このため、RFマウントのAPS-Cサイズ用レンズも早く出して貰いたいものです。


3500万画素×秒速30コマで撮れるフルサイズ機とは
2021/04/12(月)

驚きました。

何とヨドバシでの3月下期のデジタル一眼カメラ販売ランキングにおいて、SONY α1がEOS R5を抜いてトップになったとの事です。


α1

EOS R5

ただしこの集計は、3月フルではなくその下期(3月16日~3月31日)のみで、まさに3月19日に発売したSONY α1のための提灯記事とも取れない事もないのですが、それでもEOS R5を抜いたのは大したものです。

ご存知の様にSONY  α1の最大の魅力は、5000万画素で秒速30コマの写真が撮れる事です。

何しろ下にあります様に、従来より5000万画素以上の高画素機も、秒速30コマ以上の高速機も市場に存在していたものの、両方を兼ね備えた機種はありませんでした。


α7R IV
6100万画素
10コマ/秒

OM-D E-M1X
2000万画素
60コマ/秒

EOS R5
4500万画素
20コマ/秒

α9 II
2400万画素
20コマ/秒

となると、一体どんな方がこれを購入されたのでしょうか?

トリミングが必要で、且つ動きが早い被写体となると野鳥撮影くらいしか思い付きませんが、そんなに金持ちの野鳥マニアの方が多数いらっしゃるのでしょうか?

それとも視聴回数目当てのYouTuberが、開封動画撮影のために購入されたのでしょうか?

それはともかく、ご存知でしょうか。

殆ど知られていませんが、実は3500万画素ながら秒速30コマで撮れるα1より安いフルサイズ機が存在している事を。

それもRAWファイルでの撮影が可能なのです。

それは何か?

既にお気付きとは思いますが、それはEOS R5です。


α1
5000万画素
30コマ/秒

EOS R5
3500万画素
30コマ/秒

本機で8K30Pの動画をRAWファイルで撮れば、後でキヤノンの無償画像編集ソフトであるDPP(Digital Photo Professional)を使って、静止画のRAWファイルとして切り出す事ができるのです。

PCを使うので一手間必要ですが、常々PCでRAWファイルを現像されている方ならば、大した手間ではないでしょう。

これを知ってα1の購入意欲がどれだけ変わるか不明ですが、恐らくこの事を知っているα1購入者は皆無ではないでしょうか。

それ以前に、もしかしたらEOS R5購入者もご存知ないかもしれません。


距離の異なる二人にピントを合わせるにはどうするか
2021/04/11(日)

先日全瞳合焦モードなる話をさせて頂いたのですが、またもやそれに関連する話です。

例えば下の人物写真の様に、カメラから二人の距離が微妙に異なる場合、どうやったら二人にピントを合わせて撮れるのでしょうか?


二人の距離が異なる場合どうやって撮るか

当然ながら絞りを絞って被写界深度を深くすれば良いのですが、それ以外にもう一つ別の方法があるのです。

答えは、チルト式レンズを使う方法です。


キヤノンのTS-Eレンズ

当然ながら通常のレンズですと、レンズ面に平行な面にしかピントが合いません。



ところがチルト式レンズですと、レンズを以下の様に傾ける事によって、奥行のある面にピントを合わせる事ができるのです。



とは言え、こんな面倒な事を被写体の位置が変わる度にやってられないので、人物撮影には全く以って不向きです。


各社のフルサイズミラーレスカメラ用レンズ一覧
2021/04/11(日)

ニコン、キヤノン、パナソニックがフルサイズのミラーレス機市場に参入して2年ほど経過しました。

となると5年も先行するソニーに対して、レンズの種類がどれだけ追い付いてきたか知りたくなってきます。

そんな訳で、現時点におけるミラーレス用のレンズの種類を調べてみました。

もし興味がありましたら、こちらへ。




全瞳合焦モード
2021/04/10(土)

人間誰しも、一度楽を覚えてしまうと二度と元には戻れません。

それだけならまだしも、もっと楽をしたいと思うのですから、困ったものです。

そんな訳で言わせて頂きますと、複数の人物のピント合わせは何とかならないものでしょうか。


合焦する瞳を選択できる今どきの瞳AF

今どきのカメラであれば複数の人物撮影であっても、どの顔の瞳にピントを合わせるか選択できる様になっています。

ですが、これにどれ程の意味があるのでしょうか。

何故ならば、複数の人物撮影の場合、余程の理由がない限り全員にピントを合わせたいからです。

これでは手前の人物の瞳にピントを合わせたら、奥の人物はボケてしまう可能性があります。

このためできる事なら、最短の瞳(もしくは顔)と最奥の瞳(もしくは顔)の距離を測定して、その中間にピントを合わせる全瞳合焦モードを用意して貰いたいのです。

そうすれば、背景をボカした浅めの被写界深度であっても、全員にピントが合う可能性が高くなります。

また更に我儘を言わせて頂けるのであれば、万一被写界深度が浅くて全員にピントが合わなければ、全員が被写界深度内に入る最も明るい絞り値にする自動被写界深度シフトモードも用意して貰えればもう言う事はありません。

と言いながら、もしこれが実現してもまた新たな我儘を言うのでしょう。


EOS Raの魅力
2021/04/09(金)

本日、赤外フィルムで風景を撮ると、空が暗くなり樹木が明るく写るという話をさせて頂きました。

では人物を撮るとどうなるでしょうか。

すると以下の様に、肌は見た目以上に明るくなるのです。


赤外フィルムで撮ると人物の肌は明るくなる

生憎このメカニズムは不明ですが、少なくとも人の肌は見た目以上に赤外線を反射しているのは間違いなさそうです。

となると、これで普通のカラー写真を撮ってみたいと思われませんでしょうか。

そこで登場するのが、先日値落ちしないカメラとしてご紹介しました天体撮影用のEOS Raです。


この場合、赤外線フィルムの様に強烈な効果はありませんが、日常光で撮れば赤外写真の様に空が暗くなり樹木や肌が若干明るくなるという傾向はあります。

ただし若干赤みを帯びます。

そんな訳で、EOS Raを使えば、もしかしたら他人とは一味違う人物写真を撮れるかもしれないと思っているのですが、実際に検証するのはどうみても無理です。


赤外写真では、何故空が暗く樹木が明るく写るのか
2021/04/09(金)

皆様は赤外写真をご存知でしょうか?

カメラがデジタルに変わってから見掛ける事は少なくなりましたが、フィルムカメラ時代は赤外フィルムなる商品があって、それに赤色のフィルターを付けて撮ると下の様に不思議な写真が撮れました。


赤外写真

特徴的なのは、空が暗くなり、樹木が明るく写る事です。

と、ここまでは見たままの話しなのですが、ではなぜそうなるのかこれからでじっくりご説明したいと思います。

今どき子供でも綺麗な写真が撮れるのですが、せめて何故空や海が青く見える(写る)かくらい、知っておいて損はないでしょう。

もし興味がありましたら、こちらへ。




値落ちしないカメラ
2021/04/07(水)

いやはや、大したものです。

普通どんな製品でも発売から暫く経てば徐々に値段は下がっていくものなのですが、下のグラフにあります様にEOS R5には全くその傾向が見られません。


価格ドットコムにあるEOS R5の価格推移グラフ

更にEOS R6に至っては、下のグラフにあります様にむしろ値段が上がっていた事もあったほどです。


価格ドットコムにあるEOS R6の価格推移グラフ

これは人気の高さと共に、やはり品不足の影響があったのは間違いないでしょう。

 

ところが、品不足でも無いにも関わらず、1年以上も全く値落ちしないカメラがキヤノンにもう1台存在するのです。

それが何か?

いつか手に入れられたらお知らせしたいと思いますが、どうみても(高いので)無理そうです。

そんな訳でヒントをお伝えしますと、以下がその価格推移グラフになります。


1年以上経っても価格が安定している某カメラ

これで凡そ察しがつきますでしょうか。

と、散々勿体ぶってしまいましたが、答えはEOS Raです。


EOS Raと聞けば、赤外カットフィルターの効果を抑えた天体撮影専用の特殊なカメラだと思われるでしょうが、実はそうでもないのです。


一番上のガラスがここで言う所の赤外カットフィルター

そんな訳で、この話はもう少し続きます。


一眼レフのEOS Kissシリーズはどうなる
2021/04/06(火)

一眼レフのEOS Kissシリーズは今後どうなるのでしょう。

2003年9月に発売された初代EOS Kissデジタル以降、低価格を武器にデジタル一眼レフ市場を席巻してきたのですが、ミラーレス一眼の予想以上の急速な普及に伴いこれらもディスコンになるのでしょうか。

ちなみにキヤノンにおけるAPS-Cサイズ一眼レフの商品体系は、以下の様になっています。

モデル 機種 ポジション
1桁モデル EOS 7D II
EOS 7D
フラッグシップ
2桁モデル EOS 90D
EOS 80D
EOS 70D
ハイアマチュアモデル
4桁モデル EOS 9000D
EOS 8000D
プレミアムエントリーモデル
Kissシリーズ X10i、X9i
X8i、X7i、X6i
現在のKissの本流
バリアングルモニター搭載
X10、X9、
X7、X5、X4、X3等
以前はKissの本流だったが
X7以降は小型軽量を目指した普及機
X90、X80、
X70、X50
機能を削った廉価版

この中でフラッグシップのEOS 7Dは、実質的にハイアマチュアモデルのEOS 90Dに統合されてしまいました。

また下の現行機種一覧にあります様に、プレミアムエントリーモデルであるEOS 9000Dも在庫僅少と既にディスコン扱いになっています。



またEF-Sレンズも徐々に在庫僅少が増えています。

となると、EOS Kissシリーズを含めた全てのAPS-Cサイズ一眼レフモデルにおいて、今後直接の後継機は出ないと思った方が良さそうな感じです。

となると、EOS KissシリーズはEF-MマウントのミラーレスとなるEOS Kiss Mシリーズに移行できるとしても、上位機種はどうなるのでしょう。

誰がどう考えても、RFマウントのAPS-Cサイズのミラーレス機でしょう。


PENTAX K-3 Mark III
2021/04/03(土)

PENTAX K-3 Mark IIIが、ついにベールを脱ぎました。


ペンタックスにおけるAPS-Cサイズのフラッグシップ機となるPENTAX K-3 Mark III

猫も杓子もミラーレス機の時代ですので、一眼レフに興味を持たれる方は少ないかもしれませんが、もしかしたら史上最後の一眼レフになる可能性がありますので、どれほどの性能か他社機と比べておきたいと思います。

項目\機種 EOS 90D
(2019/10)
PENTAX K-3 Mark III
(2021/4)
Nikon D500
(2016/4)
画素数 3250万画素 2573万画素 2088万画素
ISO感度
(拡張)
100-25600
(51,200)
100-1600,000 100-51,200
(1640,000)
シャッタースピード
(シンクロ)
1/8000-30, B
(1/250)
1/8000-30, B,T
(1/200)
1/8000-30, B,T
(1/250)
AF
(ライブビュー)
オールクロス45点
EV-3
(デュアルピクセルCMOS AF)
101点
内クロス25点
EV-4
(コントラストAF)
153点
内クロス99点

EV-4
(コントラストAF)
連写 11コマ/秒 12コマ/秒 10コマ/秒
ボディー内手振れ補正 N/A 5.5段 N/A
ファインダー 100%
0.95倍
22mm
100%
1.05倍
20mm
100%
1倍
16mm
モニター 3型
104万dot
バリアングル
タッチ
3.2型
162万dot
固定
タッチ
3.2型
236万dot

チルト
タッチ
動画 4K30P
FHD120P
4K30P
FHD60P
4K30P
FHD60P
無線LAN 802.11b/g/n 802.11b/g/n 802.11b/g
防塵防滴 対応 対応 対応
メモリーカード SDカード SDカード×2 XQDカード
SDカード
質量 701g 820g 860g
価格 16.5万円 28万円 16万円
太字は優れている性能を示す

そう思って作ったのが上の表なのですが、本機が明らかに他社機より優れているのは、ISO感度、連写性能、ボディー内手振れ補正、ファインダーと言った所でしょうか。

ご存知の様にライバルとなるEOS 90DもNikon D500もそれほど新しいモデルではないのですが、最新のPENTAX K-3 Mark IIIと比べても大差ない所を見ると、むしろ両機の実力の高さに驚かされます。

話が逸れてしまいましたが、本機に関する記事を読むと、ファインダーを一から見直したとありますので、ペンタックスとしては一眼レフを残すためにその見え方の部分に徹底的にこだわって開発した事が窺えます。

背面モニターを固定式にしたのは、どうしてもファインダーを覗いて撮ってほしいからなのでしょう。

売れてくれれば良いのですが。

ソフトボックスの理想の光源とは
2021/04/03(土)

スタジオ撮影の経験のある方でしたら、何方もソフトボックスを使われた事がおありでしょう。


以前は高くて個人ではとても手が出なかったのですが、今では安い中国製が出回って敷居がかなり低くなってきました。

それではここで問題です。

このソフトボックスにおいて、理想の光源は以下のフラット面電球型のどちらでしょうか。


ソフトボックスにおいて理想の光源はフラット面と電球型のどちらか?

もし興味がありましたら、こちらへ。




アンブレラの正しい使い方
2021/04/03(土)

ネットで照明用アンブレラの安い物はないかと探していたら、以下の様な画像を見つけました。


わざわざ”商品画像はイメージです”と謳われているので、使い方を示す画像ではないのですが、これの何処が問題か分かりますでしょうか?

答えは、ストロボの発光面とアンブレラの布面が近接し過ぎている事です。

これですと、ストロボの光はせいぜいアンブレラの布面の直径30cmほどしか照らさないでしょう。

となると、直径30mのアンブレラを使っているのと同じになってします。

もしアンブレラを使うのでしたら、アンブレラの布面全部が光る様にストロボの発光面をもっと後に下げなければなりません。


ドーム型ディフューザは屋外で効果があるのか?
2021/04/03(土)

先程Profoto A1のご紹介をさせて頂いたのですが、次は本器に装着するドーム型ディフューザに関する質問です。


Profoto A1に装着されたドーム型ディフューザ

よくProfoto A1の紹介記事において、プロ写真家が本器にドーム型ディフューザを装着して屋外で撮影する姿が紹介されているのですが、果たしてその効果はあるのでしょうか。


ドーム型ディフューザを装着した屋外での撮影風景

選択肢は、効果有り/無しの二つです。

もし興味がありましたら、こちらへ。




ストロボの発光面は円形と四角のどちらが良いのか?
2021/04/03(土)

プロご用達のクリップオンストロボ、Profoto A1をご存知でしょうか。

   

ご存知の通りProfotoは、スウェーデンにあるプロ用スタジオストロボのトップメーカーで、Profoto A1はそのノウハウをつぎ込んだモデルと言えます。

スウェーデンといえば、Hasselblad、VOLVO、IKEA、H&Mと特徴的な有名企業が多いのですが、この理由は何なのでしょうか?

それはともかく、Profoto A1の最もユニークな点は、クリップオンストロボながら発光面が円形な事でしょう。

では、そこで問題です。

ストロボの発光面は円形と四角のどちらがより優れているのでしょうか?

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EOS R6のバージョンアップ
2021/04/03(土)

最近カメラのバージョンアップが日常化してきました。

新機能が追加されるだけなら文句を言う筋合いは全く無いのですが、不具合修正のために面倒なバージョンアップを無償でやらされるのはどうにも納得がいきません。

なにしろユーザーに不具合で迷惑を掛けて、さらにその修正のためにユーザーの貴重な時間と労力を使わせるのですから、菓子折りの一つでも持参しろとは言わないまでも、(例え新機能追加と抱き合わせであっても)ユーザーにお詫びの一言ぐらい添えるべきでしょう。

ところが下にあります様に、先日リリースされましたEOS R6のバージョンアップにおいては、その様な記述は一切ありません。


お詫びの言葉が一切添えられていないキヤノンのバージョンアップに関するアナウンス

これは何もキヤノンに限った事ではないのですが、まるで不具合を直したのだから後はユーザーが対応するのは当然の事だという様な不遜な態度は改めるべきでしょう。

なお一部のメーカーは、不具合内容すら記載しないでバージョンアップをアナウンスしている事を考えれば、まだキヤノンの方が多少良心的と言えるかもしれません。

ところで、上記のアナウンスを見ると、”対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります”、とあります。

AF時に常にMFできるとなると、MF後にシャッターボタンを押すと、またAFが働いて折角マニュアルでピント調整したのがご破算になるのでしょうか?

何はともあれ早速バージョンアップしてみようと思ったら、対応しているレンズは現状RF 70-200mmとRF100-500mmの2本だけとの事です。

だったらそのレンズを持っていなければ何の意味もありません。

さらにガッカリしたのは、EOS R5のバージンアップでは、カメラの設定をメモリーカードに保存できる様になったのですが、何故かEOS R6にはその機能は追加されませんでした。

またファインダーの表示がおかしくなるのは何度か経験したものの、大した問題ではありませんし、ましてや高速連写も殆ど使いません。

そんな訳で、今回のバージョンアップは面倒だから止める事にしました。

低画素と高画素の写真をモニターに映したらどうなるのか
2021/04/02(金)

昨日、EOS R5とEOS R6の話をさせて頂いたのですが、ついでにこの話もさせて下さい。

高画素の写真と低画素の写真をモニターに映したらどうなるでしょう。

例えば、FHDモニター(200万画素)に同じカメラで撮った2400万画素と1000万画素の写真を映し出したらどうなるでしょう。

これは是非実際に見比べて頂きたいのですが、何の差も感じません。

この理由は、2400万画素の写真も1000万画素の写真も、200万画素のモニターに映すために、不要な画素はどんどん間引かれるだけだからです。

では全く差が無いかと言えば、そうでもないのです。

むしろ理論上は、高画素の方が劣化すると言えるのです。

ではその実例を、以下にお見せしたいと思います。


縮小なし(間引きなし)


90%に縮小した(間引いた)画像

上は写真と文字のある画像を、単純に90%に縮小した(間引いた)画像です。

具体的には横方向に10個並んでいる画素から1画素、縦方向に10個並んでいる画素から1画素を等間隔でどんどん消し去ったと思って頂ければと思います。

これを見て頂けます様に、写真にはギザギザ感が出て、文字に至っては一部が消えてしまっています。

実際にはこんなに単純な間引きは行なわないのですが、少なくとも間引きを行なうと(本来存在していた画素を消せば)画質が劣化する可能性がある事をご理解頂ければと思います。


EOS R5にするか、EOS R6にするか
2021/04/01(木)

読者の方よりお便りを頂きました。

それによると、EOS R5(4500万画素)にするかEOS R6(2000万画素)にするか、悩まれているとの事です。

 

幣サイトしては、低画素機のEOS R6をお勧めしたい所ですが、その方は野鳥撮影が趣味で写真をトリミングされる機会が多いという事です。

また出力機器は主に大画面のPCモニターとの事です。

このモニターが一般的なFHDモニター(200万画素)であれば、2000万画素あればいくらでもトリミングできます。

しかし、もし4Kモニター(800万画素)でしたら、3:2のフルサイズの写真を画素加算無し(劣化無し)で見るためには、どうしても1200万画素以上が必要になります。(詳細はこちら

ですので、面積比で60%(1200万画素÷2000万画素)以下までトリミングするかどうかが、R5にするかR6にするかの分かれ目になると言えます。

すなわち、もし面積比で60%以下までトリミングした画像を4Kモニターで劣化なく見たいのであれば、EOS R5が必要になります。

ただしFHDのモニターでしたら、EOS R6で十分です。

一方、もう一つ別の考え方もあります。

一般的に、人気のある高額な商品(機種)程リセールバリューは高くなります。

例えばEOS R5の購入価格が45万円でEOS R6が30万円だとして、数年間使用後のEOS R5の売却価格が20%ダウンの36万円(9万円ダウン)、EOS R6が30%ダウンの25万円(10万円ダウン)になったとすると、むしろその間の使用料はEOS R5の方が安いという事になります。

生憎数年後の売却価格は誰にも正確には分かりませんが、リセールバリューを考慮してどちらかを選ぶのも手かもしれません。


画質の良いプリンターとは
2021/04/01(木)

皆様は写真をプリントする場合、どんなプリンターをお使いでしょうか。

恐らく大多数の方は、インクジェットプリンターを何の疑問もなく使われている事でしょう。

なにしろ安いですし、10色顔料インクだのA3ノビ対応だの4800dpi×2400dpiだの聞くと、正に写真をプリントするならインクジェットプリンターしかないと思ってしまいます。

   

ですが、LBP(レーザービームプリンター)で写真をプリントされた事はありますでしょうか?

 

これが予想以上に綺麗なのです。

最新機種で比べた訳ではありませんが、インクジェットプリンターより綺麗に見えるのです。

おまけに一昔でしたら、カラーLBPと言えばA4対応でも数十万円、A3対応となると百万円以上はしていたのが、いつの間にか数万円で買えるではありませんか。

ではLBPが一番かと言えば、そうではありません。

幣サイトが一番写真が綺麗に見えると思うプリンターは、昇華型プリンターです。

  

プリンター本体を見ると玩具の様に見えますが、一度このドットの見えない滑らかな画像を見たら、度肝を抜かれると思います。


昇華型プリンターとインクジェットプリンターの違い

そんな訳でもし幣サイトを覗かれる方でプリントにもこだわる方がいらっしゃいましたら、是非出力機器にもこだわって頂ければと思う次第です。


リングライトの位置
2021/04/01(木)

先程LEDリングライトの話をさせて頂いたのですが、大事な事を書き漏らしていました。

下の写真の場合、リングライトがレンズの先端に装着されています。


R300 SEをブラケットを介してカメラに固定した所

これとは異なり、リングライトをレンズの根元に撮る付ける事も可能です。

ではどちらが良いのでしょうか?

レンズの操作性や重心の位置を無視するとしたら、断然レンズ先端に付けるべきです。

理由は二つあります。

先ず一点目は、光源が被写体から離れるほど光は固くなる(影がキツクなる)からです。

地球から1.5億km離れた太陽光(直射日光)の下で撮った写真を思い出して頂ければ、その事をすんなりご理解頂けると思います。

元々発光面の小さなストロボでは大した差はありませんが、面光源であるソフトボックスやアンブレラ、それにレフ板は(写り込みや光量ムラが無い限り)なるべく被写体に近づけた方が、光がソフトになるのです。

二点目は、リングライトをレンズの根元に装着すると、中心部の光がレンズに遮られて暗くなる恐れがあるからです。

そんな訳で、極力光を柔らかくしたい場合は、発光面を大きくして、且つ被写体に近づける事です。


動画撮影用LEDリングライト
2021/04/01(木)

新年度第一弾は、カメラに直接取り付けられる動画撮影用LEDリングライト(F&V R300 SE )のご紹介です。

  
動画撮影用LEDリングライト(F&VのR300 SE )

ご存知の様にLEDリングライトを使うと、下にあるカメラ上部に乗せるLEDビデオライトと違って被写体に(当該照明による)影が一切発生しません。

カメラ上部に乗せるLEDビデオライト

このためカメラの向きを変えても、余程の広角でなければ照明も一緒に動いていると気付かれ難くなります。

また発光面も比較的大きいので、光もその分柔らかくなります。

おまけに瞳に映るキャッチライトも円形になりますので、人物を撮るには理想的な発光面形状と言えます

ところが市販のLEDリングライトは、下にあります様にスタンドに取り付ける据え置き型が一般的で、これでは手持ち撮影には使えません。

一般的な据え置き型LEDリングライト

またカメラに直接取り付けできるタイプもいくつかあるのですが、どれもレンズ先端にフィルターネジを利用して取り付ける物ばかりです。

フィルターネジで固定するLEDリングライト

この場合、レンズの鏡筒やカメラのマウント部に少なからずストレスを与える事になります。

実は今回ご紹介するLEDリングライトR300 SEも、フィルターネジに固定するタイプなのですが、別売のブラケットを利用すれば、下にあります様にブラケットを介してカメラの三脚ネジに固定できるのです。


R300 SEをブラケットを介してカメラに固定した所

上の写真では、レンズでLEDリングライトを支えている様に見えますが、LEDリングライトの荷重は全てカメラ底部で支えられているのです。

なお上は取り付け状態を示すために三脚に固定していますが、三脚から外せばそのまま手持ち撮影が可能です。

おまけにLEDリングライトの内径は96mmもありますので、大口径レンズにも十分対応できます。


R300 SEの外形寸法

もし手持ちできる動画用のLEDリングライトを探している方がいらっしゃいましたら、断然お勧めです。

なお、これに白色のディフューザが付属しているともう言う事は無いのですが、必要な方は白紙等で自作しましょう。




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